今回はオーストリアの首都、ウィーンにある観光スポット・カフェ・レストランを紹介します。オーストリアは今でこそ小さな国ですが、かつてはハプスブルク帝国として広大な領土を有していました。

ウィーンにはかつてのハプスブルク帝国を偲ぶスポットがたくさんあります。それでは、早速見ていくことにしましょう。

*編集部追記
2016年10月の記事に5ヶ所を追記しました。
2017年6月の記事に8ヶ所を追記しました(2018/01/07)
2018年1月に更新された記事に、記事に阿部サキソフォンが訪れたスポットを追加しました(2018/08/29)

 

シェーンブルン宮殿

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Photo by:Roger W

ウィーンには見学しておきたい宮殿がいくつか存在しますが「シェーンブルン宮殿」もその中のひとつです。「シェーンブルン宮殿」は17世紀末に建てられました。現在のようなウィーン風ロココ様式になったのは18世紀のことです。有名なマリー・アントワネットもこの宮殿で育ちました。

なお「シェーンブルン宮殿」には多くの観光客が来ますので、朝一に訪れることをオススメします。

■詳細情報
・名称:シェーンブルン宮殿(Schloss Schonbrunn)
・住所:13区、Schonbrunner Schlossstr
・アクセス:地下鉄「Schonbrunn」下車
・営業時間:8:30~17:30(4月~6月、9月、10月)、8:30~18:30(7月、8月)、8:30~17:00(11月~3月)
・電話番号:(01)81113239
・料金:グランドツアー 大人15.9ユーロ、学生14.6ユーロ
・所要時間:2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.schoenbrunn.at

 

シュテファン寺院

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Photo by:Alistair Young

ウィーンのラウンドマークになっているのが「シュテファン寺院」です。高い尖塔は遠目からでも目立ちます。「シュテファン寺院」が建設されたのは12世紀のこと。現在の姿になったのは14世紀~16世紀にかけてです。

なお、地下にはハプスブルク家の人々の内蔵(心臓以外)が安置されています。

■詳細情報
・名称:シュテファン寺院(Stephansdom)
・住所:1区、Stephansplaz
・アクセス:地下鉄「Stephansplaz駅」下車すぐ
・営業時間:6:00~22:00(月曜日~土曜日)、7:00~22:00(日曜日、祝日)
・定休日:ミサ中は内部見学不可
・料金:4.5ユーロ(オーディオガイドなし)、5.5ユーロ(オーディオガイドあり)
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://stephanskirche.com

 

王宮(ホーフブルク宮殿)

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Photo by:alex.ch

長らくハプスブルク家が居城としていたのが「王宮」です。1918年のハプスブルク帝国崩壊の時まで使われていました。現在は博物館として利用されています。館内にはハプスブルク帝国を象徴する品がたくさん。美貌で有名であったエリザベートの生活も垣間見られますよ。

■詳細情報
・名称:王宮(Hofburg)
・住所:1区、Innerer Burghof
・アクセス:地下鉄「Herrengasse」下車
・営業時間:9:00~17:30(9月~6月)、9:00~18:00(7月、8月)
・電話番号:(01)5337570
・料金:共通 大人12.5ユーロ、学生11.5ユーロ
・所要時間:3時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.hofburg-wien.at<

 

ウィーン国立歌劇場

近現代ドイツの文化を代表する建造物「ウィーン国立歌劇場」は、ウィーンオペラ座とも呼ばれ、クラシック愛好家たちの憧れの地です。

また音楽や美術のみならず、建築としてもウィーン国立歌劇場は他の劇場とはまた違った魅力があり、毎年多くの観光客や地元の人たちなどで賑わっています。

■詳細情報
・名称:ウィーン国立歌劇場
・住所:Opernring 2, 1010 Vienna, Austria
・公式サイトURL:http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node/home/

 

