ジブリ映画の紅の豚や魔女の宅急便のモデルにもなっているクロアチア、ドブロヴニク。

映画に出てくるオレンジ色の街並と青い海に囲まれた街を一度は見てみたい!と思ったことありませんか?「アドリア海の真珠」と言われる街並は映画の世界そのまま!

そこで今回は自称ジブリ狂のぼくが、ポルコやキキの気分になってドブロヴニクを歩いてみました。

 

旧市街の散歩へ出発!

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photo by Tambako the Jaguar

ドブロヴニクに到着後は、世界遺産にもなっている旧市街を早速散歩してみました。旧市街を西から東まで結んでいるメインストリートのプラッツァ通りは朝から大賑わい。

歩いて暑くなればジェラートを食べ歩きし、疲れたらカフェに入ってちょっと休憩しながらゆっくり散策するのがおすすめです。

また、街をぐるっと囲む城壁は遊歩道になっており、オレンジ色の街並を見下ろしながら歩くことができる絶景スポットになっています。

 

思いきって路地裏へ飛び込んでみる

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にぎわっているメインストリートからふと横に目をやると、好奇心をくすぐる路地裏を発見。

少し暗くて細い路地には民家だけでなくチーズやハム、オリーブなどを売っているお店が所狭しと並んでおり、思ったよりにぎわっている様子でした。

 

家の中からもの珍しそうにこっちを見ている少年とちょっとお話したり、狭いバーでおじいちゃん達とお酒を飲めるのも、現地の人の生活に密着している路地裏だからこそできること。

街の人たちが暮らす場所にこそ美味しくて安いレストランやバーがあったり、素敵な出会いにあふれています。

 

展望台から街を見下ろせば、一面映画のシーンのよう

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よくポストカードになっているドブロヴニクの街全体を見渡せる風景は、街の裏にあるスルジ山から見えるもの。

街から山頂にある展望台まではロープウェイで行くことができました。

高鳴る胸を押さえつつ、いよいよ展望台から街を眺めてみると、目の前には青い海にオレンジの街並…まさに紅の豚や魔女の宅急便の世界!

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ここまで来たら大きな赤いリボンに黒いワンピース、そしてホウキにまたがってドブロヴニクを背景にジャンプして記念撮影はいかがでしょうか?キキになれること間違いなしです。

 

展望台へ行くのは午前中か夕方がおすすめです。午前中は海がよりいっそう青く見え、また、夕方であればオレンジ色の屋根が夕陽に照らされてさらに美しくなります。

 

キキの言葉に、自分の気持ちを重ねてみる

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展望台から少しスルジ山を下った場所からジブリのサントラを聴きながら街を見下ろすと、どっぷりとジブリの世界にひたることが出来ます。

魔女の宅急便の挿入歌である「やさしさに包まれたなら」を聞けば、旅先で不安や期待が入り交じったキキと自分が重なるのではないでしょうか。

 

キキが「おちこんだりもしたけど、私はげんきです。」と言っていたとおり、不思議と元気がもらえる素敵な風景が広がっていました。

 

行く前にちょっと歴史をお勉強するのがおすすめ

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街の起源はローマ時代にまでさかのぼり、海洋貿易によって栄えたドブロヴニク。15世紀にはアドリア海でもっとも活気のある街のひとつになっていました。

しかし、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴うクロアチア紛争によってセルビア・モンテネグロに近いドブロヴニクは7ヶ月ものあいだ砲撃され、街は崩壊状態に。

その後、街や国をあげて復興に取り組み、今ではもとの美しい街並に戻っています。

 

なにも知らずとも、ドブロヴニクの町並みは美しいです。しかし、その光景が作り上げられるまでの経緯に想いを馳せてみるほど、その美しさが心にしみました。

 

まとめ

日本からクロアチアへはイタリアやドイツなどのヨーロッパ諸国を経由して行くのが一般的。もし、時間があればイタリアからフェリーでアドリア海を渡ってみるのも楽しいですよ。

空にはホウキにまたがったキキ。バーでグラスを傾けるポルコのいる街。

そんな妄想したらワクワクがとまりませんよね!ジブリ好きでもそうでなくても絶対おすすめしたいドブロヴニク。次の旅行先にいかがでしょうか?

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