2015年4月に起こったネパール大震災。これにより世界最高峰エベレストでは大きな雪崩が発生。日本人男性を含む20人近くの死者を出した。そのエベレストに地震後、世界初の登山認可を得た栗城史多氏が9月20日(日)、ついに山頂に向けてベースキャンプを出発した。登頂アタックは24日(木)、または25日(金)の予定(以前TABI LABOで取り上げた記事はコチラ)。

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当面の間は絶望的だろうと言われていたエベレスト登頂。理由は、雪崩の影響で登山ルートは塞がれ、地震によって地盤が変化している可能性もあるから。

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ネパールにとって大きな観光収入源であるエベレスト。この震災により登山客が減ったことは大きな痛手となっている。さらに、復興も間に合っていない。未だに苦しい生活を強いられている人も多い。

つまり、ネパールは今非常に苦しい経済状況に置かれているのだ。

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2015年8月23日(日)、カトマンズで地元記者団の取材に応じた栗城氏はこう述べている。

「ネパールが苦しい時期に登山することで、ヒマラヤの美しさを伝えて観光客に戻ってきて欲しい」。

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単独・無酸素でエベレストに挑戦するのは今回で5度目。どれもエベレスト登頂が最も難しいとされる秋季に挑戦しており、いまだ登頂には至っていない。

冒険の様子はコチラのFacebookで生中継する予定。8月22日のカトマンズ入りからアタック開始までの様子も「栗城史多 公式ブログ」で確認できる。

応援してくださっている皆さんと一緒にエベレストを登り、さらに成長して行こうと思います。 そして、必ず生きて帰ってきます。

Licensed material used with permission by 栗城史多

 

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