王宮宝物館

ハプスブルク家の財宝を集めた博物館で、王冠などの一般的な財宝を始め、キリスト教関連など、宗教にまつわる財宝も収められています。

この宝物館は,13世紀に建設されたホーフブルク王宮の最も古い部分にあるので、建物自体も財宝と同じく見ものです。

■詳細情報
・名称:王宮宝物館
・住所:Schweizerhof 01, 1010 Wien
・営業時間:水~月 10:00-17:30
・定休日:火曜日
・料金:12ユーロ(学生9ユーロ)ウィーンカード割引で11ユーロ
・公式サイトURL:http://www.kaiserliche-schatzkammer.at/

 

モーツァルトハウス・

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Photo by:Joe Ross

シュテファン寺院すぐ横にあるミュージアムが「モーツァルトハウス・」です。このミュージアムは実際にモーツァルトが住んでいた建物を利用しています。日本語ガイドを聞きながら、モーツァルトの世界を覗いてみましょう。

■詳細情報
・名称:モーツァルトハウス・(Mozarthaus Vienna)
・住所:1区、Domgasse 5
・アクセス:地下鉄「Stephansplaz駅」下車
・営業時間:10:00~19:00
・電話番号:+43 1 5121791
・料金:10ユーロ
・所要時間:90分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.mozarthausvienna.at/en

 

美術史博物館

ウィーンで絵画を鑑賞したければ、まずは「美術史博物館」に行きましょう。「美術史博物館」にはブリューゲルやラファエラなどの名画がズラリと並んでいます。また、館内にあるカフェも大変豪華!絵画鑑賞を楽しんだ後は、カフェで一服するといいでしょう。

■詳細情報
・名称:美術史博物館(Kunsthistorisches Museum)
・住所:1区、Maria-Theresien-Platz
・アクセス:地下鉄「Museumsquartier」下車
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:月曜日(9月~5月)
・電話番号:(01)525244025
・料金:大人14ユーロ、学生、65歳以上 11ユーロ
・所要時間:2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.khm.at

 

ウィーン自然史博物館

美術史博物館の向かい側にあるのが「ウィーン自然史博物館」です。「ウィーン自然史博物館」には昆虫から恐竜まで、自然の多様性が感じられる展示物がたくさんあります。特に絶滅種や絶滅危惧種の剥製は見ごたえがあります。

さらに、空から落ちてきた隕石も展示。ウィーンの中心地で自然の多様性を学ぶのも悪くはないでしょう。

■詳細情報
・名称:ウィーン自然史博物館(Naturhistorisches Museum Wien)
・住所:Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄「Museumsquartier」下車
・営業時間:9:00~18:30(木曜日~月曜日)、9:00~21:00(水曜日)
・電話番号:+43 1 521 77
・料金:大人10ユーロ、19歳以下は無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.nhm-wien.ac.at

 

ペーター教会

photo by pixta

創建は9世紀ごろのペーター教会はウィーンで2番目に古い教会。現在の建物は18世紀に改築されたものですが、内部のバロック装飾はとても美しいものがあります。またミヒャエル・ロットマイヤーによるフラスコ画も素晴らしいです。

教会では毎日無料のオルガンコンサートを開催しています。平日は15:00~、土・日曜日は20:00~。とても神秘的な空間にひたれます。

■詳細情報
・名称:ペーター教会(Peterskirche)
・住所:Petersplatz 1010 Wien
・アクセス:地下鉄Stephansplatz駅から徒歩約2分
・営業時間:月~金曜日07:00~20:00、土日・祝日09:00~21:00
・定休日:年中無休
・電話番号:+43 1 533 64 33
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.peterskirche.at/st-peter/

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カプツィーナー教会(皇帝墓所)

1632年に創建したカプツィーナー教会には、栄華を極めたハプスブルク一族が代々眠る地下墓所があります。マリーアントワネットの母である女帝マリア・テレジアやその夫フランツ1世、フランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベト、皇太子ルドルフなど一族149人のお墓です。

特にマリア・テレジアやフランツ1世の棺は大変豪華であり、彫刻家バルタザール・フェルディナント・モルによって作られました。また、フランツ・ヨーゼフ1世とエリーザベトの棺には今も献花が堪えず捧げられていることが多くあります。

