東京の離島には絶景が隠されている。一度は行くべき島11選
みなさん海は、お好きですか?海といえば、沖縄やハワイが有名ですよね。綺麗なサンゴ礁に青い海!夏休みにビーチでのんびりと過ごしたいですよね。
でも皆さん忘れがちかもしれませんが、この我らが東京にも素晴らしい海を見せてくれる離島がたくさんあるんです!今回は東京都の離島11選をすべてご紹介したいと思います!
地層のバームクーヘン!大島
大島は伊豆諸島の最北端に位置する、伊豆七島の中で一番大きな島です。都内から2時間でアクセスができるリゾート地としても有名です。
伊豆大島のシンボルは活火山の「三原山」。標高は758mで初心者でも片道1時間ほどで登れちゃいます。ルートによってさまざまな景色を見せてくれるので、周辺を散策するのがおすすめです。
火山活動の様子は、地層の断面からも見ることができ、バームクーヘンみたいに綺麗に層になっています。
お土産におすすめなのが強烈な匂いで有名な「くさや」です。くさやは伊豆諸島でのみ製造されているので、なかなか馴染みがないですが旅の記念にぜひ味わってみてください!
アクセスは東京竹芝客船ターミナルから高速ジェット船で約1時間45分と、日帰り旅行も可能。気軽にアクセスできて、美しい海を眺められるのも、大島の大きな魅力です。
・名称:大島
・住所:東京都大島町
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから高速ジェット船で約1時間45分・客船で約6時間、熱海港から高速ジェット船で約45分、調布飛行場から飛行機で約25分
・公式サイトURL:http://www.izu-oshima.or.jp/
サーファーの聖地!新島
見てくださいこの白い砂浜に青い海!これが東京だとはだれも思わないですよね。
新島は伊豆七島の一つである新島です。昔からサーファーたちの間で良い波が来ることで。とても人気な羽伏浦ビーチがあります。この砂浜の全長は約6.5kmにも続くので、良い波のスポットを探してサーフィンに挑戦してみてはいかがですか?
東京竹芝浅橋ターミナルから高速船で約2時間というアクセスの良さも魅力の一つです。疲れた時の旅先にぴったりですね。
・名称:新島
・住所:東京都新島村
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから高速船で約2時間・大型船で約10時間35分、下田港から客船で約2時間40分、調布飛行場から飛行機で約35分
・公式サイトURL:https://www.niijima.com/index.html
ファミリーにオススメ!式根島
先ほどの新島と違って、この伊豆の式根島は非常に波が穏やかでのんびりと過ごすことが出来ます。外周が役12kmと小さな島なので、レンタサイクルで島を一周ぐるっと回れちゃいます。
ビーチでは、シュノーケリングで海の生き物を間近で観察できるので、ファミリーで夏休みの自由研究をこなすのにもピッタリな島です。
私が式根島に訪れたとき、海の音しかしない砂浜で満天の星空を見上げた瞬間は、思わず感動して鳥肌が立ちました。
東京竹芝浅橋ターミナルから約3時間と、先ほど紹介した2島よりも遠いですが、この美しいビーチが見られるので週末旅行にぴったり。
・名称:式根島
・住所:東京都新島村式根島
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから高速ジェット船で約3時間・大型船で約10時間、下田港からフェリーで約3時間、調布飛行場から新島まで飛行機(30分)で乗り換えて新島まで連絡船で約15分
・公式サイトURL:https://shikinejima.tokyo/
スピリチュアルな伝説が残る島。神津島
この神津島では、島内に数々の伝説的なスピリチュアルスポットが存在しています。
それもそのはずで、はるか昔7人の神様が伊豆諸島を創るために集まった島がこの神津島であったといわれているのです。探検家になったつもりで、島内を散策するのがとても楽しくてオススメです。
東京竹芝浅橋ターミナルから3時間半ですが、キャンプやダイビングなども楽しめるので、少し足を伸ばしたい旅行先にぴったりかも。
・名称:神津島
・住所:東京都神津島村
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから高速ジェット船で約3時間半、下田港から大型船で約2時間20分、調布飛行場から飛行機で約45分
・公式サイトURL:https://vill.kouzushima.tokyo.jp/
野生のイルカと泳げちゃう!御蔵島
ここ、伊豆の御蔵島では、日本の中で数少ないイルカと一緒に泳ぐことが出来る島なんです。
まるでおとぎ話のようですが、イルカと一緒に泳ぐのはなかなか経験出来ないので、一生の思い出になること間違いなしです。また、島内は手つかずの原生林で覆われているので、トレッキングにも非常にオススメの島です。
高速船は今のところ通っていないため、東京竹芝浅橋ターミナルから大型客船で7時間半かかりますが、このイルカたちと泳げるなら行きたくなりますね。
空飛ぶウミガメに会える!利島
ここ利島も数少ないドルフィンスイムのスポットです。多くのダイバーがイルカと泳ぐためにやってきますが、運がいいとウミガメに出会えることも。まるで、空を飛んでるかのように優雅に泳ぐ姿は、とても美しいですよ!
