日本列島ゆるゆる古墳ハント1箸墓
日本列島ゆるゆる古墳ハント1箸墓

築造時期は3世紀後半とされている、かなり初期の前方後円墳。現在は宮内庁により「大市墓(おおいちのはか)」(陵墓のひとつ)に治定されています。陵墓というのは天皇家の血族の現役のお墓として祀られている古墳のこと。中の人は第7代孝霊天皇皇女「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)」とされていて、日本書紀・古事記に登場します。この箸墓の近くにある「三輪山」に祀られている大物主神の妻となったとされています。

前方後円墳の形に道路が舗装されていて、キレイな前方後円墳の形を歩いて体感することができます。古墳の反対側には周濠(お堀)があり、水に映る美しい墳丘が鑑賞できるんです。とにもかくにも「美しい」と感じられる古墳。

これがお墓として3世紀後半からずっと同じ場所にあるなんてすごい!そして、その当時の人も私と同じように「かっこいい」と思っていたんじゃないかな・・・と、自分の国の歴史の長さを感じさせてくれて感動。古墳好きになったきっかけのマイファースト古墳なので、さるころの中では、この古墳がスタンダードになっています。

日本列島ゆるゆる古墳ハント1箸墓

箸墓古墳
住所:奈良県桜井市大字箸中 纒向古墳群


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