埼玉県大宮市にある神社「武蔵一宮氷川神社」は、江原啓之氏などの著名人も認める有名なパワースポットとして参拝客が後を絶たない人気の神社です。

2400年前の第5代孝昭天皇(こうしょうてんのう)の時代に創建されたと言われており、歴史が長いことから多くのご利益が期待できます。

今回は、大宮市に行ったらぜひ立ち寄ってほしい「武蔵一宮氷川神社」についてご紹介します。

 

武蔵一宮氷川神社へのアクセス

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武蔵一宮氷川神社には大宮駅東口から徒歩15分ほどで到着できます。駐車場もあるので、遠方から自動車でお越しの方も問題ありません。

また、大宮公園の敷地内から直接アクセスも可能なので、大宮公園駅で降りて大宮公園を散策した後に参拝するのが大宮観光も兼ねられるのでおすすめです。

■詳細情報
・名称:武蔵一宮氷川神社
・住所:〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
・地図:
・アクセス:大宮駅東口から徒歩15分
・営業時間:祈祷受付時間8:45〜15:45 神札授与時間8:30〜16:30
・電話番号:048-647-1213
・公式サイトURL:http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/

 

武蔵一宮氷川神社の歴史・概要

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冒頭でもお伝えしましたが、武蔵一宮氷川神社は2400年前の第5代孝昭天皇の時代に創建されたとても歴史の長い神社です。各地に200以上ある氷川神社の総本社でもあり、初詣の時期は全国ベスト10に入るほど参拝客数が多いのだとか。

御祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の御三神。須佐之男命は八俣大蛇(やまたのおろち)退治など日本神話に出てくる力強くたくましい神様として知られています。
 

手水舎(ちょうずや)で清める

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まずは、楼門(ろうもん)を通る前に手水舎で手と口を洗い、身を清めましょう。作法は下記の通りです。

①右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、手水をすくって左手を清める
②左手に柄杓を持ちかえ、次は右手を清める
③口を清めるため柄杓を右手に持ちかえ、左手に手水をためて口に水を含む(柄杓には直接口をつけないこと)
④音を立てずに口をゆすぎ、静かに吐き出す
⑤①と同じ動作で左手を清める
⑥最後は柄杓を片手で持ち、椀部が上になるように傾けて柄に手水を流して洗い流す
⑦柄杓を静かに元の位置に戻す
 

楼門(ろうもん)・舞殿(まいどの)が美しい

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大宮東口から向かって参道を抜けると、まず目に入るのが豪華な楼門です。綺麗に保たれていますが、なんと昭和15年(1940年)頃に造営されたそうです。

【楼門の開閉時間】
3〜4、9〜10月 → 5時半~17時半
5~8月 → 5時~18時
1〜2、11〜12月 → 6時~17時
(※大晦日~元旦は24時間可能)

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楼門をくぐって境内に入ると、まずひときわ目を引くのが美しい舞殿です。舞殿はその名の通り、雅楽器の伴奏とともに舞を舞う舞楽を披露するための建物のことで、神楽殿と呼ばれることもあります。
 

お参りする

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氷川神社は明治時代の東京遷都の際に武蔵国の“鎮守・勅祭社”と定められました。明治時代に関東の神社の中で最初にご親祭が催行されたことから、全国の神社の中でもとくに歴史と社格があると言えます。

商売繁盛から合格、就職祈願などの勝負事についての祈願や、交通安全、安産、家内安全、縁結びなど数多くのご利益が期待できます。

参拝方法は、二礼・二拍手・一礼です。楼門をくぐった先に摂社や末社が見えますが、まずは本殿の神様に挨拶をするのが一般的には良しとされています。参拝方法は神社によっても変わりますので、公式サイトなどで確認をしてみてくださいね。

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御朱印をいただく

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筆者は今回初めて武蔵一宮氷川神社を訪れたので、自身の御朱印帳に御朱印をいただきました。氷川神社は実際に目の前で御朱印を書いてくださるようで、特別に許可を頂き撮影させて頂きました。

御朱印は「この神社に参拝した」という証となるため、参拝巡りが好きな方は御朱印帳を購入すると参拝がより一層思い出深いものになりますよ。

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こちらが武蔵一宮氷川神社の御朱印です。初穂料は500円です。記念の御神菓も頂きました!

中身は抹茶味と紅茶味の三角形の飴で、ここでしか頂けない高貴な味を堪能することができます。記念になるので、ぜひ参拝に訪れる方は御朱印も忘れずにお願いしましょう。
 

おみくじで運試し

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もちろん100円でおみくじを引くこともできます。開くと紙は長く中身の内容も濃いので、ぜひ引いてみてください。ちなみに筆者は末吉だったので結んで清めることにしました。
 

御神木に触れよう

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神様へのご挨拶をしたら、舞殿付近にそびえる御神木からパワーを頂きましょう!太くて立派な木が4本ほど空高くまで成長しており、触れると神聖な気持ちになれます。

参拝している方も最後に御神木にパワーを頂いてから境内を後にする方が多いので、日頃からの習慣になっている様子が伺えます。
 

宗像神社(むなかたじんじゃ)・神池でパワーを授かる

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三の鳥居を過ぎた楼門の前に神池という池があります。こちらは江戸時代中期まで存在したとされる「見沼」の名残で、龍神が棲むとされる龍神伝説もあるほど。

江原啓之氏が夢の中で末社である宗像神社に幽体離脱し、とぐろを巻いた龍神を見たことからスピリチュアルな力を使えるようになったという逸話もあります。

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神池にかかっている橋がこの「神橋」です。毎年行われる8月2日の神幸祭では、本殿にいる御神霊を神橋に奉安する「橋上祭」が執り行われるほど、ひときわパワーを持っている場所です。
 

参道も立派!

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筆者は大宮公園を抜けて氷川神社に向かったので、帰りは参道を戻って大宮駅まで歩きました。この参道は氷川参道と呼ばれ、一の鳥居から二の鳥居まで約2kmもの距離、そして境内付近には三の鳥居があるため、そこまでも合わせるとなかなかの道のりになります。

参道自体は整備されており、木々から差し込む木漏れ日が心地いいので歩くには申し分ありません。
 

武蔵一宮氷川神社でパワーをもらおう!

埼玉県の数ある神社の中でもとくにパワーを持っている武蔵一宮氷川神社。ぜひ埼玉県を訪れることがあれば、欠かさず観光コースの中に予定を組み込んでみてください!きっと運気を上昇してくれるご利益が得られるはずです。

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