6月23日(土)から劇場公開される『』。本編84分のほとんどは、美容室が舞台。登場人物は、13名の女性たち。

そこにあるのは戦闘ではなく、暮らし

 
「世界の人々は、パレスチナ人が苦しみを語ることを期待する。だからこそ、僕らは戦争よりも暮らしを描くことが大切だと信じている」
 
ガザ地区出身の共同監督アラブ・ナサール氏の言葉通り。この映画には生々しい戦闘の描写はありません。ただし、争いは起きています。美容室の外で。
 

 

「美容室をはじめ、あらゆるところに政治情勢が及んでいて、それがガザ住民の生活の中心になっているパレスチナ社会を表現したかった。何を話し始めたとしても最後にはいつも政治の話になってしまう。そして外国へ逃げたくても逃げられず、ただ苦痛と困難に耐えるしかない。普通の生活が考えられない場所なのに、人々はそれでも生活し続けている。絶えず努力をして、生きる価値を見出そうとしているんだ」

ニュースやドキュメンタリーよりもパレスチナ問題をリアルに感じられる作品です。

 

 

『ガザの美容室』

2018年6月23日(土)から、アップリンク渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。公式サイトはこちら

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