■詳細情報
・名称:カプツィーナー教会(皇帝墓所) (Kapuzinerkirche Kaisergruft)
・住所:Tegetthoffstraße 2, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄Stephanplatz駅から徒歩約5分
・営業時間:10:00~18:00(木曜日09:00~)※最終入場17:40
※11月1日、2日10:00~14:00、12月24日、31日10:00~16:00
・定休日:年中無休
・電話番号:+43 1 512 68 53-88
・料金:7.5ユーロ
公式サイトURL:http://www.kapuzinergruft.com/

 

国立図書館大広間(プルンクザール)

photo by pixta

王宮内にあるオーストリア国立図書館は、1723年にカール6世の命によって作られました。図書館のバロック様式による大広間(プルンクザール)は世界一美しい図書館のホールであると言われています。

これはバロック建築の巨匠であるフィッシャー・フォン・エルラッハの設計であり、その息子ヨーゼフ・エマヌエル・フィッシャー・フォン・エルラッハの建築によるもの。この美しさはウィーンを訪れたのなら一見の価値があるスポットです。

■詳細情報
・名称:国立図書館大広間(プルンクザール) (Oesterreichische Nationalbibliothek, Prunksaal)
・住所:Josefsplatz 1 , 1010 Wien
・アクセス:地下鉄Karlsplatz駅から徒歩約7分
・営業時間:10:00~18:00(木曜日~21:00)
・定休日:月曜日
・電話番号:+43 1 534 10
・料金:7ユーロ
・公式サイトURL:https://www.onb.ac.at/

 

楽友協会

1870年に作られた楽友協会はウィーンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地。ウィーンフィルのニューイヤーコンサート開催場所として知られていますよね。世界一良い音響の良い音楽ホール、世界一美しい音楽ホールなどと言われています。

音楽の都で最高の音楽が聴けたら素晴らしい思い出になるでしょう。コンサートのスケジュールは公式サイトを確認してください。また、コンサート以外にも一日一回45分のガイドツアーがあります。

■詳細情報
・名称:楽友協会 (Musikverein)
・住所:Musikvereinsplatz 1, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄Karlsplatz駅から徒歩約4分
・営業時間:月~金曜日09:00~20:00、土曜日09:00~13:00
・定休日:日・祝日※イベント開催の際は1時間前に開く
・電話番号:+43 1 505 81 90
・料金:ガイドツアーは6.5ユーロ
・公式サイトURL:https://www.musikverein.at/

 

市庁舎

ウィーンの「市庁舎」も観光スポットのひとつです。「市庁舎」は19世紀後半、ネオゴシックスタイルで建築されました。外見もさることながら、グルメの方には地下にもご注目。「市庁舎」の地下にはおいしいウィーン料理が食べられるレストラン「ラートハウスケラー Rathauskeller」が入っています。

■詳細情報
・名称:市庁舎(Rathaus)
・住所: Friedrich-Schmidt-Platz 1, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄「Rathaus」下車
・営業時間:ガイドツアー 月・水・金 13時発
・電話番号:(01)52550
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.wien.gv.at/verwaltung/rathaus/index.html

 

国会議事堂

ウィーンはオーストリア共和国の首都ですから、オーストリアの行政機関もウィーンに集中します。その象徴がギリシャ宮殿のような建築スタイルが特徴の「国会議事堂」。一見、古風に見えますが建てられたのは19世紀のことです。もちろん、民主主義のお手本、ギリシャを参考に作られました。

■詳細情報
・名称:国会議事堂(Parlament)
・住所:1区、Dr.Karl-Renner-Ring3
・アクセス:路面電車「Stadion-gasse」下車
・営業時間:ホームページをご覧下さい
・定休日:日曜日、祝日、議会開催中
・料金:大人5ユーロ、学生2.5ユーロ
・所要時間:55分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.parlament.gv.at

 

ウィーン大学

「大学が観光スポット?」と訝しる方も多いでしょう。「ウィーン大学」が創立されたのは1365年のこと。他の歴史的建造物同様に重厚な建物が特徴です。「ウィーン大学」で利用したい設備といえば食堂。学生や地元の方と混じって食事を楽しむことができます。キャンパスを歩きながら「プチ留学気分」に浸ってみませんか。

