【保存版】マレーシアの世界遺産全てを美しく捉えた写真23枚
ツインタワーとして世界一のペトロナスツインタワーをご存知でしょうか。マレーシアのクアラルンプールに建設され、ツインタワーの周りには公園やショッピングセンター、水族館などがあります。
ペトロナスツインタワーはマレーシアの近代化を象徴する建物の1つですが、マレーシアでは同時に大自然も楽しむことができます。そこで今回は、世界遺産とツインタワーをご紹介します。
キナバル自然公園
マレーシアの最高峰キナバル山の山麓部を含む国立公園。低地の熱帯雨林、高地林、森林限界と様々な種類の自然環境は、多くの固有種の動植物の生息域になっています。
ジャングルのつり橋キャノピーウォークや温泉、珍しい植物を集めた植物園など観光客向けのアトラクションもあり、多くの人々が訪れています。2000年に世界遺産に登録されました。
グヌン・ムル国立公園
ボルネオ島北部にあるムル山が保護されている国立公園です。カルスト地形のムル山の地下には巨大で長い洞窟群が広がっており、洞窟内にはコウモリやアナツバメなどが生息しています。
なかでもディア・ケイブは世界最大の空洞のひとつで、夕刻には数百万のコウモリが一斉に飛び立つ光景を見ることができます。2000年に世界自然遺産に登録されました。
マラッカ海峡の歴史的都市群:マラッカ
マラッカ海峡の中ほどに位置する町、マラッカは1400年頃から海峡を通る船が立ち寄る港町として栄えました。小さな漁村だったにも関わらず、様々な国から来る商人達により84もの言語が行き交ったと言われています。
その後、ポルトガル、オランダ、イギリスによる支配を経て、町は様々な文化が交じり合って独特な景観を生み出しています。2008年に世界文化遺産に登録されました。
マラッカ海峡の歴史的都市群:ジョージタウン
マラッカ海峡の北の入口に浮かぶペナン島にあるジョージタウン。18世紀末、島の統治権を得たイギリスによって自由貿易港となったために世界中から商人が集まりました。
そのため、旧市街には西洋建築をはじめ、中国やインドからの移民が築いた建築物が混在して立ち並んでいます。2008年に世界文化遺産に登録されました。
レンゴン渓谷の考古遺跡
プランテーションが広がるレンゴン渓谷にある先史時代の考古遺跡です。180万年前の石器が巨大隕石の落下跡と共に発見されたり、新石器時代の人骨や陶器などが発掘されています。
アフリカ大陸以外では最古で唯一の初期人類遺跡で、1ヵ所からの出土物の期間が世界最長級であることも評価され、2012年に世界文化遺産に登録されました。
ペトロナス・ツインタワー
クアラルンプールにある高さ452m、88階建ての超高層ビル。20世紀に建築された超高層ビルの中では最も高いもので、ツインタワーとしては現在も世界一の高さを誇っています。
国立石油会社ペトロナスによって建築、アルゼンチンの建築家によって設計されたオフィスビルで、ミナレットを持つモスクを模して作られており、イスラム様式となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。東京からマレーシア首都クラルンプールまでは約7時間半、アジアでのハブ空港となっていますので、乗り換えで訪れたことがある方もいらっしゃるかもしれません。もしお時間があれば、マレーシア観光も楽しんでいただくと思わぬ発見があるかもしれません。