比叡山延暦寺で参拝と登山!開運の鐘、不滅の法灯、琵琶湖の絶景【現地ルポ】
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比叡山延暦寺ってどんなところ?
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京都府と滋賀県の県境にある延暦寺は、東には日本一の琵琶湖、西には古都・京都の町並みを一望できる比叡山に建てられたお寺です。
比叡山延暦寺は歴史の教科書にも登場する最澄が開創した場所。比叡山で修行し、現在の根本中堂を建て、中国で天台宗の租から教えを学び、日本天台宗の基礎を作りました。
平安時代末期から鎌倉時代初めにかけては、浄土宗の開祖・法然や禅宗を伝えた栄西や道元、また日蓮や親鸞など、各宗派の開祖達が比叡山で学んでいたこともあり、比叡山は日本仏教の母山とも呼ばれるようになりました。
どんなご利益があるの?
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境内の東塔エリアには「開運の鐘」と呼ばれる梵鐘があり、願い事をしながら力一杯叩くといいそうですよ。
また、同じ東塔エリアの大黒堂内には、「三面出世大黒天」といわれる三つ顔を持つ仏像があります。食生活を守る「大黒天」を中心に、右には勇気と力を与える「毘沙門天」、左には美と才能を与える「弁財天」の顔を持ち、6本の手には福徳を叶えて苦難を除くさまざまな道具を持っています。
福徳開運の善神であり、商売繁盛の守り神とされており、いろいろなご利益があるので、忘れず参拝したい場所の一つですね!
自分の足で参拝に行こう!
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山の上にあるということもあり、車で登って行ったり、ロープウェーを使って訪れたりするのが一般的ですが、実はこの比叡山延暦寺は登山をしながら向かうこともできるのです。こちらのHPから体力や予定に合わせてハイキングルートを選んでみてもいいですね!
筆者が訪れたときは、日吉大社の横の登山口からロープウェーに沿って登っていくルートで登山しました。登山道はさほど難しくなく、片道2時間ほどで体力に自信がない人でも登れるようなルートです。
道中では・・・
途中、休憩ができるような場所からは琵琶湖も眺められ、最澄もこんな景色を眺めたのかなぁと思わず思いを馳せてしまいます。
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歴史を感じられる石碑も通り過ぎて・・・
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お地蔵さんを横目に山を登っていきます。
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やっぱり比叡山延暦寺に続く道というだけあり、目指すものがあるので、何だかいつもの登山道とは一味違う感じがします。修行僧達もこの登山道を歩いたのかな?など、想像を巡らせながら登山を楽しむことができるのも、比叡山に続く道だからこそ。
ついに比叡山延暦寺に到着!
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山道が終わり、延暦寺会館横を通って延暦寺に到着!「我が道を行く」と書かれた、何だか心に響く石碑がお出迎え。
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思わず前で足を止めたくなるようなお地蔵様も・・・
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売店やお土産物屋さんもあるので、そこでソフトクリームを食べて一休みしたら、東塔エリアをぐるっと観光。東塔エリアにある延暦寺の御本堂となる根本中堂は現在工事中で、外観を見ることはできないのですが、中には入ることができます。
残念ながら写真は撮れなかったのですが、工事中といえども、堂内の壮大さに圧巻。至る所に心に響く言葉が書かれていたり、修行僧の様子がビデオで放映されていたりします。また本堂内にある1200年灯り続けている不滅の法灯も見てみてくださいね。
根本中堂を巡ったら、梵鐘を鳴らして、最澄が日本を護る計画をし、日本全国6カ所に宝塔を建てた際に中心となった法華総持院東塔を見にいきましょう。
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山を背景にそびえ立つ宝塔の赤と緑のコントラストが美しく、ここは山の中にあるんだなあと実感させてくれます。
延暦寺は大きく3つのエリアに分かれています。今回参拝した際は時間の都合もあり、東塔エリアのみ観光したのですが、東塔エリアから西塔エリアはシャトルバスで5分、徒歩で20分。横川エリアはシャトルバスで15分です。
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登山で訪れる人はぜひ早起きして登山を楽しんでから、じっくり延暦寺を参拝してくださいね!
住所:滋賀県大津市坂本本町4220
電話番号:077-578-0001
参拝時間:参拝時間が変更されている可能性がありますのでホームページで事前に確認してください。
公式ホームページ:https://www.hieizan.or.jp/