■詳細情報
・名称:ウィーン大学(Universitat Wien)
・住所:1区、Universitatsring 1
・アクセス:地下鉄「Universitat」下車
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.univie.ac.at

 

ブルク劇場

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Photo by:macstre

先ほど紹介した国立オペラ座も有名ですが、市庁舎、国会議事堂の近くにある「ブルク劇場」も見逃せません。「ブルク劇場」が建てられたのは1741年です。その後、現在の位置に移設されましたが、第二次世界大戦の影響で消失。現在の建物は1955年に再建されたものです。演目は古典劇から現代劇まで幅広く上演されています。

■詳細情報
・名称:ブルク劇場(Burgtheater)
・住所: Universitätsring 2, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄「Rathaus」下車
・営業時間:ホームページをご覧下さい
・電話番号:(01)5131513
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.burgtheater.at/Content.Node2/meta/Intro.at.php

 

ウィーン産業技術博物館

@caroline_5002が投稿した写真 – 2016 10月 9 1:01午後 PDT

シェーンブルン宮殿近くにあるマニアックな博物館が「ウィーン産業技術博物館」です。この博物館には過去から現在までの様々な機械や資料を通じて、有名な発明家の足跡を辿ることができます。「見る」だけでなく「体験」できる博物館としても有名。静電高圧発生実験などは一生の思い出になりますよ。

■詳細情報
・名称:ウィーン産業技術博物館(Technisches museum wien)
・住所:Mariahilferstraße 212
・アクセス:地下鉄「 Johnstraße」下車
・営業時間:9:00~18:00(月曜日~金曜日)、10:00~18:00(土曜日、日曜日、祝祭日)
・電話番号:43 1 89 99 8-1720
・料金:大人12ユーロ、学生、シニア8.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.technischesmuseum.at

 

市立公園

ヨーロッパの大都市には必ずと言っていいほど、美しい公園が存在します。ウィーンを代表する公園が「市立公園」です。「市立公園」には「音楽の都」ウィーンにふさわしく黄金のヨハン・シュトラウス2世の銅像があります。歩き疲れたら「市立公園」で休憩しましょう。

■詳細情報
・名称:市立公園(Stadtpark)
・住所:1030 Vienna
・アクセス:地下鉄「Stadtpark」下車
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.wien.gv.at/umwelt/parks/anlagen/stadtpark.html

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ベルヴェデーレ宮殿

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Photo by:Christoph Sammer

「ベルヴェデーレ宮殿」は王宮やシェーンブルン宮殿と比較すると目立ちませんが、見所満載の宮殿です。この宮殿は豪華なバロック様式となっており、上宮と下宮に分かれています。館内は「オーストリア・ギャラリー」として芸術作品の展示を行っています。

■詳細情報
・名称:ベルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere)
・住所:Prinz Eugen-Straße 27, 1030 Wien
・アクセス:上宮へは路面電車D系統「Schloss Belvedere」下車、下宮へは路面電車D番「Heumarkt」下車
・営業時間:上宮 10:00~18:00、下宮 10:00~18:00
・電話番号:(01)79551734
・料金:上宮+下宮 大人14ユーロ、学生11.5ユーロ
・所要時間:2時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.belvedere.at/de

 

軍事史博物館

ミリヲタの方や歴史ファンの方は「軍事史博物館」を訪れるといいでしょう。「軍事史博物館」はオーストリア軍が研修に訪れるほど充実した内容となっています。1階はサラエヴォ事件や第一次世界大戦の展示、2階は三十年戦争やマリア・テレジアに関する展示となっています。

■詳細情報
・名称:軍事史博物館(Heeresgeschichtliches Museum)
・住所:Arsenal Objekt 1, 1030 Wien
・アクセス:地下鉄「Quartier Belvedere駅」下車
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:不定休あり、祝日
・電話番号:+43 1 795610
・料金:大人6ユーロ、ガイドツアーは4ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.hgm.at

