「死ぬまでに叶えたい夢」を1つ実現するためにタイへ行ってきた / 中 美砂希
こんにちは、TABIPPOのちゅうやん(@misakiki3894)です。いきなりですが、皆さんBUCKET LIST(バケットリスト)ってご存知ですか?日本でも最近じわじわ来ているバケットリスト。詳しくはこちらでご覧ください。
私のバケットリストの一つにもなっていた「コムローイを見に行くこと」。その夢を叶えるためにタイはチェンマイへ行ってきました!
そもそもコムローイって?
コムローイとは空に舞い上げる熱気球(大きなランタン)のこと。TABIPPOの記事でも既にあがっていますが、ソンクラーンと並んでタイを代表するお祭りであるロイクラトン。陰暦の12月(現在の11月)の満月の夜に開催され、よくメディアで取り上げられているのはチェンマイで行われるイーペン祭りです。
❐タイ観光庁、2016年度「チェンマイ・イーペン祭り」の中止を発表→規模を縮小して開催決定 | TABIPPO
有名なのは地元の人が開催するイーペンサンサーイと、観光客向けのイーペンランナーインターナショナル。このお祭りはディズニーアニメ「塔の上のラプンツェル」のモデルになったとも言われています。
幻想的なラプンツェルの世界がここに!ランタンに包まれるタイのコムローイ
一緒に旅に出るのは一周中に出逢った旅友
今回、一緒にタイに行くのは安定の旅友、原 歩未。彼女とは世界一周中にモロッコ、シャウエンンで出逢い、一緒にサハラ砂漠やサントリーニ島、ベトナムで再会を果たしました。帰国後も、旅のイベントに参加したり一緒にTABIPPOのトラベルライターとして旅の経験を伝えたりと、帰国してからも一番会っている旅友です。
旅先で出逢ってつながって、また一緒に旅ができるなんて夢のよう。もしあの時シャウエンに行ってなかったら、あの宿に泊まっていなかったら…。全てのタイミングに感謝しかありません!
コムローイを空にあげるまで
参加するにあたって全て個人手配で予約をしました。日本からのツアーは高いので、現地ツアーを予約した方が安く抑えることができます。タイにはグローバルWi-Fiを持っていってたので、実況中継もできちゃいました。
①入場券にはお土産と食べ物がセットになってる
会場に向かってます🚐💨#グローバルWiFi#TABIPPO#チェンマイhttps://t.co/ykTRhpiG0mpic.twitter.com/UwtvEeYQOl
— ちゅうやん/TABIPPO (@misakiki3894) November 14, 2016
準備万端です😁👍グローバルWiFiのおかげでネット繋がる❗️#グローバルWiFi#TABIPPO#チェンマイ#コムローイhttps://t.co/ykTRhpiG0mpic.twitter.com/RQGHy1Xj1s
— ちゅうやん/TABIPPO (@misakiki3894) November 14, 2016
チケット代金は15,000円ぐらいで、その中には入場料とお土産、ご飯代、送迎料が含まれています。チケットは人気により年々値上げしているそう。
②ご飯は現地でたらふく食べることができる
時間になると屋台が並び出し、自分が好きなご飯を5種類選ぶことができます。5種類です。もうお腹いっぱいです。
③17時半頃から式典がスタート
例年はもう少しエンターテイメント要素が入ったイベントも開催されるようですが、今年は国王が亡くなったこともあり内容を変えての進行だったよう。フライングで会場の外ではコムローイが一つ、また一つとあがっていくではありませんか。この写真ではその美しさが伝わりません…
会場の近くで上がり始めてる。現場からやとめっちゃ綺麗なんやけど、iPhoneの限界で綺麗さ伝わらへん😂#グローバルWiFi#TABIPPO#チェンマイ#コムローイpic.twitter.com/wDsUz4Bs9G
— ちゅうやん/TABIPPO (@misakiki3894) November 14, 2016
④コムローイに点火!
20時頃から目の前のろうそくスタンドに灯がともされます。ここで火を付けるのですが、これがなかなか難しい。傾いてコムローイ自体に火がついて何とも残念なことになってしまったり、誤って手を離してフライングしてしまったりしているグループもありました。
⑤一斉に離す!
合図があった瞬間に手を離すと…
泣くほどの景色にはなかなか出会えない
辺りは映画ラプンツェルの世界そのもので、オレンジ色の暖かい光は、参加者の願いとともに舞い上がりどんどん小さくなっていきます。言葉にならないほど綺麗すぎて、写真では上手く伝わりません。
2人とも美し過ぎるその光景に歓声と涙しか出ず。今回は三人でひとつのコムローイを飛ばしましたが、本来なら一人ひとつ飛ばすそうです。景色を見て涙したのはウユニ塩湖に続いて今回が二度目。ずっと待ちこがれていたその時は一瞬で、鳥肌が立って、泣いて、興奮が冷めなくて。
景色を見て泣くなんて、そんなにないこと。これで死ぬまでにやりたい100のことのひとつが叶いました。来年はどんな夢を叶えようかな!