多くの人が心配の声をあげる「台湾地震」について。
2月6日の深夜、台湾東部・花蓮県を強い地震が襲った。
台湾の「中央氣象局」によれば、マグニチュードは6.4。2月9日現在、9人の死者が出ているとのこと。また、60人ほどいたとされる行方不明者は、10人まで減っているらしい。
台湾地震にたくさんの心配の声
台湾は、日本と同じく、地理的に地震が発生しやすい。1999年には、いわゆる「921大地震」で、台湾中部がマグニチュード7.3を経験している。当時は建築基準が十分でなく、死者約2400人を出している。
この事実を重く受け止めた台湾は、基準を改正し、建物の耐久強度を上げてきた。そのため、今回の地震被害は、最小限に食い止められたようだ。だけど、全てが新しい基準を満たしているわけではないので、改めて、手抜き工事などの対応はすすめていくとのこと。
台湾といえば、東日本大震災の際に「200億円の義援金」を日本に送ったことでも、よく知られている。
安倍晋三首相は、これに触れながら、首相官邸のFacebookアカウントに直筆の「台湾加油(台湾頑張れの意)」というメッセージを投稿。
安倍首相のメッセージに対し、台湾の蔡英文大統領はTwitterで、このように返答。