日本人の私たちからすれば、お米は水で炊くのが常識。ですが、赤道付近の南洋諸島では、だいぶ勝手が違うようです。水の量を減らしてそこに加えるのは、なんとココナッツミルク。

機内食にも採用されるマレーシアの国民食

このココナッツミルクごはん「」は、マレーシアを代表する料理で、マレーシア航空の機内食としても採用されるほど。ナシゴレンでもおなじみ「ナシ」がごはん、「レマッ」は油を意味するそうです。この油をココナッツミルクが代用するわけ。

<材料:2人分>

ジャスミンライス(もしくは米):1合分ココナッツミルク:100mlおろししょうが:小さじ1/2塩:ひとつまみ水:適量

<つくり方>

ジャスミンライス(もしくは米)をといで炊飯器にセット。そこにココナッツミルク、おろししょうが、塩を加えたら、水を1合のメモリにまで注いで炊きます。これをチャーハンの要領で半円に器に盛り付ければ主役の完成。

さて、ナシレマッはおかずを合わせたワンプレート。乾燥小魚や、ピーナッツ、きゅうりの薄切り、ゆで卵などを添えたら、サンバルソースかチリソースをかけていただきます。

ほんのりココナッツミルクの香りを楽しみながら、おいしいマレーシアごはんをどうぞ。

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