東京から2時間!「大地の芸術祭の里」でアートを巡る旅をしよう
秋旅の醍醐味はさまざま。美しい紅葉を見たり、秘湯を巡ったり、その土地の美味しいものを食べて地酒を嗜む。
どれも贅沢ではありますが、アートを巡る旅であなたの知的好奇心を満たしませんか。今回は新潟の越後妻有「大地の芸術祭の里」についてご紹介します。
いざ「Echigo-Tsumari Art Camp」へ!
今回わたしが参加したhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/e38384e382a2e383bc.htmlが「Echigo-Tsumari Art Camp」です。写真はメディアhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/e38384e382a2e383bc.htmlのメンバー。1泊2日のhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/e38384e382a2e383bc.htmlを一緒に周りました!
リーランサーで「大地の芸術祭」のオフィシャルサポーターとしても活躍されている安藤美冬さんよりご紹介いただき、越後妻有を堪能するべく、アートはもちろん食やアクティビティを楽しんで参りました。
https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/e38384e382a2e383bc.htmlに参加して、また越後妻有を訪れたいと思いました。ぜひ知ってください、「大地の芸術祭」の魅力。
越後妻有「大地の芸術祭の里」って?
アートを通じた地方再生、その地域の魅力を世界に発信する舞台として「大地の芸術祭の里」は誕生しました。
聞きなれない地名かもしれませんが、「越後妻有」は造語です。この越後妻有(えちごつまり)は、十日市・中里・津南・松之山・松代・川西の6つのエリアから成っています。
名前の由来は、「どん詰まり」「とどの詰まり」からきているそうで、なんでも源平の戦いの落武者がこの地に居を構えたことや、罪人の集落が存在していたという歴史的背景があったからだと言いいます。
そんなことを聞くと少し物悲しい気分になりますが、それもそのはず、ここは日本有数の豪雪地帯であり、過疎高齢化が進んでいる地域でもあるのです。

「大地の芸術祭」のアート作品は開催年である2000年より、この土地の約200を超える集落で自然や利用されなくなった施設・廃校など利用し、30を超える国のアーティストたちの手によって作られてきました。
そして3年に1度、本祭として開催されるのが「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。こちらは世界最大級の国際芸術祭として広く親しまれており、海外からの訪日旅行者も多く訪れます。
「大地の芸術祭」で見るべきアート3選
さて、https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/e38384e382a2e383bc.htmlのメインは越後妻有に点在するアート。実際に行き、印象に残った作品をご紹介します。
1. Kiss&Goodbye(ジミーリャオ)

台湾の国民的絵本作家のジミーリャオ氏のインスタレーション。
「Kiss&Goodbye」は、JR飯山線アートプロジェクトより誕生しました。この作品は土市駅に設置されています。
この土地特有のかまぼこ型倉庫に着想を得て作ったという建物は、台湾の制作チームと地元の人が協力をしてその外壁を塗った、愛情あふれる作品です。
この物語は「幸せのきっぷ」として、絵本にもなっています。
ある震災で両親を亡くした少年小樹(シュウ)は、癒しを求めて旅に出ます。
飯山線の車窓から眺める景色によって、過去の思い出をよみがえらせ、勇気を取り戻していく主人公の姿は、読者に生きる力を与えてくれます。
室内にはジミー氏の絵が飾られていて、訪れる私たちをあたたかく迎えてくれる作品です。
・名称:Kiss & Goodbye
・制作年:2015年
・住所:新潟県十日町市馬場丁1316
・営業時間:10:00-16:00
・料金:越後水沢駅と2作品で500円
・公式サイトURL:http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/kiss_goodbye_doichi
2. 絵本と木の実の美術館(田島征三)

