旅先から買って帰るお土産にさほど困ることはないのに、どういうわけか東京の味を持って出ようとする時のほうが迷ってしまいます。目移りするほどのバラエティも、どこか決め手に欠ける。そもそも「東京」にしてNYやパリの味わい、というのもしっくりこない。

ちょっと洒落が利いていたり、誰かと被らない“変化球”をお望みならば、この茹でたまごはいかがでしょう?もらった相手のリアクションも上々ですよ。

もちろん、ただの茹でたまごじゃお土産にはなりませんが、これは麦味噌と米麹に2種類の醤油を合わせた特製の漬け床で10日間漬け込んだもの。茹でたまごのお漬物、と言えばイメージしやすいか。銀座若菜といえば、言わずと知れた漬物の老舗ですが、旬野菜の漬物ではなく、お土産にしたいのはこの「江戸たまご」です。

白身すら黄身に思える深い味わいは、濃厚チーズに勝るとも劣らぬもの。これをつまみにぐいっとやるのがいいんですよね。

3つ入って594円(税込)という価格も文句なし。1つずつパウチされているから単体でも渡しやすい。おまけに竹製の目ざるをパッケージに用いているのも気が利いていて好き。

目ざるのまま茹でたまごを配って歩く姿からは、「東京」を連想することはまず無理でしょう。そういうギャップも含めて、洒落を利かせたお土産にいかがでしょう。

新幹線の発着駅に隣接するデパ地下や駅ナカの販売店でも買えるうえ、羽田空港なら、第1・第2どちらの旅客ターミナルでも「東京食賓館」にて購入可能です。

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