筆者はチェコの南に位置するチェスケーブディヨヴィツェに7ヶ月間滞在していました。

この町で有名なBudvarビールは、アメリカのビールメーカーバドワイザーの名前のもとにもなったと、友人たちから何度か聞きました。チェコではとても有名な話だそうです。この町で感じたチェコのビール文化について紹介します。

チェコのビール文化

チェコは言わずと知れたビール大国です。国民あたりのビール消費量が24年連続で世界1位。

cafeやパブを朝に訪れてもビールを飲んでいる人を見かけます。そして夜はビールレストランが賑わうのです。大きなジョッキでみんな何杯もビールを楽しみます。

その注ぎ方も素晴らしく、泡がこんもり。注ぎ方にもビールに対する愛情を感じます。

注ぎ方を選べるお店もあり、牛乳ビールと呼ばれる泡を多く入れてビール注ぐ方法もあります。まるでカプチーノのような泡立ちです。小グラス一杯分のビールを大ジョッキに入れています。

チェスケーブディヨヴィツェのcafeでビールを飲む

筆者はチェスケーブディヨヴィツェにあるバレエカンパニーに所属していました。練習後にcafeやビールレストランを訪れることが1番の楽しみで、そのような場所に行くとチェコのビール文化を肌で感じることができました。バレエダンサー達も練習の終わりにビールをよく楽しんでいました。

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Budvarビールはすっきりとした印象で美しい女性のイメージです。綺麗なお水で作られたような優しい味。

チェスケーブディヨヴィツェ中心地の近くにSirokoといういい音楽とビール、美味しいコーヒーが楽しめるcafeがあります。多くのアーティストが集まるcafeだからかここにいると新しいアイデアが浮かぶような気がしていました。練習の終わりに訪れると同僚がいたり、写真家の友達がいたり・・・アートが生まれる雰囲気に包まれた場所です。
 

このcafeでは夜はライブ音楽を聴きながら、ビールを楽しむことができます。一体感を感じながらみんなでわいわい楽しめるとてもいい雰囲気の場所です。
 

チェコで印象的だったビールの紹介


Platan

マークがとても可愛らしい、南チェコのビール。可愛らしい美味しさ。


Regent

Trebonのビール。なんと1379年から続くビール。夏に青空の下でこのビールをいただきました。まるで麦茶のようにゴクゴクと飲めてしまう、素朴な美味しさのビール。


Pilsner Uruquell

有名なチェコビールの一つ。その味はとてもきりっとしていて、かっこいい男性をイメージさせる味わい。

ビールが生活に溶け込むチェコ

チェコではビールが生活に溶け込んでいます。

ビールに対する印象もよく、身体にいいものだと感じている人が多いと思います。それは、麦から作られたことを感じれる自然の味がしっかりとするビールが多いからではないでしょうか。

そして友達とビールを飲みながら語り合う、ビールを通じて仲良くなる、そんなビールを通しての人間関係の深まりがあります。

参考
[KIRIN] [Photos by Saki Goda]


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