こんにちは、TABIPPOの篠原輝一です。

TABIPPOは、2014年の創業当初から場所に縛られずにどこにいても働ける環境を作ってきました。昨年からのコロナ禍において大企業をはじめ、多くの企業がリモートワークや在宅ワークを推奨するようになり、いまやその気になればどこにいても働ける時代が到来しつつあります。

僕自身、昨年だけでも10ヶ所以上の日本各地に移動し、ワーケーションをしてきました。ネット環境や作業環境は今や急速に改善されていて快適に仕事もできます。なによりそれぞれの土地柄を活かしたコンテンツが充実しており、改めて日本中の魅力を再認識しています。

今日ご紹介するのは、海は海でもビーチで南国気分を味わうといったものではありません。昔から続く漁業・水産業を垣間見ることができ、伊勢神宮のお膝元でもある三重県の鳥羽市です。

三重県鳥羽市とは



伊勢志摩国立公園内に位置し、東京からは電車で約4時間半で行くことができるエリアです。海女さんを始めとした漁業や水産業が栄え、海と共存共栄しながら発展してきた街です。

また、近くには人生で一度は訪れたい「伊勢神宮」のある伊勢市や、「志摩スペイン村パルケエスパーニャ」のある志摩市もあり、多くの観光客で賑わっている地域となります。

しかしながら、昨年からのコロナ禍で観光業界への影響も大きく、観光目的ではない「」としての誘致にも力を入れ始めているということで、三重県鳥羽市でのワーケーションに行ってきました。

鳥羽×ワーケーションで牡蠣の養殖現場を見学?

先程も書いたように、鳥羽で有名なのは漁業や水産業。伊勢海老の「伊勢」は、三重県の漁獲量が全国1位だったことから付けられてる程で、有名な海産物ですが、その他にもマグロも全国6位の漁獲量を誇るほど盛んな地域なのです。

そんな鳥羽市、牡蠣の養殖も盛んなのだとか。牡蠣といえば広島が有名かなと思っていましたが、実はここ鳥羽でも多く生産されているとのことで、この日は現役の漁師さんガイドの下、「牡蠣」の養殖現場にお邪魔してきました。



一見強面な方かなと思いきや、テンションも高くノリが良い現役漁師のダイスケさん。

出発すること数分で、イカダが浮かぶスポットに到着。



そう、ここが牡蠣の養殖されている場所なのです。

牡蠣の養殖現場は初めてで、そもそも牡蠣がどういう風にして養殖されているのかを想像すらしたことがなかったので、ここで牡蠣が育つのかと、衝撃でした。

しかも、主に以下の3つの条件を満たしている海で、このイカダに吊るしているだけで勝手に育つということ。

1.風波の静かな内湾であること
2.内湾に、川から栄養豊富な水が流れ込みプランクトンの発生を促すこと(川の源流には緑が豊富なこと)
3.潮の干満差等によって、潮の流れがあること

(三重県海水養魚協議会 HPより抜粋)



1つの縄に繋がっている牡蠣たちだけで数万円の価値があるとのことで、それが何十本も吊るされていました。

ダイスケさんは、他にもワカメやアカモクも養殖されています。アカモクに関しては昔から漁師さんを苦しめてきた邪魔な存在だった海藻のようで、それをこの地で養殖や加工ができるよう開拓してきた方。かっこいい。



普段、パソコン1つで仕事をしているような僕にとって、こういった一次産業で身体を動かして働くことに憧れもあるし、普段口にしている食材のルーツを知るという意味でも、とても学びになりました。

ダイスケさん、また収穫のときにでも遊びに行きますね!

