タイのロイクラトン(コムローイ)祭りに2年連続で参加!運が良ければ当日券が買えるかも
タイの北部チェンマイで開催されるロイクラトン(コムローイ)に2015, 2016年の2年連続で参加してきました。
開催地は、チェンマイにあるメージョー大学の敷地内なのですが、その敷地内に入るにはチケットなしでは入場することはできません。2015年はチケットなし、2016年はチケットありで参加したので、それぞれの楽しみ方を伝授したいと思います。また、ちょっとした裏技を最後にご紹介するので、お見逃しなく!
※コムローイ祭りは2015年度より、イーペンランナーインターナショナルのみの開催となりました。コムローイの打ち上げが許可されているのはイーペンランナーインターナショナル当日と、大晦日のみとなります。今まで設けられていた地元の人用の日程は廃止になりました。
チケットなしでの楽しみ方(2015年当時)
会場までの行き方ですが、チケットを持っていればツアーでの参加が多いので、ホテルまで送迎がある場合が多いです。チケットが無い場合は個人で行くと少し分かりにくいかもしれません。会場であるメージョー大学は、チェンマイの中心部である旧市街や新市街から車で30分程離れた場所に位置しています。
そして、メージョー大学の正門から、祭りが行われる敷地内までは車で10分、徒歩40分かかります。行き方は大まかに3通りあります。
レンタルバイク
チェンマイの旧市街や新市街に行くと、どこに行ってもレンタルバイクのお店があります。バイクの大きさを問わなければ、値はお店によって99バーツから250バーツと幅広くあります。国際免許証の提示は求められませんが、貸出時にパスポートを預けて、返却時に返してもらう仕組みが多いです。
もちろん2, 3人乗りは可能ですが、安全のためにヘルメットは被りましょう!
こちらが、メージョー大学までの行き方ですが、上記の様に大学から敷地内までは少し距離があるので、直接敷地内を目指した方が無難かもしれません。
敷地内までの行き方
敷地内のすぐ側にある川沿いから中で飛ばされるコムローイの様子を見ることができ、自分たちで飛ばすこともできます。早めに行って席を確保することをお勧めします。レジャーシートがあると長時間でも座っていられるので楽です。
緑色のソンテウ
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私は去年この方法で行きました。チェンマイ市内には、たくさんのソンテウが走っています。その中でも、ワロロットマーケット周辺の川沿いが始発の緑色のソンテウを捕まえると、20バーツでメージョー大学まで行くことができます(2015年の値段のため、値上げの可能性あり)。
途中で人を降ろしたりするので、時間は1時間弱かかるので時間に余裕を持って出発してください。
そして、おそらくメージョ大学で下車するのですが、そこから敷地内周辺までが徒歩40分ほどかかるので根気よく歩き続けてください。祭り後はいくら探しても緑色のソンテウを探すことができなかったので、メーターのないタクシーを6人でシェアしました。それでも一人50バーツ程でした。
敷地内までは迷うかもしれませんが、学生に聞いたりしながら行くと良いかもしれません。
トゥクトゥクやソンテウのチャーター
聞いた話によると、往復のチャーターで1,000バーツ程かかるそうです。これは一番お金のかかる方法ですが、正確に行きたい場所まで連れて行ってくれる確実性が高いです。夕方に出発すると人が混み合い、敷地内周辺までは行くことができないので、早めに出発しましょう。
敷地内周辺の川沿いに到着したらするべきこと2つ
■スペースの確保
夕方には人がたくさん来るので早めに到着することをお勧めします。そして到着後はまず席を確保しましょう。その際にレジャーシートがあると大変便利です。というのも早めに到着しても、コムローイが上がるのは日が暮れてから。長時間待つことになるので、座って待機できるレジャーシートは必須です。
■コムローイを購入しよう
コムローイは敷地外からであれば何個でも飛ばすことができます。去年夕方に到着した時にはもう、コムローイが売り切れていたので、早めに入手しましょう。値段は大きいサイズで25バーツ程です。そして、グループで一個だけ買うのではなく、一人最低一個は買いましょう。
火を灯してからあっという間に空中に飛んでしまうので、何個かあるとその分お気に入りの写真を撮ることもできますし、楽しさも倍増です。ここであったら良いのが太めの油性ペンです。コムローイに文字や願いを書くと、オリジナルのコムローイを作ることができます。
チケットがなくても、敷地内で飛ばす大量のコムローイを外からでも見ることができます。そして、外からであれば、好きな時に自分たちでコムローイを飛ばすことができます。
チケット有りでの楽しみ方(2016)
2016年は、11月14日にコムローイ祭りが行われました。同年の4月にはチケットが発売されていたので、購入しましたがチケット販売数が少ないのか、7月頃には完売していました。日本発のツアーもありますが、値段が10万円以上するため、今回は現地集合のツアーに参加しました。
現地ツアーも値段は様々ですが、私は16,000円程で購入しました。含まれているものは、ホテルと会場の送迎、チケット、日本語ガイドです。私が今回購入したのはチェンマイハッピーツアーですが、その他にもいくつか現地ツアーがあります。
・ウェンディツアー
・パンダバス
・ナラツアー
・エクスピー・ツアーズ
・ランベルツアー
・CMランナーツアー
当日のタイムスケジュール
15時 ホテル出発
16時 入場、自由時間
18時 アナウンス開始
20時 コムローイ打ち上げ
20時20分 終了
21時30分 ホテル着
会場内に入ってから、打ち上げまでは約4時間もあります。長く感じますが、入場券にはお土産や食事券がついてます。打ち上げが行われる場所と、食事スペースは別の場所にあるので、食事のブースに入る際には入場券の提示が求められます。
そこを通過すると、最初にお土産をもらいます。今年のお土産の中身は象の枕、お菓子、水でした。
photo by yukina harata
食事券は5枚ついているので、様々なタイ料理を楽しむことができます。食事の他にも、民族衣装の試着コーナーや写真撮影ができるブースがありました。
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あっという間に18時になり、着席しました。着席してからも2時間あるので、そんなに急がなくても良いです。会場内のVIP席の様子です。
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19時30分頃からお坊さんがお経を唱えたり、スタッフが火をつけにきてくれたりして、いざ打ち上げです。火をつけて一斉に飛ばすのですが、結構な数のコムローイがフライングしちゃいます。
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一斉に打ち上げられる姿は本当に美しく、会場内からは歓声が湧きます。
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今年は王様がお亡くなりになった影響でコムローイを飛ばすのは2人につき1個で、花火も打ち上げられませんでしたが、打ち上げの約20分間は本当に夢の様でした。打ち上げが終わると、混雑を避けるためにそれぞれのバスやバンに戻って、ホテルに帰ります。
裏技
どうしても敷地内でコムローイを見たいけど、チケットがない!という方に裏技をお教えします。「早めに会場に行き、入り口のスタッフに当日券の有無を尋ねる」こと。
私の友達は、今年のロイクラトンで当日券を買うことに成功していました。入り口で尋ねると、当日券は約4,000バーツ。しかしそんな大金を持っていない友達はその旨を伝えたところ、なんと1,800バーツで購入できたそうです。
まとめ
いかがでしたか?誰もが心躍るロイクラトン(コムローイ)祭りに参加してみませんか?来年以降のロイクラトン祭りの開催はまだ発表されていませんが、少しでも多くの人に現地へ足を運んであの美しい光景をご覧になっていただきたいです。