こんにちは。TABIPPOライター、オトナフォトジェンヌほさかまきです。

みなさんはウズベキスタン、と聞いて何を思い浮かべますか?どこにあるんだろう、なんとなく危険そうだな、そう思う人が多いかと思います。私も2年前まではウズベキスタンについて何も知りませんでした。

しかし、たまたまインターネットで見た一枚の写真をきっかけに、ウズベキスタンに興味をもち、世界一周中に行ってきました。

ウズベキスタンは三人で旅をしたのですが、写真好きの私と、自撮り写真をインスタグラムに投稿するのが好きな友達は大興奮。写真にはさほど興味はない友達も、楽しんで写真を撮っていました。

そんな、つい写真を撮りたくなってしまうウズベキスタンは、私にとって初めてのイスラム教の国だったのと、歴史のロマンも感じることができ、オススメの旅行先の一つになりました。

ウズベキスタンの概要

ウズベキスタンは中央アジアにあります。首都はタシケント。カザフスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギスと国境を接しているというと、なんとなくどのあたりに位置するのか想像できるのではないでしょうか?

ソビエト連邦の一部だった国ですが、国民の9割がイスラム教徒です。戒律は厳しくないようで、旅中にイスラム教徒の国だと感じることはほとんどありませんでした。

ウズベキスタンにはかつてシルクロードが通っていました。現在ウズベキスタンの主要な観光地となっている町は、いずれもシルクロードの主要地点だったところです。「シルクロード」という響きだけでロマンを感じますよね。

今回私がおすすめしたい町は2つ。サマルカンドとヒヴァです。

 

オススメの町1. サマルカンド

ウズベキスタンでおそらく最も観光客が多いのが、青の都サマルカンド。(覚えにくい名前ですが、ザナルカンドに似ていると思いついたら一発で覚えられました。FF10大好きです。)

サマルカンドには観光名所がたくさんありますが、その中から特に私の気に入った場所を2つ紹介します。

レギスタン広場

レギスタン広場はサマルカンドで、いや、ウズベキスタンでおそらく一番有名な観光地でしょう。私がウズベキスタンに行くきっかけとなった場所です。私のアイコン画像はここで撮りました。

この広場の東・西・北に巨大なメドレセが建築されています。それぞれのメドレセは、ベージュ色のタイルを基調に、青やトルコブルーなどの様々なタイルで美しい模様が描かれています。近くでタイルの細部までじっくり見ても、遠くから全景を見ても、飽きることのない素晴らしさです。

大通りから入ってきて、夢に描いていた建物、景色が、想像以上の壮大さで目の前に広がったあの感動は、忘れることができません。昔々シルクロードを歩いてきた旅人は、突如現れたこの建物に、どれほど衝撃を受けたことでしょう。

なるべく朝早い方が人の少ない写真を撮れますが、晴れている日は影の向きを考えるとお昼頃に行くのが良いかと思います。建物の中にも入れますよ。

シャーヒズィンダ廟群

シャーヒズィンダ廟群は、チンギス・ハンによって滅ぼされたサマルカンドを復興したティムールに縁のある人々の霊廟が並んでいるところです。

入口から入って階段を上りきると、色鮮やかな青の世界が視界いっぱいに飛び込んできます。そこは幅2mほどの通路で、両脇に美しいタイル装飾が施された建物が並んでおり、この建物のひとつひとつが霊廟なのです。

シャーヒズィンダ廟群にはサマルカンドの他の建物よりも鮮やかなタイルが多く、華やかな写真を撮ることができます。

 

夜のサマルカンド

サマルカンドには夜にライトアップしている場所があります。一つ目はレギスタン広場、二つ目はティムールおよびその家族の霊廟であるグリ・アミール廟です。昼間とは違ったムーディな雰囲気を味わえます。

ライトアップしている付近は観光客もいました。私は三人旅だったため、暗い時間でも怖くはありませんでした。宿泊施設の場所にもよるため、女性一人の場合は念のため宿のスタッフに、治安を確認してから出かけるといいでしょう。

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オススメの町2. ヒヴァ

トルクメニスタンとの国境近くに位置する、ヒヴァ。ヒヴァの見どころは、城壁に囲まれた旧市街(イチャン・カラ)に集中しています。イチャン・カラを囲む城壁は、高さ8~10m、厚さ約6m、長さ2250mあります。四方それぞれに門があり、そこからしか中へ入れません。

中国とローマの中継地点であったヒヴァには、たくさんの商人がシルクロードを旅する途中で立ち寄ったそうです。昔は夜には門が閉められていたはずですから、明るい時間に着けなくて、せっかく辿り着いたのに壁の外で野宿をした人もいたことでしょう。

門から一歩中に入ると、黄土色の世界。たまにある青のタイルが映えました。歩いていると、中世にタイムスリップしてしまったかのように感じます。まるでドラゴンクエストに出てくる町のようです。(城壁の外から巨人が現れないかも確認してしまいますね。)

