山奥にひっそりとある隠れ里。平家の落人伝説や、古代政権の隠密集団の隠れ里疑惑…。

秘境という響きに胸がドキドキしてしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、日本三大秘境と呼ばれる、岐阜県白川郷、徳島県祖谷、宮崎県椎葉村をご紹介しましょう。

 

世界遺産にも登録された白川郷

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坂口安吾によれば、古代大和政権誕生に大きく関わった飛騨。白川郷もその一部だったようです。

そんな白川郷は現在では合掌造りで有名な世界遺産ですね。そのため、アクセスは秘境にしてはよく、名古屋や金沢から白川郷行きのバスが出ています。

四季折々、美しい姿を見せる白川郷。合掌造りの趣深い宿もあるので、宿泊もおすすめです。

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平家の隠れ里の伝説が色濃く残る祖谷

徳島県と高知県の境、大歩危小歩危といった、険しい渓谷の側、深い山の中にある集落が祖谷です。

人が住めないような山の中に何故かある集落ということで、平家の落人が隠れ住んだ伝説が色濃く残っています。渓谷にかかる、ツタを編んだようなカズラ橋も有名です。

アクセスは基本は車で阿波池田インターから行くのが便利です。車がない場合には、JR阿波池田より出ている定期観光バスの予約、もしくはタクシー、レンタカーという手段になります。

 

柳田国男の原点。民俗学発祥の地、椎葉村

同じく平家の落人伝説が残るのが、宮崎県椎葉村。那須大八郎と鶴富姫との悲恋の物語は有名ですね。

ここはまた、民俗学の大家である柳田国男がはじめてフィールドワークを行った場所でもあります。そんな椎葉村へのアクセスはやはり、車オンリー。自家用車での旅が大変な場合はレンタカーを借りましょう。さすが秘境です。

 

秘境の醍醐味

秘境の醍醐味。それはひっそりとした、隠れ家感と、自然豊かな環境。そして、歴史の表舞台とはひと味違う裏の歴史の予感です。

そういった魅力が守られてきた秘境は、はやり、アクセスが悪いからこその秘境です。少々行き辛い場所が多いですが、それも秘境の魅力の1つと思えば、道中から楽しめそうです。

さすがは日本三大秘境。全ての場所が基本は車でしかアクセスできない場所にあります。ですが、秘境にワクワクしてしまう、冒険大好き女子にはそんなことは関係ありませんね。

彼氏とお泊まりドライブで出かけるのも楽しいし、お友達同士でバスツアーというのもアリかもしれません。

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