ユーラシア大陸の西と東、スペインと中国、2つの国のミクスチャー料理を知っていますか?「」という鶏がらスープのとってもやさしいおかゆなんですが、なぜかこれがフィリピンの定番料理。いったいどういうコト?

スペインと中国のいいとこ取り両国の食文化が融合したおかゆ

フィリピンは歴史上、中国とスペイン2つの国の影響を色濃く受けてきた国。イスラム文化圏がこの国に入ってきた14世紀ごろ、中国(明)との交易でも栄えていました。16世紀以降、海を越えてやってきたスペインの統治下におかれることとなったフィリピンの料理には、両方の国の影響を受け継いだものがいまもあるという訳です。

タイにも朝ごはんの定番として、このルーガウに似た鳥のおかゆがあります(ジョーク)が、どちらも日本人の口によく合う、この時期にぴったりなおかゆですよ。

〈材料〉

・米:1/2合・にんにく:1かけ・玉ねぎ:1/8個・しょうが:1かけ・サラダ油:大さじ1・ナンプラー:小さじ2・水:700ml・鶏がらスープの素:小さじ1・黒こしょう:適量・青ねぎ:適量・レモンスライス:適量・茹でたまご:適量

〈つくり方〉

にんにく、玉ねぎ、しょうがを薄切りに、青ねぎは小口切りにしておきます。茹でたまごは半分にカット。

フライパンにサラダ油、にんにく、玉ねぎ、しょうがを入れて、玉ねぎが透き通るまで弱火で炒めたら、といだお米、水、ナンプラー、鶏がらスープの素を加えて弱火で30分ほど煮ていきます。

器に盛って青ネギ、レモンスライス、茹でたまごをのせ、黒こしょうをふれば完成です。

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