「絵本と木の実の美術館」は、2005年に廃校になった旧真田小学校を舞台にした、絵本作家である田島征三氏の作品です。
ひとたび体育館の門をくぐると、田島さんのイマジネーションが広がっています。
この作品で田島氏は「学校はカラッポにならない」をタイトルに、鑑賞者がそれぞれの感覚で作品の中に入り、物語を体感する「空間絵本」を実現させました。
実在する最後の在校生だった、ユウキ・ユカ・ケンタそして集落に住む人の頭の中にある記憶が、カラフルな流木や木の実によって生き生きと表現されています。
こちらは子供たちの思い出を食べるオバケ「トペラトト」。
トペラトトは思い出を食べ過ぎてついに破裂してしまい、記憶が校内を駆け巡ります。
シンプルで愛のあるストーリーのなかにも、ジワリと涙が出るような切なさが感じられる作品です。田島さんが作った人形たちは力強く、まさにそこに生きているようでした。
・名称:絵本と木の実の美術館
・制作年:2009年
・住所:新潟県十日町市真田甲2310
・営業時間:4月~9月10:00~17:00(最終入館16:30)/10月~11月 10:00~16:00
・定休日:水・木曜日(8月は3,24,31日のみ休館) 臨時休館9月12日(月)~16日(金)
※年内2016年11月29日(火)まで、冬季休館
・公式サイトURL:http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/hachi_seizo
3. 黄金の遊戯場(豊福亮)

特に印象に残ったのが、豊福亮氏の作品「黄金の遊戯場」でした。
外から見ると、どこにでもある普通の古民家。しかしその中は..

2階にのぼると、雀荘が現れます。
「雀荘」という言葉は地域の風紀を乱すとのことで、あえて「遊戯場」を名乗っているのだとか。確かに外から想像できない室内には、何か秘めごとがあるように感じられます。
一通りアートを巡ったあとは、一緒に来た人とどのアートが良かったか、話してみるのもいいかもしれません。相手の趣味が分かります。
・名称:黄金の遊戯場
・制作年:2015年
・住所:新潟県十日町市松代2061
・営業時間:10:00-16:00
・作品の公開期間:2017年春以降
・公式サイトURL:http://www.echigo-tsumari.jp/artwork/Golden_Playroom
作品と作品の間には多少の距離がある場合もございます。https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/e38384e382a2e383bc.html参加又は車でのアート巡りをお勧めします。
それぞれの交通機関での周り方はこちらをご参照ください。
ミシュランシェフの豪華ディナーに舌鼓


さて一路、世界初ラーメン店でミシュランの星を獲得した森住康二シェフの料理を堪能するため、Art Campの会場三省ハウスへ向かいます。
森住シェフはカッコよくて、奥さまは美しく、特製のタレに漬け込んだゆで卵をのせた担々麺は絶品でした。
ライブやキャンプファイヤーと、文字どおり贅沢な時間を過ごすことができました。
人生初の「ダウンヒル」に挑戦!
さてツアーは2日の朝はasoview!が主催するダウンヒルを体験。
最高速度は60kmに達するというから驚きですが、そのスピードといい、晴天のなか風を受けて走るのは本当に気持ち良かったです!
途中で立ち寄った「美人林」。まっすぐなブナ林が特徴的です。
樹齢約90年のブナから沢山の癒しと元気をもらえる場所です。
何度でも訪れたい「越後妻有」
最後にご紹介したいアートが、内海昭子氏の「たくさんの失われた窓のために」です。この作品には興味深い過去があります。
雑誌の表紙を飾った内海昭子さんのこの作品。その本を手に取ると、窓から見えるはずの景色で足りないものがありました。電線がないのです。
山手線の電力約30%は新潟県津南町にある信濃川発電所から来ており、電線が映るとイメージダウンになると判断され、削除されました。
地方を圧迫している都会は、その問題と正面から向き合わない。ふと、自分も日常で臭いものに蓋をしていないか疑問に思いました。地域格差の問題は人と人との関係にはじまり、つまるところ自分の問題となって返ってくるのではないか。
このツアーに参加して、少し広い視野を得られたように思います。
だから何度でも行きたい「大地の芸術祭の里」。多くの方にアートの素晴らしさや美しい自然、そしてその奥深さを知っていただければ嬉しいです。
・名称:Echigo-Tumari Art Camp
・公式HP:http://artcamp2016.jp/
※一部催行を終了しているツアーがあります。予めご了承ください。

































