青く透き通った海や、白い砂浜、心地よく流れる三線の音色。沖縄には来る人全てを虜にしてしまう独特の魅力がありますよね。またあの空気を感じにいきたい!と思っている方も多いのでは?

今回はそんなリピーターの方にも、はじめて沖縄に行く方にもおすすめの、観光客にはなかなか知られていないとっておきの沖縄での過ごし方をご紹介します。

普段は絶対入れない!米軍基地でアメリカ気分



厳重なゲートが固く閉ざされ、一般市民はなかなか入れない米軍基地。中はどうなっているのか気になりませんか?そんな未知の場所に、誰でも入れる日があるんです!それが「オープンゲート」と呼ばれる、基地内で行われるフェスティバルデイ。沖縄県内に点在している各米軍基地が、年に数回日本人にもゲートを開放し、イベントを行っています。

イベントの内容は、戦闘機の展示やミニ遊園地、アメリカンフードトラックに音楽ライブや花火まで基地によってさまざまです。ハロウィンの時期にはお化け屋敷、米軍基地の方と一緒にどろんこレースなんていうのもあります。



一歩足を踏み入れると、もうそこは完全にアメリカ。流れる空気が違います。



ライブではアメリカ本国からかなり有名なアーティストが来ることも多く、国籍問わずみんなで大盛り上がり!入場には身分証明書が必要だったりするので、事前に日程や注意事項などを確認して行ってみてくださいね。

神の使い!?神聖な高級宮廷料理「イラブー」を食べよう



現地のおいしいグルメは旅の醍醐味の一つですよね。沖縄にも沖縄そばや石垣牛、ゴーヤーチャンプルーなどたくさんのおいしい地元料理がありますが、「イラブー」を食べたことがある方はなかなかいないのでは?

イラブーとは、「イラブウミヘビ」という滋養強壮効果たっぷりのウミヘビのこと。神の使いとも言われ、かつては宮廷の高級料理であり庶民は滅多に口にできなかった、とても貴重で神聖な食べ物です。有名な産地である久高島は「神の島」と呼ばれており、漁を許された限られた数人の方だけが、今でも一匹一匹手づかみで捕っています。

さて気になるのはそのお味。ヘビと聞くと少しひるんでしまいますが、一体どんな味なのでしょうか。



見た目はどう見ても、ヘビ。しかし食べてみると身がふんわり柔らかく、カツオだしが効いていて、とても優しいお味です。全く臭みもありません。骨もお店の方が一本一本丁寧に取り除いてくださっているので食べやすく、刺激的な見た目からは想像もつかないようなほっと温まる一品です。

現地以外ではなかなか食べらないため、貴重な経験になること間違いなしですよ。

今回このイラブーをいただいたのは、イラブー料理といえばここ、というほど有名な沖縄県本島中部にある「イラブー料理 カナ」さんです。

■詳細情報
・名称:イラブー料理 カナ
・住所:〒901-2304 沖縄県中頭郡北中城村屋宜原515-5
・地図: ・営業時間:18:00〜21:00(閉店:22:00)
・定休日:日、月、木 +不定休
・電話番号:(098)30−3792
・料金:4,000円~
・公式サイトURL:irabu-kana.com

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安い、珍しい!お土産物は現地スーパーやコンビニで

沖縄にはあちこちにお土産屋さんがありますが、どこも同じようなお菓子ばかり置いていて飽きちゃった、と思っている方は是非スーパーへ!

呪文のような名前の食材や、沖縄のスーパーならではの珍しい光景、思わずくすっと笑ってしまうユニークな商品があちこちに広がり、「ねぇ見て見て!」と誰かを呼び止めたくなってしまうものばかり。宝探しをしているかのようなワクワクした気分でお土産選びができます。



これはお土産の定番でもある「沖縄そば」ですが、麺だけでもなんとこんなに種類があります。



鰹節もこんなに豊富。都内のスーパーではなかなか見ない光景です。沖縄の人にとっては定番のソースやパンも県外では滅多にお目にかかれません。



名前からはどんなものか想像もつかない沖縄独自の食べ物も。気になってつい手が伸びてしまいます。



米軍基地があることもあり、外国製品も豊富です。



コンビニにもポーク玉子おにぎりや沖縄そばのカップラーメン、沖縄天ぷらなど沖縄限定のユニークな商品がたくさんあるので、是非チェックしてみてください。

海を眺めながらランニング。旅行中もヘルシーに過ごす



旅行中はついついおいしいモノを食べすぎてしまいがち。でも我慢するなんてもったいないですよね。だったら旅先でも運動して健康的に過ごしてみましょう!沖縄はなんといっても景色がきれいでジョギングするのに最適です。中でも私のおすすめは北谷にあるアラハビーチと、うるま市の海中道路。

アラハビーチは片道約4kmのジョギングコースが設定されていて、波の音を聞きながら美しい白い砂浜の横を走る事ができます。米軍基地が近いためか、サングラスにタンクトップで走っているだけで様になる、鍛え抜かれた外国人も多くトレーニングしており、すれ違いざまに笑顔で「Hi!」と挨拶すれば気分はすっかりアメリカドラマの主人公。

アメリカンビレッジというリゾートエリアも隣接しており、カラフルで映画のロケ地のようなかわいい街並みや夜のライトアップがまさに夢の国のよう!こちらもジョギングしながら走り抜けることができ、テンションが上がること間違いなしです。



うるま市の海中道路は、本島と平安座島を結ぶ、エメラルドブルーの海にかけられた約4kmの橋。見渡す限りの青い海の中を走り抜ける爽快感はもう最高!あまり歩いている人もいないので大声で歌っても大丈夫。この開放感は都会では絶対味わえないと思います。

あなただけの思い出グッズをつくろう!



ミンサー織や琉球ガラスなどの伝統工芸品を作れるところもたくさんありますが、私のおすすめは「人間人形」!アーティストのプリッキー山田さん方が作ってくれる、親指サイズの似顔絵人形です。週末に那覇のJAM・MARKET(国際通り店/平和通り店)やえびす通りで出展されています。(詳細はプリッキー山田さんのtwitterでご確認ください。)

こちらの人形は、その人の顔や着ている洋服などを忠実に再現してくれていて、飼っているペットや趣味の楽器などあなたをあらわすワンポイントを持たせることも可能なので、より自分らしさがあふれ出る一体になります。予定が合わず直接那覇に行けない方は、メールで写真を送って自宅まで郵送してもらうこともできるんです。

世界で一体のあなただけの人間人形は一体500円で作ってもらえます。自分だけでなく友人の写真でも作ってもらえるので、プレゼントにも大変喜ばれると思います!

みんなに自慢できる唯一無二のディープな体験

いかがでしたか?同じ日本でありながら、日常を忘れさせてくれる別世界のような島、沖縄。その魅力は美しい自然やダイビングなどのアクティビティだけではありません。

有名な観光地だからこそ、あなただけの特別な体験をして新しい沖縄の魅力を発見してみませんか?ディープな沖縄を知れば知るほど、更に虜になること間違いなしです!

All photos by Nao

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