 

オーストリア応用美術館

Mary Fさん(@mary_feld)が投稿した写真 – 2016 9月 25 10:24午後 PDT

ユニークな美術館名ですが「オーストリア応用美術館」では中世から現代にかけて、陶磁器、家具、ガラス製品など身近な工芸品が紹介されています。注目はウィーンのカフェでよく見かける曲げ木椅子や中世のソファです。

■詳細情報
・名称:オーストリア応用美術館(Museum für angewandte Kunst)
・住所:Stubenring 5, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄「Stubentor駅」下車
・営業時間:10:00~22:00(火曜日)、10:00~18:00(水曜日~日曜日)
・電話番号:+43 1 711 36 0
・料金:大人9.9ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.mak.at/aktuell

 

セセッシオン

何とも表現し難いユニークな建物が特徴の「セセッシオン」。この建物は1898年に分離派に属したヨーゼフ・マリア・オルブリヒの設計しました。分離派とは保守的な芸術グループから「分離」するという意味合いで付けられたものです。今日でも斬新なデザインで訪れる人たちの目を楽しませています。

■詳細情報
・名称:セセッシオン(Secession)
・住所: Friedrichstraße 12, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄「Karlsplatz駅」下車
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:月曜日
・電話番号:(01)5875307
・料金:大人9ユーロ、学生5.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.secession.at/en

 

ウィーン交通博物館

Dario Sušanjさん(@dsusanj)が投稿した写真 – 2016 8月 21 11:45午前 PDT

乗り物好きの方は「ウィーン交通博物館」がオススメ。ここにはウィーンを駆け巡った数多くの路面電車が展示されています。2014年秋にリニューアルオープン。さらに分かりやすい展示で多くの観光客・市民からの好評を博しています。

■詳細情報
・名称:ウィーン交通博物館(Verkehrsmuseum Remise)
・住所:3区、Ludwig-Koebler-Platz
・アクセス:地下鉄「Schlachthausgasse」下車
・営業時間:9:00~18:00(水曜日)、10:00~18:00(土曜日、日曜日)
・定休日:上記の営業日以外
・電話番号:+43 1 790946803
・料金:6ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.wienerlinien.at/eportal3/ep/channelView.do?channelId=-46636

 

ハイリゲンシュタットの遺書(ハイリゲンシュタットのベートーベンの住居)

ウィーン中心地から少し離れた緑豊かなハイリゲンシュタットは、ベートーベンのゆかりの地として知られています。ベートーベンは自身の難聴に絶望し、弟2人にあてた遺書をこの地で書きました。遺書は送られることはなく、ベートーベンの死後に見つかったものです。

住居は現在博物館になっており内部の鑑賞が可能です。内部にはベートーベンの直筆の遺書のコピーなどが展示されています。また近くには名曲「田園」のきっかけになったベートーベンの散歩道やベートーベンのホイリゲ、マイヤー・アム・プファールプラッツもあります。

■詳細情報
・名称:ハイリゲンシュタットの遺書(ハイリゲンシュタットのベートーベンの住居)(BEETHOVEN WOHNUNG HEILIGENSTADT)
・住所:Probusgasse 6 ,1190 Wien
・アクセス:ハイリゲンシュタット駅からA38バスで「Armbrustergasse」下車、徒歩約4分
・営業時間:10:00~13:00、14:00~18:00※121月24日、31日10:00~13:00
・定休日:月曜日、1月1日、1月5日、12月25日、
・電話番号:
・料金:5ユーロ※第一日曜日無料
・公式サイトURL:http://www.wienmuseum.at/de/standorte/beethoven-wohnung-heiligenstadt.html

 

ジークムント・フロイト博物館

心理学を専攻していなかった方でも「フロイト」の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。フロイトは19世紀半ばから20世紀にかけて活躍した精神科医です。フロイトの研究は心理学の発展に大きく貢献したのです。

「ジークムント・フロイト博物館」はフロイトの住まいを利用しています。そのため、フロイトの生活がリアルに感じられます。また、精神分析に関する書籍を集めた図書館も併設されているので、心理学を専攻している学生にとっては必見スポットと言えるでしょう。

