台湾は那覇空港から石垣島空港間よりとっても近い海外です。石垣島から飛行機で、桃園国際空港に40~50分で到着するのでとても身近に感じられます。良く晴れた日には日本の最西端与那国から年に数回台湾が見えることもあるくらいの距離にあります。

そんな日本に近い国台湾はサーフィン大国としても有名でサーファー憧れの国のひとつです。3つのエリア別で台湾サーフィンスポット14選をお届けいたします。

*編集部追記
2017年9月に公開した記事に新たに加筆しました。(2019/05/06)

 

サーフポイント北部

台湾の首都台北から車で1~2時間もあれば、サーフィンが楽しめる北部エリアは、サーフィンが盛んで台湾の中でも古くからサーフィンで栄えた地域です。ビーチブレイクや、リーフブレイクなどお好みに合わせてブレイクできます。

この北部エリアは常に波がブレイクしているので、首都台北から近い分手軽に楽しめるため多くのサーファー週末に波乗りを堪能しに訪れます。日本で言う湘南や千葉に近い感じです。

 

金山

初心者に適しているサーフスポットです。そのため夏場になれば多くの人で溢れています。初心者向きなサーフスクールもあるので初心者でも安心して練習出来るのが良いですね。

基本ビーチブレイクなのでワイプアウトした時にも安全です。

■詳細情報
・名称:金山(ジンサン)
・アクセス:地下鉄で行く場合「淡水駅」まで行きバスに乗り換え2号線を東北上し「金山」下車。
・ショップ:サーフショップでボードを300元程でレンタル可能。
・オススメポイント:海水浴客もいるので家族で出掛けるにはオススメ。

 

白沙灣

北台湾の金山同様のサーフポイントのひとつです。金山と同じバスで三芝、石門からすぐのアクセスの良い場所にあります。

■詳細情報
・名称:白沙灣
・アクセス:金山と同じバスに乗り「三芝」「石門」どちらかで下車
・オススメポイント:金山同様家族で楽しめる。透明度も高いのでオススメ。

 

翡翠湾

地元民に人気のスポットです。夏場は多くの台湾人が遊びに来ます。波質はサイズが上がると、ハードですがスモールでは柔らかくて優しい乗りやすい波です。

■詳細情報
・名称:翡翠湾
・アクセス:高速鉄道か鉄道で「台北駅」下車、金青センター行きバスに乗り「翡翠湾バス停」下車。
・オススメポイント:北海岸で完全に整備された多元的レジャースポット。リゾートホテルが砂浜を管理しているので入場料が必要です。

 

福隆

厚い波が多くアウトで割れることが多いのでパドル力が必要です。 初心者には少し厳しいので中級レベル以上のサーファーが多いです。しかし、南西がオフショアなので初心者からちょっと上達した人でもOKな感じですね。

■詳細情報
・名称:福隆
・アクセス:「台北」から電車で「福隆」下車。
・オススメポイント:福隆駅すぐ前方にガイドしてくれるショップあり。ボードも格安レンタルあり。

 

烏石港

堤を挟み南北がサーフポイントです。駅からも近く、台北、宜蘭ともにアクセス抜群の立地です。

■詳細情報
・名称:烏石港
・アクセス:台北から電車に乗り「頭城駅」で下車し、濱海経由台北・基隆行きに乗り、「烏石港」で下車。
・オススメポイント:ボードロッカーは1年間で3000元。ちょいちょい訪れるなら借りても良いかもですね。

 

金樽

東台湾の厚めの波が多いポイントです。ポイントブレイクするので左右に走れるのですが、サイズがあがるとカレントも左右に強くなるので、やはり上級者向けです。

■詳細情報
・名称:金樽
・アクセス:電車で「台東駅」下車し、「静埔、成功、泰源」行きのバスに乗り換え、「金樽」下車。
・オススメポイント:台湾で国際的なサーフィン大会が行われるのは金樽しかありません。それだけ凄いスポットです。

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木瓜溪

東台湾、花蓮市ファーレンのメインポイントです。通年波乗り可能なビーチブレイクなので初心者にも安心です。中級者、上級者向けのリバーマウスにより波のブレイクポイントが違うためかなり貴重な体験が出来そうです。

■詳細情報
・名称:木瓜溪
・アクセス:「台東駅」から「花蓮駅」で下車し、その後タクシーが良さげ。
・オススメポイント:東部エリアでも有名な木瓜溪農場民宿に宿泊して旅の疲れを癒すのも良いです。

 