鳥羽で海女さん文化を学ぶ!現役の海女さんたちとの交流ができる「海女小屋 はちまんかまど」



翌日のお昼は、鳥羽駅から車で約30分程離れた、相差(おうさつ)エリアへ。

ここは海女さん文化が発展した場所で、現役の海女さんたちが目の前で獲りたて新鮮な魚介類を焼いてくれる浜焼き小屋の「はちまんかまど」へやってきました。

海女さんは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍その名は有名になったのかなと思いますが、今一度説明しておこうと思います。

海女とは、素潜りでアワビやサザエ、海藻などをとることを生業とすると女性たちのことで、その歴史はとても古く縄文時代や弥生時代まで遡ると言われているそう。

漁獲で使う道具などは時代の流れとともに進歩しているようで、写真のような白い服で潜っていたものが現在ではウェットスーツで行ったりしているとのこと。

photo by はちまんかまど

ちなみにここで最もベテランの方は、10代から80年以上ずっと海女をやられてるというから驚き!1つのことに向き合い活動されている姿に頭が上がらない思いでした。

磯着の額の部分にある「セーマンドーマン」は、魔除けのおまじないだそうで、海に潜っても無事に帰ってこれますようにという願いが込められているそうです。



獲りたてのサザエを始めとした貝や魚の干物などを海女さんが丁寧に浜焼きしてくれ、鳥羽ならではのユニークな昼食をいただくことができました。

鳥羽にお越しの際には、マストで訪れて欲しい場所です!

■詳細情報
・名称:海女小屋 はちまんかまど
・住所:〒517-0032 三重県鳥羽市相差町819
・地図: ・公式サイトURL:https://amakoya.com/

鳥羽の漁村ワーケーションの拠点は「Anchor.」で決まり!



さて、漁師さん、そして海女さんの文化や歴史に触れることができました。

しかし忘れてはいけないのは、もちろんワーケーションの「ワーク」。



今回滞在した宿泊施設は「Anchor. 漁師の貸切アジト 」さん。名前の通りアジトや秘密基地感のある施設でした。

共有エリアは、十分すぎる作業環境とWiFiもサクサクで仕事をする上で、全く問題ない環境が整っていました。波の音も静かで、時々聞こえる鳥の囀りに癒やされながら、いつも以上の集中力で仕事をすることができました。



お部屋は、すべて綺麗にリフォームされておりまり、作業できるデスクやくつろげるソファまであるのがとても嬉しい。また、全部屋海に面しているので波の音と船の音、小鳥の囀りで目を覚ます経験もここならでは。

また、「Anchor. 」は最大29名が宿泊できる一棟貸切型の宿なので、企業研修や学生の団体旅行等に特におすすめです。共有スペースや作業スペースも充実しているので、企業研修で議論することも、夜は大きな声で宴会をしても貸切なので全く問題なし。

TABIPPOでもいつか全メンバー連れて合宿したい場所の1つになりました!

■詳細情報
・名称:Anchor. 漁師の貸切アジト
・住所:〒517-0025 三重県鳥羽市浦村町1558-5
・地図: ・公式サイトURL:https://anchorajito.com/

鳥羽で先人たちの知恵を学べるワーケーションをしてみては?



今回週末の2泊3日、それも2日目は終日大雨だったため観光はあまりできませんでしたが、それでもかなり濃い時間を過ごすことできました。それもこれも鳥羽の漁師さんや海女さんなど先人たちの知恵を学ぶことができたから。

また、冒頭にも書いたように他にも鳥羽から行ける伊勢市や志摩市にも、たくさんの観光スポットや絶景スポットがあるので、次回はもう少しゆっくりと時間をかけて周辺地域も旅したいなと思います!

都会で忙しく働いてると忘れがちな自然との共存、そしてその地域に根付いた仕事。これまで海といえばサーフィンをしたり、ビーチでのんびりするのが好きでしたが、今回は海と人間の深い繋がりのようなものも感じさせてもらえ、とても良いワーケーションとなりました。

これからもまだまだコロナ禍は続くかと思います。ふとした息抜きに家族や友人、恋人。あるいは、企業研修や合宿などで鳥羽の地を訪れてみてはいかがでしょうか。

All photos by Kenichi Shinohara

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