私はこの町はただ歩いて雰囲気を味わうのが醍醐味だと思います。住宅地をふらふらと歩いていたら、土窯でパンを焼いているお母さんに出会ったり、現地の子どもたちがやって来て一緒にボール遊びをしたりしました。きっと昔から変わらない光景で、その中に自分が入るのが不思議な感じでした。

イチャン・カラは全体がユネスコの世界文化遺産に登録されており、イチャン・カラの中には、遺跡がたくさんあります。お勧めのスポットを2つ紹介します。

キョフナ・アルク

ヒヴァのイチ推しスポットは、キョフナ・アルクという宮殿跡です。ここは遺跡としても色々と見ることができて興味深い上に、なんと見張り台に上ることができるのです(有料)。

見張り台には写真スポットがいくつかあり、人もそこまで多くないため、気が済むまで写真撮影をすることができました。晴れていれば夕陽もきれいに見えますし、朝夕は観光客が少ないため、夕方に行くことをお勧めします。

高い所という意味では、ヒヴァではミナレット(塔)に登れるため、一番高いわけではありません。しかしミナレットの上はとても狭く、のんびりすることができません。私はミナレットも大好きですが、カメラ女子には是非キョフナ・アルクの見張り台にも上ってほしいです。

観覧車

二つ目は、高い所好きな人へのお勧めになってしまいますが、観覧車です。これは壁の外(西門から徒歩7分くらい)にあります。

この観覧車はかなり年季が入った外観をしています。観覧車自体は小さいですが、高い建物のないヒヴァでは充分周囲を見渡せ、特に外からイチャン・カラを眺めることができたのが良かったです。また、日本とは違って籠が覆われておらず、また少し重心移動しただけでゆらゆら揺れるなど、日本の観覧車との違いを体験することができました。

 

食事

ウズベキスタン料理で一番有名なのがプロフというチャーハンのようなものです。お肉はシャシリクといって串にささって焼かれたものがメジャーでした。ラグマンという、うどんのようなものもあります。脂っぽい料理が多いため、胃が疲れたときにはラグマンを食べていました。

またウズベキスタンでは、主食としてナンが出ます。特にナンが有名なのはサマルカンド。サマルカンドのナンは、日本人が想像するナンとは少し異なり、いわゆるクリームパンのような厚みのあるもの。地方によってナンの厚さが違うようなので、食べ比べてみても楽しいと思います。

全体的に、牛肉、羊肉、鶏肉、チーズが多いです。野菜はトマト、きゅうり、玉ねぎが出てくる頻度が多く、あまり種類がなかった印象です。意外にも、パクチーが乗っている料理がけっこうありました。

この写真は、宿の朝食の一例です。他の宿も似たような感じで、野菜はほとんど出ませんでした。サラミとチーズは日本で食べるものよりおいしかったです。右手前のはミルク粥です。好き嫌いが分かれますが、ほんのり甘さがあって私は好きでした。

 

ウズベキスタンに行ってみよう

All photo by ほさかまき

さて、そろそろウズベキスタンに行きたくなってきましたよね。日本から行く場合は、東京の成田空港から首都タシケントまで、ウズベキスタン航空の直行便が週2便あります。また、韓国からはアシアナ航空が週5便運航しているため、ソウル乗継ぎで行く方法もあります。(2017年9月時点)

私は現地で2組の日本人団体ツアーに会いました。ウズベキスタンではほとんど英語が通じないため、旅慣れていない方はツアー旅行が便利です。

旅行期間としては、一週間くらいあれば見どころは制覇できるかと思います。私が紹介したサマルカンドとヒヴァ以外には、旧市街地が世界遺産に登録されているブハラ、ティムールの生誕地であるシャフリサーブス、首都のタシケントなどもあります。

ベストシーズンは4月~5月と9月~10月です。ウズベキスタンは内陸に位置し、砂漠もあるため、冬と夏は過酷です。夏の最高気温は50度を超え、冬の最低気温は-10度を下まわります。春と秋であっても、日によって、また朝晩の寒暖差もあるため、重ね着できる服装で調整するといいでしょう。

 

ウズベキスタンビザ

ウズベキスタンに行きたい方に朗報!2018年2月より、日本人のウズベキスタンビザが免除になりました。30日以内の観光目的の滞在であれば、ビザの取得は必要ありません。
※ビザについては、大使館に最新情報を問い合わせることをおすすめします。

 

■詳細情報
・名称:B&B Emir
・住所:Oksaroi Street 142,サマルカンド
・アクセス:グリ・アミール廟まで徒歩1分、レギスタン広場まで徒歩10分
・料金:ドミトリー 10ドル/人

 

■詳細情報
・名称:Islambek Khiva
・住所:Toshpulatov 135, ヒヴァ
・アクセス:イチャン・カラ内、市場まで徒歩1分
・料金:ツイン 20ドル
・特記事項:ブハラまでのタクシー等手配可能

 

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