初めてのウィーン旅行で体験したい5つのこと!芸術からグルメまでこれで完璧
オーストリアの首都・ウィーンに初めて旅行することになったら、どこへ行こう?音楽の歴史に触れてみたいし、有名な画家の絵も見てみたい。ウィーン料理を堪能して、カフェ文化も満喫したい!
そんなわがままなあなたのために、初めてのウィーン旅行で体験してほしいことをまとめました。私・阿部サキソフォン(@abesaxophonist)は2018年にウィーンを訪れ、すっかり虜になってしまっていたのです!
数々の音楽家にゆかりのある街で音楽に触れる
「音楽の家」でウィーンフィル指揮体験


ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど名だたる作曲家にゆかりのあるウィーン。「モーツァルトハウス」など個人に注目した観光スポットもあるのですが、初めてのウィーン旅行で全部まわろうと思うと大変です。あまり音楽に詳しくない人は、どこに行けばいいかわからないですよね。
そんな人におすすめなのが「音楽の家」(ハウス・デァ・ムジーク)です。ステップを踏むと音がなる階段があったり、有名な作曲家についてわかりやすく紹介してあったりと、初心者でも楽しめる施設になっています。


実はこの音楽の家がある建物は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の創始者であるオットー・ニコライが住んでいた場所でもあります。ウィーンフィルに関わる展示も多く、なかでも目玉はバーチャル指揮体験。スクリーンに映る楽団を前に指揮を振ることができるのですが、これが意外と難しいんです……!
ちゃんとテンポキープしないと演奏が遅れていき、指揮の出来次第によっては途中で演奏が止まってしまうことも。うまくいくと拍手喝采、失敗するとブーイングを受けてしまいます。すばらしい演奏ができるよう、チャレンジしてみてくださいね!
・名称:Haus der Musik
・住所:Seilerstätte 30 , 1010 Wien
・地図: ・営業時間:10:00 – 22:00
・電話番号:+43 1 513 48 50
・料金:大人 €13
・公式サイトURL:https://www.hausdermusik.com/
ウィーン国立歌劇場でオペラ鑑賞


こちらの存在感のある建物は、ウィーン国立歌劇場(通称オペラ座)。せっかく音楽の都に来たからには、本場の音楽を聞かないわけにはいきません。筆者もウィーンに訪れるまでオペラ未経験だったのですが、こちらでオペラデビューを果たしました!
なんとなく敷居が高いイメージがあるオペラは、実は誰でも楽しめる娯楽の一つ。一番安い立ち見のチケットは数ユーロから出ていますし、外のスクリーンで無料で見ることもできるんです。


中に入ってみると、キラキラと輝く装飾に圧倒されます。たまにはドレスアップして大人の雰囲気を味わうのもいいかも。事前にストーリーを確認しておくと、より楽しんで鑑賞できるのでおすすめです。
座席には小さなモニターがついており、日本語を含む6ヶ国語の字幕を表示可能。言語に不安がある人も、安心してオペラを見ることができますよ。
・名称:Wiener Staatsoper
・住所:Wiener Staatsoper GmbH Opernring 2 1010 Vienna
・地図: ・アクセス:地下鉄U1、U2、U4のKARLSPLATZ駅すぐ
・電話番号:+43-1-514 44-2250
・料金:一番安い立ち見席は約3ユーロ〜
・公式サイトURL:www.wiener-staatsoper.at
カフェ文化を体験してみよう
歴史的なカフェハウスが残るウィーン


ウィーンには歴史あるカフェハウスがたくさん残っています。かつての芸術家や作家たちがカフェに集い、情報交換をする場として重要な役割を果たしていました。1794年には、オペラ座の横にカフェが誕生。その後一度閉店しましたが現在はカフェ モーツァルトとしてオープンし、ウィーン市民に親しまれています。


