こんにちは。濱島優里(@yuri_merci22)です。

京都といえば修学旅行。清水寺のもみじや、何回でも試食させてくれた八ツ橋(それを全種類制覇した、若かりし食い意地)、輝きすぎて実感の湧かなかった金閣寺など、ノスタルジックな思い出を振り返る人も多いのではないでしょうか…ああ、懐かしい。若かった。

しかし、あなたの時計の針、そこで止まったままになっていませんか?

現在25歳の私の記憶も、18歳の修学旅行以来、すっかり止まったまま。京都は伝統。そんなイメージしか持っていなかったのです。

そこで京都の新たな一面をご紹介すべく、京都2回目の楽しみ方について書かせていただきます!

もちろん、修学旅行以上の満足感。

 

感性が刺激されるホテルで、レベルアップ!


 photo by Yuri Hamashima まずお伝えしたいのは、京都のホテル選びは慎重に!ということ。旅行をたくさんする人ほど、ホテル代をなるべく節約し、交通費や食費に使いがち。少なくとも私の周りの旅人たちはそうでした。

でも、京都にきたのならホテルはこだわって欲しい。

それは「おもてなしの日本が本気だしたら、こうなるのか!」を、目の当たりにできるから。現在24カ国、計50回以上旅をした私も、日本のホテルのレベルの高さには舌を巻きました。日本人としてこれほど誇らしいほどはありません。


 photo by Yuri Hamashima 今回宿泊したのは「クロスホテル京都」。とってもアクセスの良い河原町三条エリアに位置します。まずは、水引きをモチーフにしたオブジェがお出迎え。


 photo by Cross Hotel Kyoto ロビーに入った途端、思わず「おぉ…」と声が漏れました。和洋折衷が醸し出す高級感。


 photo by Yuri Hamashima 置物を一つ一つ見てください。まるで美術館です。


 photo by Yuri Hamashima 

シックで見とれてしまいそうになるエレベーターに乗り、


 photo by Yuri Hamashima 

廊下を進んで


 photo by Yuri Hamashima 自分の部屋までやってきました!数字が縦に並んでいるところにセンスを感じます。室内はいかに?


 photo by Yuri Hamashima じゃじゃん!金色が神々しく、部屋のアクセントとなっています。ここから「クロスホテル京都」の良さを語っていたら10ページ分くらい使ってしまうので、簡潔に語ります。

一言で表すと「神は細部に宿る」


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まずは三日月型に切り込まれたライト!なんともスタイリッシュ。

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洗面所のコップがお洒落。いや、ティッシュボックスまで。

 photo by Yuri Hamashima 

仕事もしやすいソファーとミニテーブル。クッションの配色が完全に私好みです。

 photo by Cross Hotel Kyoto 

お風呂に置いてあったのは、イギリスのスパブランド「ilà」の商品。日本のホテルで初めてバスアメニティを採用したそうです。部屋全体に漂うデザインの統一感、バランスが絶妙です。

 photo by Yuri Hamashima 

バスソルトが用意されているところも、おもてなしをしっかり感じました。ちなみにこれ、本当に良い香り。


 photo by Yuri Hamashima 

お風呂上がりの部屋着は、バスローブではなく上下別。これが実はとっても嬉しい。結局、ズボンが動きやすくて便利なんですよね。もう、わかってるなぁ、ありがたいなぁ、綺麗だなぁ、の繰り返しです。

さて、注目すべきは客室だけではありません。


 photo by Cross Hotel Kyoto 

こちらは、ホテル内のレストラン「KIHARU Brasserie(キハル ブラッセリー)」。和傘をイメージしたという天井が印象的です。


 photo by Yuri Hamashima 

アートの大胆な組み合わせにも、ついつい目を奪われる。


 photo by Yuri Hamashima 

夜はお洒落なバーカウンターでスパークリングワインを頂き、翌朝は洋食ブッフェでお腹いっぱいになるまで食べました。

「クロスホテル京都」本当にありがとう!またきます!

■詳細情報
・名称:クロスホテル京都
・住所:京都市中京区河原町通三条下る大黒町71-1
・電話番号:075-231-8831
・公式サイトURL:https://www.crosshotel.com/kyoto/

 

忍者VR体験

さて、良いホテルに泊まるだけでも京都にきた価値はありましたが、三条駅からすぐ近くに、ぜひトライして頂きたいアクティビティがあります。

その名も「NINJA VR KYOTO」。忍者の基本動作、吹き矢、手裏剣投げを学ぶことができ、さらに話題のVRで忍者と戦うこともできるのです。

のれんをくぐって別世界に行ってみましょう。


 photo by Yuri Hamashima 『臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!』忍者の呪法、「九字護身法」を唱えて精神統一。


 photo by Yuri Hamashima まずは、この的に手裏剣を投げます。


 photo by Yuri Hamashima しゅぱっ!!これ、めっちゃ難しい。

 photo by Yuri Hamashima 10回投げてたったの1回しか、ささりませんでした。貴重なその1回の写真を良い感じにとったものの、悔しさが残る…。


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ちなみに投げていませんが、本物の手裏剣はこちら。実は忍者も1人3枚くらいしか持ち歩かなかったそうで、とても重くて鋭い!とどめの一撃のための最終兵器なのです。

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手裏剣が全然できなかった私が自信を取り戻したのは、吹き矢体験。

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あれ、意外にも狙い通りに命中します…!吹いてから刺さるまでのスピード感が気持ち良い。

息が強い人はかなり遠くまで飛ばせるのだとか。キングダムで吹き矢が活躍していたのにも納得しました。怖いくらい使えそうな武器です。


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さて、お待ちかねのVRの時間がやってきました。


 photo by NINJA VR KYOTO 向こうから走ってきて、私に刀を振り下ろす忍者たち。VRなので、刀が自分に切り込まれてくるときの視覚がとてもリアル。

「うわあ!待って!ちょっと待って!」

と叫んでも待ってくれることはなく。無慈悲に飛び込んできます。私も必死に刀を振り回しました。


 photo by NINJA VR KYOTO お次は手裏剣VR。各方面から飛び交ってくる手裏剣を器用によけます。弾くこともできます。うまく避けられたと満足しているとすぐに次がくるので、気を抜く暇はありませんよ!

