過重労働にも耐えうるスープ料理
ゴロゴロの牛肉と野菜をトマトベースのスープで煮込んだこの料理。見た目はほとんどポトフが赤くなっただけ。これが、ボスニア・ヘルツェゴビナで働く男たちの「パワーの源」になっているんだそうです。
炭鉱夫たちの元祖「チカラめし」
このスープ、現地では今も鍋ではなく大きな壺で煮てつくります。もともとは炭鉱夫たちがランチに食べていた男料理で、外で煮炊きするには壺の方が向いていたのかもしれませんね。
採掘に入る前に壺に材料を放り込んで火にかけておく。それがお昼になるとすっかり火が通ってやわらかくなったものにありつける、という具合に。
では、コツいらずの「チカラめし」をどうぞ。
材料:4人分
牛ももブロック:500gトマト缶:1缶にんじん:2本じゃがいも(中くらいのサイズ):3個玉ねぎ:(中くらいのサイズ)1個にんにく:(スライス)2片A 水:350mlA ローリエ:2枚A 固形コンソメ:1個オリーブオイル:大さじ1塩:小さじ1/2こしょう:適量一味唐辛子:適量
作り方
牛モモブロック、にんじん、じゃがいもをひと口大に切っておく。玉ねぎはくし切りに。壺ではなく、ここでは鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかけ、にんにくの香りが立ってきたら火を止めて、カットしたお肉、野菜、Aを加えて20分間煮込んでいきます。
塩コショウで味を整えたらスープ皿に盛り付けて、最後に一味唐辛子を振りかけ豪快にどうぞ!