店名にモーツァルトと入っているだけあり、メニューにはところどころに彼の姿を見ることができます。筆者が注文したのはホットチョコレートにチョコソースとピスタチオソースがかかったドリンク、そしてモーツァルトトルテ。
ちなみにオーストリアはヨーロッパでも珍しく、無料で水が提供される国なんです。アルプスからおいしい水が流れてくるため、水道水も飲めますよ!
・名称:Café Mozart
・住所:Albertinaplatz 2, 1010 Wien
・地図: ・営業時間:8:00 – 24:00
・電話番号:+43 1 24 100-200
・公式サイトURL:www.cafe-mozart.at
ウィーンに来たら絶対に食べたい!「ザッハー・トルテ」


ウィーンを代表するお菓子、ザッハー・トルテはやはり外せません!1832年、宰相メッテルニヒの命によりフランツ・ザッハーが考案したお菓子。息子のエドワルド・ザッハーが1876年にお店をオープンし、今でも「カフェ・ザッハー」には常に行列ができています。


筆者が訪れた日も列ができていたのですが、1人だったこともあり待たずに入店することができました。食べたことがある友人からは「かなり甘い」と聞いていたので、心して食べてみると……オレンジピールが効いていて程よい甘さ!
確かにずっしりとしてボリュームはあるけれど、ホイップクリームも甘くないので合わせて食べるとちょうどいいバランスになります。お土産として購入することもできますよ。
・名称:Café Sacher Wien
・住所:Philharmoniker Str. 4, 1010 Wien
・地図: ・営業時間:8:00 a.m. – midnight
・電話番号:+43 1 51456661
・公式サイトURL:https://www.sacher.com/en/restaurants/cafe-sacher-wien/
美術史美術館の中にある「世界一美しいカフェ」


世界一美しい◯◯と言われるスポットは世界にたくさんありますが、「世界一美しいカフェ」はここオーストリアのウィーンにあります。多くのコレクションを持つ美術史美術館の中にその店は入っており、カフェ自体がアート作品のような美しさです。
席に座って食事をするのはもちろん、ぜひ上の階から見下ろしてみましょう。おしゃれな床の模様や大理石の美しさに驚くはず。館内にあるカフェなので入場料はかかりますが、一見の価値ありです!
・名称:Kunsthistorisches Museum
・住所:Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien
・地図: ・開館時間:月曜日を除く毎日 10時~18時、木曜日 10時~21時(6月-8月及び10月15日‐1月19日 毎日開館)
・電話番号:+43 1 525 24-0
・料金:大人 € 16
・公式サイトURL:www.khm.at
美しいアート作品は見逃せない
クリムトの傑作「接吻」


オーストリアを代表する画家、グスタフ・クリムト。2019年に日本で「クリムト展」が開催されていたことも記憶に新しいですね。彼の多くの作品が日本で公開され話題となっていましたが、決してオーストリア国内から持ち出しができない作品がベルヴェデーレ宮殿に展示されています。
それが、彼の傑作とも言われている「接吻」。直線で表現された男性と、丸を用いて表現されている女性が描かれている美しい作品で、日本の喜多川歌麿の影響を受けているとも言われています。
ベルヴェデーレ宮殿にはクリムトのほか、エゴン・シーレやオスカー・ココシュカなどの作品が多く展示されています。シンメトリーに設計された美しい庭も必見です。
・名称:Belvedere – Oberes Belvedere
・住所:Prinz-Eugen-Straße 27, 1030 Wien
・地図: ・開館時間: 09:00 – 18:00
・電話番号:+43 1 795 57-0
・料金:大人 €16,00
・公式サイトURL:www.belvedere.at
名作がそろうアルベルティーナ美術館


オペラ座の向かいに位置するアルベルティーナ美術館は、世界最大規模の絵画コレクションを誇る人気のスポット。アルブレヒト・デューラーやクリムト、シーレなどの名作が展示されています。
特にデューラーの名作「野うさぎ」は、保存上の理由から展示されるのは数年に一度のみ。2016年の展示はわずか7時間でしたが、2019年9月20日〜2020年1月6日開催のアルブレヒト・デューラー回顧展では数ヶ月にわたって展示されています。