■詳細情報
・名称:ジークムント・フロイト博物館(Sigmund Freud Museum)
・住所: Berggasse 19, 1090 Wien
・アクセス:地下鉄「Schottentor駅下車」
・営業時間:10:00~18:00
・電話番号: +43 1 3191596
・料金:大人10ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.freud-museum.at/en

 

国連UNOシティ

ウィーンは国連機関がある数少ない都市でも有名です。ニュースでおなじみのIAEA(国際原子力機関)、UNIDO(国連工業開発機関)、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などがウィーンにあります。せっかく、国連機能のある都市に来たのですから、ガイドツアーを利用して見学してみましょう。ガイドツアーでは国連の使命、展示、そして会議室を紹介します。

■詳細情報
・名称: 国連UNOシティ
・住所:Wagramer Straße 5 , 1220 Wien
・アクセス:地下鉄「Kaisermühlen VIC駅」下車
・営業時間:ホームページをご覧下さい
・電話番号:(+43 1) 260 60-3328
・料金:大人5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.unvienna.org

 

プラーター

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Photo by:Alejandra Palés

最後に紹介するのは世界で最も古い観覧車を有する遊園地「プラーター」です。「プラーター」は映画『第三の男』や『Before Sunrise』でも登場するなど、世界的に知られた遊園地です。友人やカップルでウィーンを訪れた際には、ぜひ「プラーター」に寄ってみましょう。

■詳細情報
・名称:プラーター(Prater)
・住所:2区、Riesenradplatz 1
・アクセス:地下鉄「Pratersten」下車
・営業時間:10:00~21:45(3月、9月、10月、12月)、9:00~23:45(4月~8月)、10:00~19:45(11月、1月、2月)
・電話番号:+43 1 7280516
・料金:9.5ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.prater.at

 

ザッハトルテ発祥の店、カフェ・ザッハー

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photo by Nestosjp

ウィーンに行ったらまずはここ!ザッハトルテ発祥の地カフェ・ザッハー。豪華な店内で楽しむ名門の味は絶品です。やっぱりオススメはザッハトルテ。濃厚なチョコの間にさっぱりとしたベリーソースが挟まっていて、いくらでも食べられてしまいます!

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郵便貯金局

photo by abe manami

一見博物館のようにも見えるこちらの建物は、オットー・ワーグナーが約100年前に設計したもの。自然の光を取り込むようなデザインや、キラキラ光る床など郵便局とは思えない素敵な空間にうっとりしてしまいそうです。

なお現在でも郵便貯金局として機能しており、実際に口座を作ることができるそうです。

■詳細情報
・名称:郵便貯金局
・住所:Georg-Coch-Platz 2, 1010 Wien

 

レオポルド美術館

photo by abe manami

画家「エゴン・シーレ」のコレクションを所蔵している世界最大のコレクション。美術館創設者は、ご子息ディートハルト・レオポルドさんです。

館内にはシーレの「ほおずきの実のある自画像」も展示。多くの作品のモデルを務め、公私にわたるパートナーであった「ヴァリ」の肖像画と並んで展示されています。

展示においても様々な工夫が施された美術館なので、ウィーンを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■詳細情報
・名称:Leopold Museum
・住所:Museumsplatz 1, 1070 Wien
・アクセス:地下鉄U3,U2 > Volkstheater / U2 Museumsquartier下車、市電 1, 2, D > Dr. Karl-Renner-Ring
・営業時間:10時〜18時、(木曜日: 10時〜21時)
・休館日:毎週火曜日
・電話番号:+43 1 525.70-0
・料金:フルチケット € 13.00
・公式サイトURL:http://www.leopoldmuseum.org/de/sprachen/ja

 

Eissalon Schwedenplatz



ウィーンでは、ぜひ町歩きをしながらジェラートを食べてみてください。ウィーンで1、2を争う人気だという「Eissalon Schwedenplatz」。駅を出てすぐ近くに見えるジェラート屋さんで、お店の前は人だかりがたくさんできていました!

