こんにちは、ひぐです。これまでの人生で未開拓だった山陰エリア。萩や温泉津に魅了され、続いて訪れたのは鳥取県。実は人口がおよそ50万人と、日本で1番人口の少ない場所だそうです。



砂丘のイメージが強い鳥取県ですが、島根県からの道中は、たくさんの緑に囲まれていました。人が少なく緑が多い。そんな長閑な鳥取の中でも、今回は特に自然が豊かな大山隠岐国立公園を含む西伯郡エリアをご紹介します。

てま里|地元と繋がる古民家ゲストハウス

最初にご紹介するのは、古民家ゲストハウス「てま里」。

オーナーのかなこさんは、てま里を始める以前に学校の先生をしていたんだとか。今もゲストハウスを行いながら、てま里の共用スペースでは小学生向けに英語教室を開いています。

ここには3泊お世話になりましたが、子どもたちと触れ合う機会があったり、地域の方々が訪れる交流拠点になっていました。

とても気さくに接してくださり、テレビ番組を一緒に見たり、線香花火をしたり。古民家の雰囲気が相まって、まるでおじいちゃん家に夏休みの思い出をつくりにきたかのような時間を過ごすことができました。

中長期でまったりするのにピッタリなゲストハウスなので、ワーケーションにもいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:てま里
・住所:〒683-0201 鳥取県西伯郡南部町天萬897
・地図: ・アクセス:米子駅から車で15分
・電話番号:080-7851-6335(宿泊専用)
・公式サイトURL:https://temari.tottori.jp/

郷の鮨たむら|日本海で獲れた新鮮なお魚を堪能

続いてはご飯どころのご紹介。「郷の鮨たむら」では、店主の田村さんが毎朝仕入れる新鮮な魚を楽しむことができます。

以前は別の場所に店を構えていましたが、人気になり手狭になったことから、現在の場所に移ったのだそう。この日は海鮮丼を注文。その人気ぶりは味に表れていました。

マグロやタコ、えびなどの王道のネタが入りつつ、あいこ、かわはぎ、ひらめといった珍しいお魚も。日本海の荒波に揉まれ、ぷりっぷりに引き締まった身が絶品なんです。店主の田村さんも優しい雰囲気で、心地の良いお店でした。

■詳細情報
・名称:郷の鮨たむら
・住所:〒689-4108 鳥取県西伯郡伯耆町丸山1800-26
・地図: ・アクセス:
・営業時間:12:00~21:00
・定休日:水曜日
・電話番号:0859-39-8585

FBI DAISEN|アメリカンなキャンプ場

広大な敷地にアメリカンなロッジやコテージが並んでいるキャンプ場が「FBI DAISEN」です。


突然行ったにも関わらず、その日空いているコテージを見せていただきました。コテージはそれぞれに特徴的な世界観が広がっており、雄大な自然とアメリカンな建物に非日常を感じられること間違いなしです。


そして、FBI DAISENは宿泊をしなくても、ランチ利用できるのが嬉しいところ。メニューを見ると、冷やしカレーなるものを発見!

気になったものには飛びつきたい性分。冷やしカレーを注文してみました。

こちらが冷やしカレー。氷が入っていて、本当に冷えてました(笑)

だけど、スパイスの辛さで顔からの汗が止まらない。冷たいものを取り入れてるのに、汗をかくという不思議な体験ができるかもしれません。

他にもアクティビティが充実しており、テントサウナやプールもあるんです。10月には大きなフェスイベントも控えているので、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか?

イベント詳細は「HELLO NEW DAY 2022 公式サイト」をご確認ください。

■詳細情報
・名称:FBI DAISEN
・住所:〒689-4101 鳥取県西伯郡伯耆町小林706
・地図: ・アクセス:大山高原スマートICより車で10分
・営業時間:10:00~20:00
・電話番号:0859-57-3428
・公式サイトURL:http://fbi-camping.com/daisen/

みるくの里|濃厚ソフトクリームの虜に!

FBI DAISENからさらに山を登っていくと見えてくるのが「みるくの里」です。ここでは実際に子牛たちがのびのびと暮らしています。

レストランやお土産屋さんがあり、時間も忘れてゆっくりと楽しめる みるくの里。訪れた人たちの多くが食べていたのが、こちらのソフトクリーム。

白ばら牛乳をふんだんに使ったソフトクリームは濃厚で、舌がとろけるようなおいしさでした。平気で2〜3個は食べられそう……

一方、牛乳はなんともスッキリした味。ごくごく飲みやすくて、あと味が爽やか。かつて、学校の給食で200mの牛乳を7本飲むほどには、自称牛乳好きなのですが、牧場を前にして飲む牛乳は格別でした!

