沖縄にある「久高島」は日本で一番神聖なパワースポット
沖縄の離島での楽しみ方といえばビーチでのんびりしたり、海に入ってマリンスポーツを楽しむ方が多いのではないでしょうか?中には少し変わった雰囲気を持っていて、みなさんが想像している離島とは違うものもあります。
久高島とは
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久高島とは沖縄東南部沖に位置する島で、沖縄の人たちから「神の島」と呼ばれています。なぜ神の島なのかというと、琉球を作った神様「アマミキヨ」が降り立ったとされているからなのです。
美しい海がたくさんありますが、遊泳禁止のところが多いので要注意です。ビーチで遊ぶよりも島の観光などがメインになるでしょう。島の周囲は約8km。自転車のレンタルなども行っているため訪れたいところがたくさんある場合は利用してみるといいでしょう。
アクセス方法
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那覇空港からゆいレールで旭橋駅まで行き、那覇バスターミナルから東陽バス38番に乗車。「知念安座真サンサンビーチ入り口」で下車して5分程歩いたら知念安座真港に到着します。港から定期船が出ています。往復料金はフェリーが1280円・高速船が1460円です。
島へは神に許された者しか渡れないと言われていて、神が許してくれないと船が欠航になってしまうそうです。なので天気が良くても欠航になってしまうこと、あるいは天気がそんなに良くないのに運良く船が出ることもあるそう。
・名称:久高島
・住所:南城市知念字久高
・アクセス:知念安座真港からフェリーで25分
・オススメの時期:4月〜10月
・公式サイトURL:http://kudakakaiun.web.fc2.com/access.html
カベール岬
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このカベール岬がアマミキヨが降り立ったとされている場所です。毎年1月には大漁祈願の祭事「ヒータチ」が行われるそう。海が透き通っていて、珊瑚礁が良く見えるのが特徴的です。こちらは遊泳禁止。
イシキ浜
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島の南側に位置する白砂が美しいビーチです。この海の向こうに「ニライカナイ(死後の世界)」があると信じられてきました。とても神聖な場所で海での遊泳は禁止されています。
フボー御嶽
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沖縄七御嶽(おきなわななうたき)の1つで沖縄の中でも最高レベルの聖域なのです。古来から男子禁制だったのですが、近年は男女問わず全面的に立ち入り禁止となってしまったようです。
なので、中には入れませんが近くに寄るだけでも十分神聖な雰囲気を感じることが出来ます。
島内のマナー
大声や騒音は出してはいけません。立ち入り禁止、遊泳禁止などの看板はよく見て絶対に足を踏み入れてはいけません。島内の動植物や石などは絶対に持ち帰ってはいけません。
水着で歩き回るのは絶対にダメです。肌の露出もなるべく控えましょう。島全体が聖域なので約束事は絶対に守りましょう。
最後に
どうでしたか?離島というと海でワイワイ遊ぶようなイメージがありますが、久高島のように神聖な場所もあるのです。訪れる際は必ずルールを守って、パワースポット巡りを楽しんでください。