バンコク観光に欠かせない!交通手段のメリットデメリットまとめ
世界中から多くの人が訪れる大人気観光地タイのバンコク。LCCの就航も多く、世界一周しているバックパッカーも必ずと言っていいほど訪問しているのではないでしょうか?
そんなバンコク観光に欠かせない移動手段は様々。バス、メトロ、トゥクトゥク…今回はそれぞれのメリットデメリットをまとめてみました。
BTS(高架地下鉄)
地元住民の通勤通学に多く利用されているBTS。スワンナプーム国際空港からのエアポート・レール・リンクの終着地「パヤタイ駅」からも接続されており、観光客にも便利で大人気です。
タイ語と英語2ヶ国語でのアナウンスに加え、BTS内のモニタや電子路線表が停車駅を案内してくれるので初めてでも安心できます。
観光地としても名高い商業施設「Terminal21」へ行く場合、このBTSを利用すると便利です。
<メリット>
・発車時刻、所要時間が決まっているので無駄な時間がかからない。
・ワンデイパスがあるので、移動のパターンによってはかなりお得。
<デメリット>
・運行時間が決まっているので深夜早朝には利用できない。
・駅近で無いと不便。
MRT(地下鉄)
Photo by PlusMinus
こちらもBTSと同じく、エアポート・レール・リンクの「マッカサン駅」から接続がある地下鉄MRT。
いくつかの駅がBTSともリンクしており、トークンと呼ばれるコイン型の乗車券がこの地下鉄のワクワクポイントでもあります。
停車駅の1つ、国鉄バンコク中央駅のフアランポーン駅は、バンコク最大で最古の駅。ホーム・コンコースともに壮大で魅力的なので、観光として駅へ行ってみるのもおススメです!
<メリット>
・セキュリティチェックが行われているので地下鉄でも安心安全。
・MRTとのリンクもあるので、乗り換えからでも利用できる。
<デメリット>
・運行時間が決まっているので深夜早朝には利用できない。
・駅近でないと不便。
市バス
photo by peco
バンコク市内を巡るバスは、各バス停から乗車できます。
自分の乗りたいバス番号を見つけたら(車体前面と横に数字で記載されています)、腕を肩から少し上に伸ばして合図し、停車後に乗り込みます。
乗車すると車掌さんが個々に料金徴収しに回ってくれるので、規定の金額を渡します。地域とバスの種類によって様々ですが、他の交通機関に比べて半額以下の場合がほとんどです。
バンコクでお馴染みのカオサンロードへ行く場合は53番のバスが便利です。
<メリット>
・数ある交通手段の中で最も安い金額で移動出来る。
・大きな窓のある車体で町を巡るので、移動しながら街を見渡せる。
<デメリット>
・バスの時間が決まっておらず、下調べ無しではどのバスに乗るべきか分からない。
・バス停ポイントを回りながら移動するので時間がかかる。
トゥクトゥク
photo by peco
バイクの運転手の後ろに座るタイプと箱型の座席シートがついている2タイプあります。
どちらもトゥクトゥクと呼ばれるのですが、複数人数やバックパック等の大きな荷物を持っていたりする場合は後者をおススメ。
値段は交渉で決まりますが、目安は徒歩20分の距離で50バーツ程度です。(天候によって多少上乗せされる)
<メリット>
・車の間をすりながら走り抜けるので渋滞でもへっちゃら。
・日本では味わえないスリリングな楽しさ。
<デメリット>
・天気、気候によってはその被害を受けやすい。(特ににわか雨)
・現地人以外だとぼったくりに合う可能性大。
ソンテウ
photo by peco
ソンテウは軽トラックを改造して作られた乗り合いバスです。
地方都市をメインに走っているのですが、バンコク市内でも駅周辺を中心に見かけます。
市バスと違って行き先も値段も交渉制なので、自分の都合に合った移動が出来るのではないでしょうか?
<メリット>
・現地人との乗り合いなので、ぼられにくい(周囲に確認できる)
・バス停、バス番号探すことなく交渉して乗車できる。
<デメリット>
・ある程度の人数が乗らなければ発車しない。(不定期)
・複数人の乗り合いなので、目的地ピンポイントに降りれない場合がある。
タクシー(車)
国内を走る2種類のタクシーは法人(ピンク)と個人(その他)に分かれています。
トゥクトゥクに劣らない数のタクシーが走っているので、すぐに捕まえられることでしょう。
運転手は英語を話せる人が多く、基本的には車内のメーターで価格が決められるため、交渉等が面倒でスムーズに移動したい人はタクシーが便利です。
<メリット>
・出発地から目的地まで迷うことなく確実に辿り着ける。
・雨風の悪天候でも被害を受けることなく移動出来る。
<デメリット>
・価格が高い。
・メーターなのでいくらかかるか分からない。
・渋滞に巻き込まれるとかなり時間がかかる。
まとめ
値段交渉はなかなか慣れないかもしれませんが、明るくコミュニケーションを取ってお互い気持ちよく合致したいところ。
10BAT(約32円)で粘って交渉決裂!険悪なムードなんてことにならないよう、こちらの払う金額(日本円)も念頭に。
それぞれのスタイルに合った交通手段を選択して、快適で安全な旅をお楽しみください!