四季折々の魅力に出会うことができ、どの季節に訪れても古都らしさを味わえる京都。今回は、夏ならではの京都を堪能できる10のことを紹介します。

 

1. 祇園祭で山鉾(やまほこ)を観る

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京都の夏のイベントとして欠かせないのが、何といっても祇園祭です。1か月にわたる長期間開催されますが、ぜひ押さえておきたいのが、7月17日と24日に行われる山鉾巡行です。

ビルの高さほどの山鉾が連なって、四条通を巡行するさまは、まさに圧巻の一言。期間中は周辺の宿の手配に難儀しますが、京都の夏を語るには一度は見ておきたいお祭りです。

 

2. 五山送り火を見る

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祇園祭と並ぶ京都の夏の風物詩が五山送り火です。全国的には大文字焼きとして有名ですが、お盆に行われる京都の伝統行事で、京都の周囲にある5つの山に「大文字」、「左大文字」、「船形」、「鳥居形」、「妙法」の形に火を灯します。

毎年8月16日に行われ、20時ごろから山に火が灯され始めます。京都駅前にある京都タワーからは、5つの山をゆっくりと眺めることができます。

 

3. 川床・納涼床を楽しむ

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暑い京都で涼をとるなら、迷わず川床です。シーズン中は二条から五条の鴨川沿いに、多くの川床が登場します。川の流れと河川敷を通り抜ける風は涼めること間違いなし。

そして、さらに涼を求めたい場合は、市街地を離れて貴船へ。貴船川の真上に設けられた川床は、市街地の気温とは10度違うといわれ、格段の涼を楽しむことができます。

 

4. 京都水族館に行く

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2012年にオープンした、完全人工海水を利用することで話題となった、京都の中でも新しい観光スポットです。透き通った水槽の中を泳ぎ回る水の生き物を眺めているだけでも涼しい気分になれます。

天井まで広がっている水槽や、アザラシが顔を出せる円柱型の水槽など、生き物を間近で見ることができるのも魅力です。

 

5. 錦市場で夏ならではの食材を買う

錦市場

錦市場

photo by Banzai Hiroaki

400年の歴史を誇り、京都の台所として市民の食を支えるだけでなく、多くの観光客が訪れる錦市場。全長400メートル近くの通りには、京野菜や湯葉・京とうふを扱うお店が並びます。この時期のおすすめはなんといっても京野菜の漬物。

暑い夏にも食欲をそそられる、さっぱりとした口当たりが魅力です。

 

6. 太秦映画村のお化け屋敷を体験…

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夏といえば怪談やお化け屋敷というかたにおすすめしたいのが、東映太秦映画村にあるお化け屋敷です。国内でも1、2を争う怖さとの呼び声も高く、映画会社プロデュースによる、リアルさを追求した作りが売りです。

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7. 伊根の舟屋を見る

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伊根町は、京都の北部である伊根湾に面した小さな漁村です。その伊根湾に沿って建ち並ぶ舟屋は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されました。

古き良き港の風情はとても美しく、数々の映画やドラマの舞台にもなっています。

 

8. 琴引浜で海水浴をする

京都の海水浴場といえば琴引浜です。全国でも珍しい鳴砂のビーチで、砂を歩くとキュッという音を楽しむことができます。砂だけでなく水質も全国上位にランクインし、シーズン中は京都だけでなく近隣府県から多くの海水浴客が訪れます。

 

9. 天橋立に行く

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日本三景のひとつに数えられる天橋立。股の間から天に架かる橋のように景色を望む股のぞきで有名な観光スポットです。どの季節に訪れても美しい景色に出会えることは間違いなしですが、緑が最も豊かな夏に眺めるのも格別です。

 

10. トロッコ列車に乗る

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トロッコ嵯峨駅とトロッコ亀岡駅を結ぶ嵯峨野観光鉄道。トロッコに乗って、涼しげな保津川の渓流を楽しむことができます。

渓谷の見どころに差し掛かると減速して撮影の時間を取ってくれたり、車掌さんによるユーモアたっぷりのマイクパフォーマンスなど、観光鉄道ならではのサービスを体験できます。

 

11.ディナーは鱧(はも)料理をいただく

京都の名物の一つである鱧(はも)。お造りや酢の物、焼いて出されることも多いですが、オススメはしゃぶしゃぶです。7月が身に脂が乗ってきて美味しくなる時期と言われていますので、ぜひ川床で涼みながら鱧(はも)料理を楽しんでみてはいかがですか?

 

12.浴衣レンタルで街歩き

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夏といったら浴衣!浴衣といったら京都!夏の京都で浴衣を着ての街歩きは、きっと日本で一番美女が映えるはず。タイムスリップしたような昔ながらの建物を眺めながら抹茶やスイーツを食べ、日頃の疲れを癒しましょう。写真撮影にもぴったりですね。

 

まとめ

京都といえば神社仏閣が有名ですが、渓谷や海岸など水辺を楽しめるスポットもたくさんあります。この夏、一味違った京都旅行はいかがでしょうか?

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