下忍試験、中忍試験、上忍試験、でレベル分けされているのは嬉しいですね。普段からゲームに慣れている人は、強いかもしれません。

また、このVRのすごいところは世界観の作り込み。月や、森、そよ風など周りの風景がとっても美しいのです。ぜひ細部まで注目してください。

NINJA VR KYOTOは、観光客の集まる京都という場所で、地域の活性化、日本文化の発信のために作られたそう。外国人をガイドする人たち、家族や友人とワイワイ楽しみたい人たちに、おすすめします。

■詳細情報
・名称:NINJA VR KYOTO
・住所:京都市東山区 古川町545 2F
・アクセス:京阪三条駅より徒歩9分/京都市営地下鉄 東西線 東山駅より徒歩3分/京都市営バス 知恩院前 より徒歩3分
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:火曜日
・電話番号:075-205-2798
・料金:3000円〜
・公式サイトURL:http://ninjavrkyoto.jp/jp/

 

京都で餃子がブーム?!

さて、VRで一騒ぎしてお腹が空いてきました。実は京都では外国人を中心に、餃子がブームになっているということ、ご存知ですか?


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今回お伺したのは、NINJYA VRから徒歩圏内のGYOZA8。なんでも、連日外国人で賑わっているそうです。


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餃子をご紹介する前に、まずはこだわりの、ビール。やけに美味しいと思ったら…よく見てください!!京都の工場で、天然水を使って作られているそう。私の人生のビールベスト3に入ると思います。

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気取って撮ってみましたが、これは「うまっ!!」とおっさんのような声を出した5秒後です。

さて、本命の餃子です。


 photo by Yuri Hamashima お気づきでしょうか?少量で色々な種類が用意されています。たくさんの味を楽しんでほしいという店長さんの粋な計らいです!パクチー餃子、エビ餃子、大葉と梅の餃子、ホタテ餃子…まだまだありました。どれも優劣つけがたい。もちろんオリジナル餃子もジューシーで大満足。

10席しかない小さなお店がまた、プレミアム感を醸し出しています。ぜひ立ち寄ってみてください!

■詳細情報
・名称:GYOZA8
・住所:京都市東山区大和町16-1
・営業時間:8:00~14:00, 17:00~23:00 (LO22:30)
・定休日:月曜日
・電話番号:075-585-5390

 

京都の美しさに浸る…

京都のお土産といえば?

「八ツ橋!」と即答する10代の頃の私には一回だまってもらい、今回の旅で見つけたお気に入りのお店をご紹介させてください。


 photo by Yuri Hamashima 新京極通の「京極井和井」です。お香、お茶碗、お箸、西陣織の和雑貨、扇子、屏風などなど…美しい品々が手に届く値段から売られています。

綺麗だね〜で終わらずに「欲しい!家で使いたい!」と思わせてくれるところがポイントです。


 photo by Yuri Hamashima 例えばこんな可愛いお香立て。お香ってなんだか敷居が高いと思っていたけれど、あまりの可愛さに思わず購入しました。

夜寝る前にお香を焚いてリラックスしてますとかいう美女、よくいますよね。ずっと言ってみたかったので、言わせてください。

「夜寝る前にお香を焚いてリラックスしてます!!!」


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こんな輝く扇子にも、目を奪われました。


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こちらの手鏡も…なんて上品なんでしょう!

このお店、最低でも1時間は必要です。誰かを想ってお土産を探しを始めたら止まらない、止まらない。このお店自体が、大事な京都の思い出になることでしょう。

■詳細情報
・名称:京極井和井・アンティーク井和井
・住所:京都市中京区新京極四条上ル
・アクセス:阪急河原町駅から新京極通に入り徒歩3分
・営業時間:平日 10:30~21:00、 土日祝10:00~21:00
・電話番号:075-221-0314(京極井和井)、075-255-0372(アンティーク井和井)
・公式サイトURL:http://kyoto-iwai.co.jp/

 

鴨川ウォーク

さて、最後は鴨川で締めくくりましょう。名前だけ知っていた鴨川ですが、行ってみたらびっくり。


 photo by Yuri Hamashima なんですか?このほっこり感は。地元だったら毎日、読書しにきたい。


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昔ながらの建物に風情を感じます。

観光観光!と焦らずに、鴨川でゆっくりお散歩するのも良いですね。ギターを練習するお兄さん、ダブルダッチに挑戦する大学生、ラブラブなカップルに、子供連れの家族…鴨川を愛する人々が心地良い空間を共有しています。

京都の旅もここでひとまず終了。

一味違う京都の楽しみ方、いかがでしたでしょうか?注意深く見渡せば、魅力はそこかしこに散りばめられているのです。

あなたの旅が素敵なものになりますように。

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