サーフポイント南部・西部

南部の墾丁エリアがメインです。色々な国のサーファーがこのエリアに定住していて日本人も多く住んでいます。南部はバラエティ豊かな波と風景、波質に多くのサーファーが魅了されてしまいます。

一方西海岸は波乗りできる機会の少ない海岸ですが、ひとたび波に当たると他のエリアに劣らないブレイクができます。西うねりのリーフブレイクに出会えるととても幸運です。

 

南湾

サーフポイントでもありますが、夏場はビーチリゾートとして懇丁エリアの代表的なビーチです。リゾートビーチなので比較的波が小さめが多いですが南うねりをキャッチするとリーフブレイクを楽しめます。

■詳細情報
・名称:南湾
・アクセス:「台北松山空港」から「恆春空港」で飛行機に乗り、「恆春空港」からバスで「墾丁」方面へ。ひとつ手前の「南湾」で下車。
・オススメポイント:さすがビーチリゾートだけあってリゾートホテル目の前です。

 

懇丁

こちらも代表的なリゾートである懇丁エリアに点在するビーチです。ビーチブレイクとても初心者向きで、どこでも波乗り可能です。しかしホテルによってはプライベートビーチにしている場合があるので確認してください。

■詳細情報
・名称:懇丁
・アクセス:「南湾」バス停のひとつ先で下車。
・オススメポイント:南湾と近いので思いっきりリゾートです。しかし基本的にはどこでもサーフィンOKなのが良いですね。

 

九棚

大砂漠で有名な九棚エリア。懇丁のリゾートエリアから離れている分、プライベートビーチ的なサーフポイントです。ただしインサイドはシャローリーフの場所があり、板からの飛び降りると大怪我するかもしれません。

■詳細情報
・名称:九棚
・アクセス:かなり不便な場所なのでリゾートエリアでレンタカーを借りた方が良いです。
・オススメポイント:リゾートエリアから数十キロ離れているため、混雑とは無縁です。

 

佳楽水

日本で台湾のサーフポイントと言ったらここ!と言うくらい有名です。波質は初めての人から初心者まで向けなので、台湾のサーファーにも有名で常に大混雑です。

■詳細情報
・名称:佳楽水
・アクセス:「高雄空港」からバスで「恒春」下車。その後はタクシーで移動。
・ショップ:サーフィン専用のコテージ、ペンションはあるもののレストランや飲食店はないです。コンビニで食料を購入してから行きましょう。
・オススメポイント:柔らかい波質なので、変な地域主義者もいなく素晴らしいサーフポイントです。日本人のツアー客も多いので安心です。

 

後灣

有名な国立海洋生物博物館の近くにあるスポットです。強い北西よりのうねりが入る日はぜひ行きたい波乗りポイントです。

■詳細情報
・名称:後灣
・アクセス:「高雄左営駅」より墾丁行きのバスに乗り、「南保力」で1度下車。待っていると「海生館」行きが来るので終点で下車。
・オススメポイント:残念ながら波乗りが出来なかった日には近くの海洋生物博物館を見学すると丸1日つぶれます。

 

台湾でサーフィンをするときに知っておきたいこと

photo by pixta

台湾には日本語サーフィンスクールがある

台湾には、いくつか日本語のサーフィンスクールやオプショナルツアーがあります。サーフィン初心者の人、まだまだ歴が浅い人は、サーフィンスクールに参加するのがおすすめ。必要なものは水着とタオルのみ、サーフボードが込みになっているので、気軽にサーフィンを楽しむことができます。

 

台湾ではサーフボードはレンタルしよう

台湾へはスクートをはじめ、日本からアクセスする場合LCCを利用する人が多いですよね。せっかく安いチケットを買っているのに、荷物の追加代金を払うのは気が引けてしまいます。台湾では東台湾・南台湾共に、サーフボードレンタルショップがあります。

水着や大きめのタオルは持参をし、サーフボードを借りて楽しみましょう。

 

サーフィンがしやすいのは南台湾!

サーフィンといったら天気も気候も良い南台湾がおすすめです。サーフボードやガイド付きのツアーなどもあるので、初心者でも楽しめること間違いありません。南台湾からは観光スポット・高雄までも近いのでサーフィンをするなら高雄観光も必須です。

朝から日が暮れる前まではサーフィンをし、その後高雄観光へ。朝から晩まで楽しめます!

 

まとめ

台湾のサーフィンスポット14選はいかがでしたか?3つのエリアに分かれ、家族連れでサーフィンが楽しめるスポットや、誰も来ないようなスポット、リゾートスポットなど自分の技量と、都合に合わせて楽しめるため、台湾でのサーフィンは1度体験してみてください。

日本では味わえない感動を得られると思います。

 

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