また、アルベルティーナから見るオペラ座は絶好の撮影スポット。上から全体を見ることができるので、ぜひ記念写真を撮っておきましょう。
・名称:Albertina
・住所:Albertinaplatz 1 , 1010 Wien
・地図: ・開館時間:10:00〜19:00、水曜・金曜 10:00〜21:00
・電話番号:+43 1 534 83 0
・料金:大人€17,90
・公式サイトURL:https://www.albertina.at/en/
ウィーン分離派の絶頂期作品をセセッシオンで鑑賞


クリムトファンは、セセッシオン(分離派会館)を訪れるのも忘れずに。クリムトを中心として芸術団体・ウィーン分離派が結成され、1898年にこちらのセセッションが建設されました。地下室には、長さ34mにもなるクリムトの作品「ベートーヴェン・フリース」が展示されています。
特徴的な金色の球体は、通称「金のキャベツ」。月桂樹の葉をモチーフに作られたもので、遠くからでもその姿を見ることができます。
・名称:Secession
・住所:Friedrichstraße 12 , 1010 Wien
・地図: ・開館時間:10:00 – 18:00
・電話番号:+43 1 587 53 07
・料金:大人 € 9,50
・公式サイトURL:https://www.secession.at/
ウィーングルメを堪能しよう
日本人好みのターフェルシュピッツ


ウィーン料理と聞いてピンとくる人は少ないかもしれませんが、ウィーン料理は日本人の口に合うものが多くどれも食べやすいのが特徴です。牛肉を長時間煮込み、りんごや西洋わさびのソースをつけていただくターフェルシュピッツは必食。
肉がおいしいのはもちろん、このスープも出汁がしみこんで旅で疲れた身体にはぴったり。フリッターテン・ズッペといわれるスープには、細く切ったクレープが入っています。


そしてウィーンを代表するもう一つの料理が、ウィナー・シュニッツェル。シュニッツェル=ドイツのイメージがありますが、もともとは北イタリアが起源といわれてます。
肉を薄く伸ばして揚げ焼きしたもので、見た目はかなりのボリューム!サクサクの食感が病みつきになること間違いなしです。
ワイン居酒屋「ホイリゲ」に行ってみよう


ウィーンの食を語るには、ウィーンワインは外せません。都会のイメージがありますが、実は世界でも市内でワインが大量生産されているのはウィーンのみ。少し郊外まで足を延ばすと、ぶどう畑が広がっています。
ワイン居酒屋「ホイリゲ」とは、もともと「今年のもの」という意味。その年にできたワインのことを指していましたが、現在ではワインを飲める居酒屋を広く意味しているそうです。


2019年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。ウィーンで生産されるワインは国内で消費されることが多く、なかなか国外に輸出することが少ないそう。ぜひウィーンに訪れた際は、ホイリゲで貴重なウィーンワインを味わってみてください!
ウィーンまで空の旅を楽しもう


オーストリアのウィーンまで、オーストリア航空から直行便が出ています。成田〜ウィーンまでは約12時間のフライト。写真のプレミアムエコノミーは座席のスペースが広く設計されており、長時間でもゆったりと過ごせます。


食事は3種類から選ぶことができ(ちゃんと陶器のお皿で提供されるのがうれしい!)、かわいいアメニティセットも付属。もちろん、オーストリアのワインも多く取り揃えています。電源やUSBポートもあるので、機内で仕事をしたい人にもぴったりです。


本記事で紹介したほかにも、ウィーンには魅力的なスポットがたくさんあります。一度訪れたら、きっと魅力にハマってしまうはず。ぜひウィーンですてきな時間を過ごしてくださいね!
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All photos by Abe saxophone