さらに、利島は椿が有名。昔から椿産業が盛んで、島全体で20万本もの椿があるといいます。利島にきたら、椿オイルをはじめとしたグッズを買って帰るのを忘れずに。
アクセスも東京竹芝浅橋ターミナルから高速船で2時間20分と、週末に訪れられるのも魅力的ですね。
・名称:利島
・住所:東京都利島村
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから高速船で2時間20分・大型船で約9時間、下田から客船で1時間35分
・公式サイトURL:http://www.toshimamura.org/
雄大な自然と野生動物たちと触れあえる。三宅島
三宅島にも「雄山」という有名な火山があり、火山が造り出した荒々しい風景と、透き通るような海の青さが魅力です。
約21年周期で噴火していると言われている「雄山」は、活発な火山活動により独特な地形が多く、土石流で埋まった学校や神社、火山ガスにより立ち枯れた森など、さまざまな景色を楽しむことが出来ます。
また野鳥や多くの野生動物も沢山生息しているので、森の中を散策して探してみるのも楽しそうです。
高速船がないため、東京竹芝浅橋ターミナルから大型客船で約6時間半かかりますが、訪れる価値はあります。
・名称:三宅島
・住所:東京都三宅村
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから大型客船で約6時間半、調布飛行場から飛行機で約50分
・公式サイトURL:https://www.miyakejima.gr.jp/
八丈富士を見に行こう!八丈島
伊豆七島のなかで唯一飛行機でいける、八丈島。旅行気分を味わう間も無く、たった45分で到着しちゃいます。
「離島の醍醐味と言えば、海でしょ!」という方もいると思います。もちろん八丈島の海はとても素晴らしいですが、この八丈島では山もとってもオススメです。
この八丈富士は標高が854mと伊豆七島では最大の高さと美しさを兼ね備えています。火山ですので、頂上には火口があり、そこを一周する「お鉢巡り」が最高ですよ!
・名称:八丈島
・住所:東京都八丈町
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約10時間20分、羽田空港から飛行機で約55分
・公式サイトURL:https://www.hachijo.gr.jp/
選ばれた者しか訪れることができない、青ヶ島
もし八丈島へ訪れる機会があった方に一度訪れていただきたいのが、青ヶ島。
なぜならこの青ヶ島は、ほかの伊豆諸島とは異なり、東京からの直行便はありません。つまり飛行機や船で八丈島に一度上陸したあと、もう一度船に乗らなければならないのです。(もしくはヘリ)
断崖絶壁に囲まれたこの島は上陸が困難な為、いつでも出港できるわけではなく天候や海の状況次第で行けるかどうかわかりません。ちなみに、キャンセル率は50%とかなり高いです。
青ヶ島は世界的にも珍しい二重カルデラを持つ火山島で、活火山の地熱を利用した地熱釜や地熱サウナ、満天の星空に包まれる天然プラネタリウムなど、自然の恩恵を受けて心も体もリフレッシュしたいですね。
・名称:青ヶ島
・住所:東京都青ヶ島村
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約11時間で八丈島へ、その後乗り継ぎ船で約2時間半
・公式サイトURL:http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/
日本のガラパゴス!父島
東京からおよそ1,000km、船で約25時間で小笠原諸島最大の島、父島に到着します。国内で行くのに最も時間がかかる為訪れるのがなかなか大変ですが、その価値は十分あります。
陸地から完全に遮断された島ですので、小笠原諸島特有の植物や様々な生物の固有種が存在しており、日本のガラパゴスとも称されていて、まさに自然の宝庫です。
そのため、ダイバーはもちろん、様々な生物学者のあこがれの地でもあります。もうここまで来たら、ある意味海外に近くなってきますね。
・名称:父島
・住所:東京都小笠原村父島
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約24時間
・公式サイトURL:https://www.visitogasawara.com/
手つかずの自然が残る秘境。母島
父島から南にさらに行くこと2時間。亜熱帯の手つかずの森が繁る、緑濃いのどかな島です。地球上で唯一母島にしかいないメグロ(鳥)が生息する自然の宝庫であり、絶滅危惧種の野生動物も多く生息しています。
写真の鳥はアカガシラカラスバトという絶滅が危惧されている貴重な鳩で、黒っぽい体に日光が当たると光沢のある鮮やかな青紫色に見える綺麗な鳥です。
2月〜4月のザトウクジラが島の周りにやってくる時期がおすすめで、陸から見えるホエールウォッチングポイントもあり、島民の方曰く、お弁当を持って高台から鯨を見ながらのんびりと過ごすのが最高の贅沢なんだそう。
先ほど紹介した父島に一度訪れないとアクセスできないので、ぜひ一緒に訪れてみてください。
・名称:母島
・住所:東京都小笠原村母島
・地図: ・アクセス:東京竹芝浅橋ターミナルから船で約24時間で父島へ、そこから船に乗り換えて約2時間
・公式サイトURL:https://www.visitogasawara.com/
これらの島の住所全てが東京都!
どこもまるで、海外に来たかのように海や島がとっても綺麗でしたね。そして何よりも、これらの島の住所は全て東京都なんです。日本の首都でありながら、イルカと一緒に泳いだり、美しいビーチを眺められたり。青い海を楽しむことが出来るというのは、とても素晴らしいことですね!
ついつい海外に目を向けがちですが、日本にもまだまだたくさんの美しい自然の残る島がたくさんあります。東京・竹芝から週末を利用して気軽に訪れられるのも、東京離島の魅力です。
皆さんも一度、伊豆諸島や小笠原諸島をはじめとした、東京の離島にに行ってみませんか?