国立公園でワーケーション!?信州・乗鞍高原の大自然の中で見えた、新しい自分との出会い。
こんにちは、TABIPPOの篠原です。
今巷では、空前のワーケーションブームが押し寄せています。皆さんの中にも一度は会社の同僚や友人などとワーケーションをしにどこかへ出かけた方も多いのではないでしょうか。
僕も昨年はワーケーションで、沖縄(本島・宮古島)、熱海、下田、千葉、長野などさまざまな場所を訪れました。
その中で今のコロナ禍において、大切にしたい「自分と向き合う」ことに最も集中できた場所として、「乗鞍高原」でのリトリート型ワーケーションについてご紹介したいと思います。
そもそも信州・乗鞍高原とは
中部山岳国立公園内の、乗鞍岳の麓の標高1,500m付近に位置する山を始めとして広大な大自然に囲まれた場所で、登山好きの中では有名な乗鞍岳や、一ノ瀬園地、まいめの池など多くの自然をありのままに残した絶景スポットも多く存在する高原です。
もともとこの地は、60年以上前に都市部の学生たちが避暑を兼ねて勉強をしにいく場所、いわゆる「学生村」として発展した背景があり、何かに集中して取り組むことだったり、落ち着いて自分と向き合うことに適した地域でもあります。
リトリートワーケーション in 乗鞍高原
そんな乗鞍高原では、ただワーケーション(仕事+余暇)だけではなく、癒やしや自分と向き合い、整えるという意味で「リトリート」型のワーケーションを推奨しています。
特に国立公園内という立地は、景観保持のために余計な看板もなければ、大手チェーン店やコンビニなどがありません。
そんな場所が日本にあるなんてことも知らなかったので、最初聞いたときは驚きましたが、そんなノイズのない世界に身を置くことで、現代の生活に足りない自然の中で「自分を見つめ直す」ことだったり、「自分と向き合って頭の中を整理する」ことが自然とできるのです。
そんな、乗鞍高原で体験したリトリート型のワーケーションについて、どんな滞在ができるのか詳しくご紹介していきます!
また、本記事は冬シーズン編ですが、夏秋シーズンについての記事もあるので、合わせてご覧ください。
信州・乗鞍高原でリトリート型ワーケーションを体験!「自分と向き合い、整える」贅沢なひとときを。
雪かき&薪割りで最高な1日の始まりを
【AM7:00〜】
朝起床したら、まずは体温を上げるために外に出て雪かき。はじめての体験でしたが、山で暮らす人たちの日常を垣間見ることができ、また朝日が差し込む新雪は本当に神秘的で、1日の始まりを最高におおらかな気持ちで迎えることができます。
また、どうしても薪割り体験をしてみたかったので、今回宿の方にお願いして、薪割りをさせてもらいました。
山暮らしには欠かせない薪。現地の人たちの生活の一部を体験するのもワーケーションの醍醐味なのではないでしょうか。
新雪の上をハイキング「スノーシュー」
【AM9:00〜】
そして、仕事をする前に「スノーシュー」を体験。スノーシューは、雪の上をのんびりと歩く、いわば雪山ハイキング。ピーク時を避けて、朝のタイミングに行くと誰も歩いていない新雪を歩くことができるのでおすすめだとか。
この日は、往復1.5時間くらいかけて、「善五郎の滝」という場所に行ってきました。風の音、雪がさらさらと降る様子、鳥の鳴き声、その中をスノーシューで「ザッザッ」と無心で進みながら、今日はどんな1日になるのだろうか、とふと考えてみたり。
普段都心で生活していると考えもしないようなことを思える一瞬一瞬に幸せを感じることができます。
さあ、そんなことを思いながら進むこと30分、善五郎の滝に到着。写真ではきっと伝わらない氷瀑化している滝の迫力に、開いた口が閉まりません。こんな絶景を朝から見られたからか、「今日もう最高だわ」と思わず笑みが溢れました。
宿に戻ったら、仕事に取りかかる
【AM11:00】
スノーシューを終え、身も心もリフレッシュした状態で、いざ仕事に取りかかります。ちなみに今回滞在している所は、「温泉の宿 ゲストハウス雷鳥」というワークスペースも充実した温泉宿です。
WiFi環境もとても良く机も充実しているので、快適に仕事に向かうことができますし、電話会議がある際には、個室のミーティングルームを予約しておけば、自由に使えちゃいます。
もちろんワーケーションプランも提供しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
・名称:温泉の宿 ゲストハウス雷鳥
・住所:〒390-1513長野県松本市安曇4306
・アクセス:こちらをご参照ください。
・電話番号:0263-93-2746
・公式サイトURL:温泉の宿 ゲストハウス雷鳥
仕事の合間に「瞑想浴」でリフレッシュ
【PM4:00】
仕事が一段落したらぜひ試してほしいのが、瞑想浴。ここは天然温泉を堪能することができ、かつ現在は完全予約制で貸し切りで入ることができます。1人で温泉に浸かりながら仕事で少し疲れた頭を整え、自己内省するのに最適なのです。
10〜15分程度でいいので、瞑想をしてみるとさらに頭がリフレッシュできて、この後の残りの仕事へも集中できて大満足な1日を締めくくることができます。
夕食はきのこ鍋を堪能
【PM6:00】
ここ乗鞍高原は、居酒屋や夜遅くまでやっているバーなどはありません。またほとんどの店が20時頃には閉店してしまうので、自ずと夕食の時間も早くなります。
今回夕食をいただいたのは、「美鈴荘」という温泉宿。