この味の秘密をお伺いしたところ、雄大な自然で牛さんたちがストレスなく育っているからなのだそう。人も同じで、ストレスを溜めることなく、のびのびできると人生に旨味がのってきそうですね。

■詳細情報
・名称:大山まきばみるくの里
・住所:〒689-4101 鳥取県西伯郡伯耆町小林2-11
・地図: ・アクセス:大山高原スマートICより車で13分
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:火曜日
・電話番号:0859-52-3698
・公式サイトURL:https://dainyu.or.jp/daisenmakiba/

植田正治写真美術館|世界的に注目された写真家に触れる

自然の中に突如現れるモダンな建物。この建物こそが、被写体をまるでオブジェのように配置した演出写真で知られる植田正治さんの作品が楽しめる「植田正治写真美術館」です。演出写真とは、偶然生まれたシーンを切り取るのではなく、文字通り演出を施して撮影する写真のこと。

展示物の撮影はできなかったので、どんな写真かは行ってからのお楽しみということになってしまいますが、演出された写真だからこそ、まるで絵のような構図で切り取られた写真が楽しめます。

また、美術館の館内からは水面に映る“逆さ大山”など、大山の雄大な姿を見ることができます。写真を見た後に、美しい自然を眺める。瞳においしい時間を満喫してみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:植田正治写真美術館
・住所:〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
・地図: ・アクセス:大山高原スマートICより車で3分
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
※12月下旬〜2月末および展示替期間中も休館
・電話番号:0859-39-8000
・公式サイトURL:http://www.houki-town.jp/ueda/

ジェラテリア pa cherry b.|世界10位の本格派ジェラート屋

鳥取県産の材料にこだわったジェラートで世界的な評価も受けているのが「ジェラテリア pa cherry b.(パッチェリービー)

ゲストハウスてま里のかなこさんから「国際大会で10位になったジェラート屋さんがあるから、行ってみたら?」とさりげなく言われたときには、「鳥取県にそんな場所があるの!?」と耳を疑いました。(鳥取県のみなさん、ごめんなさい……)

でも、ひとたび食べてみると「あっ……」と言葉にならない”納得の声”が漏れてしまいます。

口当たりのまろやかさに頬が緩み、地元の食材を活かしたやさしい甘さに笑みがこぼれる。味はもちろんおいしいのだけど、食べた瞬間に不思議と幸せがやってくる。

鳥取県でつくられた旬な食材をベストな状態でジェラートに生まれ変わらせているため、素材の良さを最大限に引き出すことができるんだとか。毎朝その日の分しかつくっていないので、新鮮なジェラートを楽しめます。

山陰に行く時には、少し寄り道してでも食べていただきたい至福のスイーツです。

■詳細情報
・名称:ジェラテリア pa cherry b.
・住所:〒683-0222 鳥取県西伯郡南部町市山1087-1
・地図: ・アクセス:山陰道米子西ICから車で10分
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:月曜日、火曜日
・電話番号:0859-21-8100
・公式サイトURL:https://pacherryb.com/

法勝寺温泉|海外青年協力隊のOBOGがつくった温泉?

最後にご紹介するのは、2022年6月にオープンしたばかりというおやすみ処「法勝寺温泉」です。ここは温泉でもあり、ご飯処でもある。駄菓子屋でもあり、さらには障がい者の方が働く就労支援施設としても機能している、色んな顔を持った場所なんです。



この施設は青年海外協力隊として活動してきた方々のOBOG組織である「青年海外協力協会( JOCA )」によって、地方創生の一環として運営されています。

それもあってかお店の推しメニューである「お蕎麦」はブータン産のそばが原料に使われています。

オススメということで実際にいただきましたが、香りのインパクトがすごいんです!ブータンのそばは品種改良されていないため、コシが出やすく、香りが強く残った原種。おいしくいただきました。

もちろん温泉も気持ちいいので、旅の疲れを癒しに行ってみてくださいね。

■詳細情報
・名称:法勝寺温泉
・住所:〒683-0351 鳥取県西伯郡南部町法勝寺516
・地図: ・アクセス:山陰道米子西ICから車で15分
・営業時間:11:00~21:00
・電話番号:0859-21-0772
・公式サイトURL:https://www.joca.or.jp/news/jocanambu_open/

食・遊・癒が揃った鳥取西伯エリアを旅しよう

広大な自然が広がっている鳥取の西側、西伯エリア。初めて故に「何があるのだろう……」と行く前には半ば不安がありました。

しかし、実際に訪れてみると、日本海の幸を活かしたご飯もあれば、世界的な評価を受けたスイーツもある。日本を代表する写真家の作品を楽しめる場所もあれば、疲れを癒すための自然も温泉も揃っている。
長閑でのんびりと過ごせる場所、鳥取県。穏やかで、とても良い時間を過ごすことができました。

今回の旅を通して、知らない土地には足を運んでみるまで勝手な偏見を持つのはやめようと思いました。自分の経験でしか見えてこない魅力だってきっとあるはず。

本記事では、僕が感じた鳥取の魅力をご紹介してきましたが、みなさんが感じた魅力もぜひ教えてくださいね。

さて、まだまだ旅は続きます。

All photos by Yuki Higuchi

もっと見る