新潟の美人と乾杯。日本酒を嗜むなら、やっぱり酒どころ新潟で
男性のみなさん、最近デートしてますか?好きな人のために前日から服を考えて、夜も眠れなくて、当日もずっとそわそわしているあの感覚、ご無沙汰になっていませんか?
こんにちは、阿部サキソフォンです。今回はそんな男性でも、美人とデートをしているような気分になれるかもしれませんよ。
安心してください、デート相手は私ではありません。この企画に協力してもらったのは、新潟生まれ新潟市在住の藤井みなみさんです。
ミスユニバース 新潟で準グランプリを受賞
Instagram:@fujii_minami_0715
これぞ、新潟美人ともいうべき美貌を誇るみなみさん。筆者とは高校の同級生という関係なのですが、2人で並ぶとどう見ても「モデルとアシスタント」のペアにしか見えません。はあ、辛い。(実際に「写真撮ってください」と何回も頼まれました)
実はみなみさんは、2017ミスユニバース 新潟で準グランプリを受賞した経歴の持ち主なんです。見た目の美しさもさることながら、所作も美しく内面も磨いているとは。しかも英語とスペイン語と韓国語も話せるという、才色兼備の女性なのです。
天は、二物を与えるらしい。
そんなみなみさんと、とあるイベントに参加してきました。そう、新潟といえばアレですよね?
にいがた酒の陣とは
参加してきたのは、3月10日・11日に行われた「にいがた酒の陣」。日本酒の消費量日本一を誇る新潟に85の蔵元が集い、様々な種類の日本酒を飲み比べることができる夢のようなイベントです。
モデルとしたのは、ドイツで開催されるビールの祭典「オクトーバーフェスト」だそう。「その土地を大切にし、県外及び国外から来た人たちと共に、地元の食と地酒を楽しむことがコンセプト」だといいます。
詳しくはこちら▶︎http://sakenojin.jp/index.php
なんと2日間の人数は、昨年を約1万1千人上回る14万1523人!県外から多くの人が集まり、新潟の中心部が活気に包まれていました。あんなに人で溢れかえった光景を見たのは初めてかもしれないです。
イベント会場は、多くのイベントやコンサートなどに使用される朱鷺メッセ。初日の10日朝には、長蛇の列ができていたようです。新潟駅からは臨時バスも出ていますが、歩いても15分ほどの距離なのでバスが混んでいたら信濃川沿いをお散歩するのも良いかも。
会場でみなみさんと待ち合わせ
会場でみなみさんと待ち合わせ。深緑の小紋柄の綺麗なお着物を着ていたので、すぐに合流することができました。こんなに美しくお着物を着こなせるの、羨ましさしかありません。いよいよ、にいがた酒の陣デートの始まりです。
にいがた酒の陣イベントは朝10時からスタートしているのですが、待ち合わせをしたのは午後2時30分。1日券のほかに、当日はアフター3という午後3時以降に入場できるチケット(当日のみ販売1,500円)が販売されるので、その発売が始まる2時30分に待ち合わせをしたのです。
ちなみに入場は無料。日本酒を試飲するには、専用のお猪口付きチケットが必要となります。両手が空けられるように、お猪口専用のホルダーも販売しています。
何回も参戦しているであろうベテランの中には、首からカゴをかけてお酒とおつまみをセッティングしている人もいました。
チケット購入後は、すんなりと会場に入ることができましたが、エスカレーターから見た景色に唖然としました。人、人、人。
あまりの人の多さに少しひるんでしまいそうになりましたが、これは「酒の陣」。そう、まさに戦いなんです。入り口でお猪口と和らぎ水をいただいたら、初陣に挑むつもりで、いざ人の渦の中へ。
美味しそうなお酒がずらり
県内から85の蔵元が集まっているため、目移りしてしまうほどの日本酒がずらりと並んでいます。それぞれの蔵元が「酒の陣のためにとっておきのお酒を!」と気合を入れているので、普段飲めないような貴重なお酒も飲めるチャンスです。
むむ、「越後美人」とは。早速気になるお酒を見つけてしまいました。
気になるお酒を見つけたら、蔵元の方に「飲んでみたいです!」と一声かけるだけ。喜んでお猪口に注いでくれます。この時、あまり欲張らないでくださいね。まだまだ時間はありますから、たくさんのお酒を楽しみましょう。
こちらは上越酒造さんの「越後美人」。まさに越後美人のみなみさん、お酒をもらって嬉しそうですね。本日一杯目、いただきましょう。
ぐびっ。(お、結構勢いよくいった)
