ネパールコーヒーの生産から販売までを手掛ける「BIKAS COFFEE(ビカス )」が、コーヒーとそれを取り巻く環境や文化に触れるプロジェクト「BIKAS COFFEE VILLAGE(ビカス ビレッジ)」を開始。

プロジェクトに協賛することで、ネパール山間部に植えられているコーヒーの苗のオーナーとなり好きな名前をつけられるほか、3ヵ月ごとの苗の成長レポートの受け取りや、植えた木から収穫された豆のお届けなど、まるで自分でコーヒーの木を育てているような特殊な体験ができるという。

また、このプロジェクトに参加したオーナー同士のオンラインコミュニティなどにも招待されるので、共通の価値観をもつ人とつながりながら、さまざまな刺激を得ることもできそうだ。

そもそも、このプロジェクトは、広大な土地を必要とするコーヒー栽培によって発生してしまった森林破壊などの環境問題や、地球温暖化によって発生率が高くなった「さび病」による生産量の減少など、コーヒーが抱えるさまざまな問題を解決すべく実施されるもの。

そのため、森のなかや野菜などを育てる畑で別の作物同士を同時に栽培する「アグロフォレストリー」という方法をとった、ネパールのハルパン村のコーヒー農家に協力してもらい、生産から消費までを適切なサイクルでおこなう“正しいコーヒー栽培”を実践し、新たなバリューチェーンの創造を目指すという。

コーヒーを愛する人たちが集い、共に理想的なコーヒーの未来を考えるこのプロジェクト。

クラウドファンディングの実施は5月8日より開始予定だ。

『BIKAS COFFEE VILLAGE』【公式ホームページ】https://www.bikascoffee.com/?page_id=41

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