埼玉県議会で「立ち止まった状態でエスカレーターを利用しなければならない」という条例が成立。周知期間を経て、今年10月1日より県内で施行されることが、このほど公表された。

条例名は「埼玉県エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」

エスカレーターの利用者に立ち止まることを、その管理者には条例の周知を義務化。周知が不十分な管理者に対しては県が指導や助言、勧告できるよう定められる。なお、違反した利用者や管理者への罰則規定はない

条例提出のきっかけは、頻発するエスカレーター事故。急いで上り降りすることで転倒したり、接触した人が転倒したりと、重傷者や死傷者が出るケースも少なくないという。

鉄道会社など各所でマナー向上の呼びかけが拡大していたものの、条例化した自治体は埼玉県が初

今回のニュースが世の中にどのような影響を及ぼすのか。今後が気になるところだ。

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