にこっ。(一瞬でなくなりました)
目の前に着物の美人がいると、京都の旅館にいるかのような感覚になります。女の筆者でも見とれてしまうほどの美貌です。同じ高校3年間を過ごしたはずなのに、おかしい。
早くも2杯目をいただくみなみさん。
なお、一杯飲んだら同量の水を飲むようにしましょう。一気にごくごくと飲んで、酔っ払ってしまわないように注意してくださいね。
こちらは近藤酒造さん。おやおや、美人を前にして思わず顔がほころびていませんか。筆者に注いできた時は真顔でしたけど、あれれ。
菊水酒造さんでは、しぼりたて生原酒が樽酒になって登場していました。蛇口をひねって日本酒が出てくるの、新鮮すぎる。こちらも美味しくいただきました。
他にも魚沼の緑川酒造さんや、
佐渡の尾畑酒造さんなど、どんどんといただいていきます。
全然大丈夫だと思うよ。次、食べ物のコーナーとか……
あ、はい……。筆者からこのイベントにお誘いしましたが、思いの外みなみさんが楽しんでくれている。
次に目指したのは……
みなみさんが行きたかったところは、柏露酒造さん。日本酒をいただくのはもちろんですが、実は一番のお目当ては……
柏露酒造さんで働いている高校の同級生に会うこと!見つけた途端、「キャァ〜〜〜〜〜!」とJK並みの甲高い声で叫び合っていました。こんなところで同級生と出会うなんて、なんか不思議な感じがする。
こちらでいただいたのは、果物のお酒を2種類。
2種類とも、本当に美味しくてびっくりしてしまいました。なんで買わなかったのか後悔しているくらい。柏露酒造さんで働いている友達へ、もしこの記事を読んでいたらぜひTABIPPOまで送ってください。
酒の陣は、グルメも充実
にいがた酒の陣では、日本酒の他にグルメも充実しています。名物の油揚げから、締めに食べたい鯛茶漬けなどラインナップも豊富。どれを食べようか、迷ってぐるぐる歩き回ってしまいます。
新潟グランドホテルの玉子焼きを食べようとしたら、なんと完売でした……。みなみさんと悲しみ、途方にくれます。アフター3より前に来ればよかった、と悔やんだ瞬間。また新潟に来た時に食べようと思います。
鮎まで焼かれちゃっています、クオリティ高すぎ。ここって魚市場とかじゃないですよね。
美味しい匂いに誘われてきたのは、新潟の酒で焼いたという帆立の浜焼き。待っている間も香ばしい匂いがプンプンしてきます。
じゃーーーんっ。この香り、たまらないです。日本酒に合わないわけがありません。ああ、早く食べたいっ!
あ、ずるい。めっちゃ香り嗅いでる。
お酒のアテを買いながら、お酒を用意していなかったという初歩的なミス。笑いながら帆立だけを食べていたら、なんと隣のお兄さんがお酒を分けてくださいました!
酒の陣では、お隣の方を一緒に楽しむ光景もよく見られます。みなさん、ほろ酔い気分で楽しそう!こんな楽しみ方もあるんですね。
気になるお酒をいただきに会場へ
お腹が少し満たされたところで、また会場へ。向かったのは北雪酒造さんです。ブースの前にはすごい人だかりができていて、みなさん「社長ー!こっちもー!」と声が聞こえます。どうやら、社長自らお酒を振舞っているようです。
「社長じゃないとアレ出してもらえないから……」という声も聞こえてきました。アレとは⁉︎ アレってどれのこと⁉︎
こちらが羽豆社長。四方八方から出されるお猪口に、どんどんとお酒を注いでいきます。社長、こちらにもくださいー!
確かに、しっかりと味を感じられる上にまろやかな口触りでした。それにしてもみなみさん、社長と顔見知り?仲が良さそうな雰囲気だったけど……
なるほど、ラジオで……ってみなみさんも出てたの!すご!羽豆社長、会場でもリスナーの皆さんから大人気でした!
お酒よし、美人よしの新潟へきなせや
県内の蔵元が集い、お猪口片手に日本酒を楽しむことができる「にいがた酒の陣」。お酒が美味しいのはもちろんのこと、蔵元の方とお話できたり、隣に座った人とお酒を酌み交わしながら語ったり、様々な楽しみ方があるイベントでした。
新潟といえば「雪」というイメージを持たれがちですが、今度は「日本酒」を目的に旅をしてみるのもいいかも?もちろん、新潟ではみなみさんのような美人もお待ちしていますよ。
新潟観光の拠点である新潟駅からすぐ近くに、いつでも見学できる酒蔵さんがあったり、4月中旬には新潟駅西口に新潟の食文化発信施設が新たにオープンしたりと、新潟の食文化はこれからますます盛り上がっていきます!
新潟はいつでも皆さんのお越しをお待ちしてます!