ここでは、きのこを豊富に使った本格きのこ鍋などをいただきました。仕事を早い時間に切り上げ、温かいきのこ鍋で満たされたらもう言うことありませんよね。
スキー&スノボーで軽く汗を流す
【AM9:00〜】
2日目は、休日だったので朝からアクティビティを楽しむことに。雪山に来たからには滑らないと、ということでスキー&スノボーを楽しみました。
ただし、乗鞍でのワーケーションでおすすめしたいのは、1日中滑るのではなく午前中のみ軽く滑って程よく汗をかいたら切り上げる過ごし方。そして午後からは自分と向き合う時間を作る、といった時間の使い方をぜひ試してほしいと思います。
午後の訪れを温泉に入りながらゆっくり待つ
【AM11:30〜】
宿に戻ってきたら、冷えた身体を温泉で芯まで温めましょう。今日1日の豊かな始まりを意識したり、午後の過ごし方について考えながらゆっくりとお風呂を楽しみます。
午後は、自分と向き合う贅沢な時間に
【PM1:00〜】
ここからが乗鞍でのワーケーションをする際の醍醐味のひとつ。休日の午後はぜひ心を休め、自分と向き合う時間に使ってみてください。
いま悩んでいることだったり、これからのキャリアについて考えてみたり。そんな日頃生活している中ではなかなか作りづらい、自分との対話の時間を過ごしましょう。もちろん温泉に浸かりながらでも良いですし、コワーキングスペースでぼんやりリラックスした状態で考える、でも良いと思います。
また、乗鞍にはワーケーションのできる宿がいくつかあり、そのうちのひとつである「B&Bテンガロンハット」にはテントサウナがあります。ここに宿泊すれば、仕事をする環境があるのはもちろんのこと、サウナでビシッと身も心も整えることができてしまいます。
・名称:B&B テンガロンハット
・住所:〒390-1511 松本市安曇4306-8
・アクセス:こちらをご参照ください。
・電話番号:0263-93-2746
・公式サイトURL:B&B テンガロンハット
夕方には焚き火などをして仲間たちと語らうひとときを
【PM6:00〜】
そして、休日の締めくくりはみんなで焚き火を囲んで語り合う、なんてこともできます。焚き火をすると、火が燃える様子をぼーっと眺めるこの一瞬一瞬に幸せを感じることができますし、リラックス効果も抜群です。
ぜひ、自分と向き合う中で考えたことなどを一緒にいる方々とシェアし合い、素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
乗鞍高原では、ありのままの自然が皆さんをお出迎えしてくれます。自然との対話、自分との対話、そしてときどき現地に住む方々との対話を通して、新しい自分と出会う時間を過ごしてみませんか?
ありのままの自分で良いんだと気付かされた旅
乗鞍高原は、国立公園内にある山里なので、コンビニもなければ居酒屋もない、余計な看板なども一切ない、ありのままの状態で残された場所なのに、まず正直驚きました。
ただその一方で、そのノイズレスな環境に身をおいて、自分を見つめ直すことで、自分が思いつめてたことも小さな悩みに思えてきて、「ありのままの自分で良いんだ」とか「本当はこんな生活をしかったんだ」と気付かされることがたくさんありました。
流れるままに地方から東京に出てきて、学生時代に世界をあちこち旅してまわったにせよ、社会人になってからの約10年間というもの、使命感や意義にかられて仕事に没頭する日々を送ってきました。
人生100年時代といわれ、働き方や生き方も多様化しているこの時代に、僕はどう生きていきたいのか。どんな働き方をしたいのか。見つめ直す良いきっかけになったのは言うまでもありません。
いまはコロナ禍でなかなか移動がしにくい環境ではありますが、この記事を読んでいただいて少しでも乗鞍高原に行きたくなった方は、ぜひ一度訪れていただきリトリート型のワーケーションを堪能していただければ嬉しいなと思います。
またこのときの様子を動画にまとめて「乗鞍高原×ワーケーション」のコンセプトも作ったので、より臨場感のある乗鞍を味わってもらえたらと思います。
乗鞍高原リトリートワーケーション モニター体験者募集!
さあ、少しは乗鞍高原でのワーケーションに興味をお持ちいただけたのではないでしょうか。
最後に、そんな乗鞍高原でのワーケーションに実際に行ってみたいという方向けに、モニターツアーを企画しましたのでご説明していきたいと思います!
しかも、滞在中の宿泊費や指定するアクティビティ費については補助金がでますので、交通費と現地での食事代、プラン以外で体験したいアクティビティの費用のみ負担いただければ参加できるというお得な企画となっています。
プランと日程は以下の2つをご用意しております。
RESET 〜自分を見つめ直し、整えるワーケーション〜
日程:2021年2月18日(木)〜2月21日(日)
このプランでは、基本的に普段の仕事をバリバリするというよりは、日常から少し離れ自分と向き合って考え事をしたり、将来やキャリアについて構想を練ったり、そういったことを目的とした人を対象としたプランとなります。
FOCUS 〜自分と向き合い、コトに集中するワーケーション〜
日程:2021年2月23日(火)〜2月26日(金)
このプランでは、普段の仕事でも良いですし、新しいビジネスアイディアをまとまった時間をかけて集中して取り組みたい方や、チームで参加してプロジェクトを遂行したい方たちを対象したプランとなります。
詳細については、乗鞍高原ワーケーション ブランドサイトをご覧ください。皆さまからのご応募をお待ちしております!