2019年3月に埼玉県飯能市にオープンした「ムーミンバレーパーク」。フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの人気小説「ムーミンシリーズ」が国内で初めてのテーマパークになるとあって、大変話題になりました。

今回は、そんな「ムーミンバレーパーク」に実際に足を運んだ筆者が、その魅力を存分にお伝えしていきます!

 

ムーミンバレーパークって?

ムーミンバレーパークは、埼玉県飯能市の宮沢湖周辺にある「ムーミンシリーズ」をテーマにした商業施設です。2019年3月に北欧の雑貨やブランドを扱うテナントが揃った「メッツァビレッジ」の内の1エリアとしてオープンしました。

飯能駅北口からは運賃200円で「メッツァ」行きの専用バスが出ており、13分ほどで到着します。

メッツァビレッジの敷地内に入り道なりに進んで行くと、はじまりの入江をイメージしたエントランスに到着します。こちらでは、「物語の世界へようこそ!」と言わんばかりのキャラクターをモチーフにした本型のゲートが出迎えてくれます。

スナフキン、ムーミン、スノークのおじょうさん、ムーミンパパと種類は4つ。好きなキャラクターのゲートをくぐって、ムーミン谷の世界へ飛び込みましょう!

■詳細情報
・名称:ムーミンバレーパーク
・住所:〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
・地図:
・アクセス:飯能駅北口より「メッツァ」行きバスで13分ほど
・営業時間:10:00〜20:00(駐車場は9:30〜21:30まで)
・電話番号:0570-001-630(ナビダイヤル)
・料金:大人1500円 / 子供(4歳以上小学生以下)1000円
・公式サイトURL:https://metsa-hanno.com/

 

ムーミンバレーパーク限定グッズがたくさん!

チケットを購入して入場すると、グッズ販売のお店やムーミン谷の皆も大好きなパンケーキのレストラン「Lettura(レットゥラ)」があります。

グッズはぬいぐるみからお菓子、文房具、洋服、日用雑貨、フィギュアなどさまざま!入り口で自分の好きなキャラクターのぬいぐるみを購入して、パーク内を一緒にお散歩したり写真撮影するのも楽しいですね。
 

ムーミンパパの作った水あび小屋に癒される

宮沢湖の湖畔に建てられているのが、物語でムーミンパパが作った水あび小屋です。とても再現度が高く、遠くから見る分にも画になっているので癒されます。実際に橋を渡って小屋を見ることもできるので、ぜひ北欧気分を味わってみてください。
 

大人もうれしいグッズフードにときめく

メイン広場までの道中にはフードやドリンクの販売トラックが充実しています。「Suupala(スーパラ)」ではムーミンハウスのポップコーンバケット付きが2700円、バケットを購入していれば540円でおかわりもできます。

子供連れが多いムーミンバレーパークですが、大人にもうれしいフローズン生ビール(756円)が!キンキンに冷えた美味しいビールを飲みながら、コップのデザインにもウハウハしちゃいましょう!

ほかにもプチパンケーキ(540円)や、骨つきターキー(540円)、クラフトビール(756円)もあります。

メイン広場の「Pikaruoka(ピカルオカ)」では、テイクアウトのオリジナルホットドック(700円)が販売されています。オニオンレンコンチップスやチーズなどトッピングも豊富で、自分好みのホットドックを頬張ることができます。

パンはしっかりとした硬さで食べ応えがあり、とくにソーセージの大きさが格別です!これがまた、ビールに合うんです…。

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アーケードゲームやグリーティングも充実!

一回500円で挑戦できる2種類のアーケードゲームもあります。

ハンマーを叩いた反動で魚を飛ばして釣り上げる「トゥーティッキのフィッシング」や、ボールを転がしてゴールに入れる「おさびし山チャレンジ」ではムーミンのぬいぐるみが貰え、外しても記念のピンバッジが貰えます。

写真スタジオの「Muikku foto (ムイック フォト)」では、ムーミンとスノークのおじょうさんと一緒に写真を撮ることができます。抱っこしていればペット同伴で撮ることも可能です。

1カット台紙付きで2000円、以降2枚目は1000円で販売されています。袋も台紙もムーミンファンにはたまらないほど可愛いので、ぜひ記念に写真撮影しましょう!

ちなみにムーミンもスノークのおじょうさんもとても愛嬌たっぷりで、「この後の劇は見に来てくれる?」なんてジェスチャーでお話してくれました。
 

ムーミン愛が深まる可愛い展示にキュンとする

地上3階建ての「KOKEMUS(コケムス)」では、作者トーベ・ヤンソンの人生とムーミンシリーズの作品を追った展示品を鑑賞することができます。

ムーミンキャラクターの名言を集めた展示や、作者とムーミンの経歴についても資料で知ることができるので、ますます愛が深まること間違いなしです。

施設内の階段にはムーミン谷の愉快な仲間たちのイラストも!トイレや細かいところにも凝ったデザインがされていて悶絶しちゃいます。

とくに8mを超えるムーミン谷の巨大ジオラマは圧巻もの!照明によって雰囲気も変わるので、細かいところまでずっと眺めていられますよ。
 

夜はムーミン谷の食堂で優雅なディナーを

コケムス内にあるムーミン谷の食堂「ムーミラークソ ルオカラ」では、ムーミン谷のキャラクターにちなんだ食事をいただくことができます。トレーに好きなメニューを取って最後にお会計を済ませるタイプなので、あれもこれもとついつい迷ってしまいます。

筆者が選んだのは大好きなスナフキンをイメージした緑の帽子パスタ(1200円)!ほうれん草のフィットチーネをガーリックソースで絡めた一品です。

夜になると店内の照明も落ちて怪しいムーミン谷に早変わり!デザートも一緒に頼んで、優雅なディナータイムを堪能してくださいね。
 

最後はムーミン谷の美しい夜景にうっとり…

ムーミンバレーパークは夜の20時まで営業しています。夜になると辺りは照明でキラキラし出し、湖畔も光が反射してうっとりしてしまいます。

All photo by kitatomomi

「ムーミンパパ海に行く」の回で登場したムーミン一家が移住した灯台も、夜には美しい灯りをともします。中にはムーミンママが描いたイラストも。

今回ご紹介したスポット以外にも、別途有料のアトラクションやグッズショップがたくさんあるので、ぜひ訪れた際には夜まで存分に楽しんでみてくださいね!
 

ムーミン谷へ大好きな皆に会いに行こう!

いかがでしたか?入り口から細部にいたるまで全てムーミン色に染まっているムーミンバレーパーク。ファンのみならず、ムーミンをよくご存知ない方にも思いきり楽しんでいただけるスポットだと思います!

筆者のオススメは、ムーミンシリーズや作者のトーベ・ヤンソンについて理解を深められるコケムスの展示品です。ぜひムーミン谷へ遊びに行って愛を深めてくださいね。

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