私はピスタチオ、木苺、マンゴーをオーダー。なめらかな舌触りで、日本で食べるジェラートとは少し異なっているように感じました。

■詳細情報
・名称:Eissalon Schwedenplatz
・住所:Franz-Josefs-Kai 17, 1010 Wien
・アクセス:地下鉄U1,U4 > Schwedenplatz 下車、市電 1,2 > Schwedenplatz
・電話番号:+43 (0) 1 53 31 996
・公式サイトURL:http://www.gelato.at/

 

ハプスブルク家皇室御用達カフェ、デーメル

demeldemel

photo by kawanet

デーメルはカフェ・ザッハーと並ぶウィーンの二大カフェのひとつ。カフェ・ザッハーとのザッハトルテ食べ比べも楽しみのひとつです。しかし、実はこの店での一番人気は濃厚なチョコレートとナッツのクリームが美味しい「アンナ・トルテ」。

こちらも濃厚な味でとても美味しいです。両方食べた私にとっては、アンナ・トルテのほうが好みでした。店内では、実際にトルテを作っている様子も見ることが出来ます

 

美術史博物館内のカフェ・ゲルストナー

「世界一美しいカフェ」とも言われている美術史博物館内にあるカフェ。壮大なドームの下にあり、大人気のカフェです。ディナーやブランチも楽しめます。美術館の入場券がないと入れないので、美術館賞と合わせて優雅なひとときを楽しんでください。

 

映画の舞台にもなったカフェ・モーツァルト

映画「第三の男」の舞台にもなったカフェ・モーツァルト。優雅で明るい店内もいいですが、晴れた日はテラス席もおすすめ。ウィーンでテラス席を初めて設置したのもこのカフェなんだとか。程よい甘さのバニラのムースとチョコレートが楽しめる、モーツァルトトルテが人気です。

 

数々の天才たちが通ったカフェ・ムゼウム

画家のクリムトやエゴン・シーレ、建築家のオットー・ワーグナーなど数々の著名人が通ったカフェ・ムゼウム。赤いソファ席でゆっくりとくつろいでみたいです。

ここは、スイーツだけでなくモーニング、ランチ、ディナーも楽しめ、評判になっています。交通に便利なカールスプラッツ駅のそばにあるので、街歩きの途中で寄り易いのもありがたいです。

 

宮殿内にあるカフェ・ツェントラル

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photo by Ungry Young Man

カフェ・ツェントラルは元宮殿だった建物のなかにあるカフェ。高い天井と美しいアーチ空間の中で、優雅なひとときが過ごせます。そして、夜はピアノの生演奏付き!最高に贅沢な時間を楽しめます。

また、店内は勿論ですが、ここで提供されるケーキは見た目も本当に美しいものばかりです。ショーケース前でどれにしようか迷うのも楽しいです。

 

ワインと音楽を楽しむディナーを。「ヴェルサー」

ウィーンにはたくさんのワイナリーと併設した酒場があり、ホイリゲと呼ばれます。そんなホイリゲのなかでも私が特にオススメするのはヴェルサーです。

ヴェルサーではワインはもちろんのこと、横ではバイオリンなどを使った音楽の生演奏が!オーケストラのように構えることはなく、陽気に気軽に楽しめる、音楽の都のまた別の一面が楽しめます。

 

ウィーン料理店として一番人気「グリッヒェンバイスル」

せっかくウィーンに来たからには食べておきたいのが、ウィーン料理。そんなウィーン料理を提供するレストランの中で一番人気のお店が、ここ、グリッヒェンバイスルです。春のアスパラ料理、ノロ鹿料理、仔牛のカツレツなどが人気メニューです。人気ぶりが尋常ではないので、行く際には是非はやめのご予約を。

 

最後に

ウィーンにはまだまだ見所がたくさんあります。ぜひ、いろんな資料を見ながらじっくりとウィーンのプランを作ってくださいね。

ライター:阿部サキソフォン(郵便貯金局、レオポルド美術館、Eissalon Schwedenplatz)

 

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