高知県「柏島」の海が沖縄クラスに透明度が高いのはなぜ?
突然ですが、柏島(かしわじま)という島をご存知ですか。柏島は日本屈指の透明度を誇る海を持つ島として有名です。この記事では柏島の基本情報をお伝えします。
ぜひ、この記事を参考にして柏島に行ってみましょう。
柏島はどこにある?
柏島は四国の左端、高知県幡多郡大月町にあります。ちょうど、大槻半島の先端にあり、半島とは2本の橋でつながっています。柏島自体は足摺宇和海国立公園の中にあります。
柏島へのアクセス情報
公共交通機関で行く場合は土佐くろしお鉄道の終着駅、宿毛(すくも)駅を目指しましょう。岡山から宿毛行きの特急列車が出ています。
宿毛駅から高知西南バス「道の駅 大月」行きに乗り、そのまま終点まで乗ります。終点「道の駅 大月」で「柏島」行きバスに乗り換えます。なお、バスに乗る際は事前にホームページでバスの時刻表を確認しておきましょう。
なぜ、柏島周辺の海域は透明度が高い?
柏島周辺の海域は透明度が高いことで有名。沖縄にも引けをとりません。なぜ、これほど海の透明度が高いのでしょうか。ひとつめに海に不純物がないことが挙げられます。黒潮のため、あまり植物プランクトンが含まれていないのです。
二つ目に海に流れ込む大きな河川がありません。また、人口の多い都市もないため、海の透明度が保たれているのです。
柏島の生き物
柏島、柏島周辺の海には数多くの生き物がいます。ここでは、柏島周辺の海にいる生き物を簡単に解説します。夏には美しいスズメダイには注目したいところ。また、アンコウがいるのも夏です。
一方、産卵シーンを見たければ春がおすすめ。運がよければアオリイカの産卵シーンが見られるかもしれません。
柏島のアクティビティ
柏島ではさまざまなアクティビティが楽しめますが、ダイビングが一番ではないでしょうか。ダイビングは1本あたり60分が基本になります。休憩や食事を挟み、1日3ダイビングが一般的なコースです。
柏島の観光スポット
新柏島大橋
新柏島大橋は四国と柏島を結ぶ重要な橋です。海面から高さ100m以上はありますが、夏になると橋の上からダイブする人がたくさん! なお、ダイブする際は十分にご注意ください。
・名称:新柏島大橋
大堂山展望台
大堂山展望台は柏島からアクセスできる四国側の観光スポットです。展望台からは太平洋、豊後水道が一望できます。夕方に行くとロマンチックな雰囲気に浸れるかも。
・名称:大堂山展望台
・住所:高知県幡多郡大月町大堂山
・アクセス:宿毛駅からバスで50分
大堂お猿公園
魚介類もいいですが、お猿さんと遊ぶのも楽しいかも。大堂お猿公園には約200匹の野生猿が生息しています。人間馴れしているせいか、餌をねだることもあるそうですよ。
・名称:大堂お猿公園
・住所:高知県幡多郡大月町大堂山
・アクセス:宿毛駅からバスで約50分
・営業時間:8:00~17:00
・定休日:月曜日
・電話番号:090-4970-1103
竜ヶ浜キャンプ場
柏島には自然を思いっきり楽しめる観光スポットがあります。そのひとつが竜ヶ浜キャンプ場です。このキャンプ場は2012年にオープンしました。そのため、比較的きれいな環境でキャンプが楽しめます。
また、バーベキュー、テント、シュノーケルセットの貸出も行っています。
・名称:竜ヶ浜キャンプ場
・住所: 高知県幡多郡大月町柏島字東大戸山1001-1
・アクセス:土佐くろしお鉄道「宿毛駅」からバスで約50分
・営業時間:8:30~17:15(受付時間)
・電話番号:0880-76-0607
・料金:5,000円(テントサイト6名まで)
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://ryugahama-camp.net
柏島の絶景写真をチェック!
柏島の絶景写真を見て、柏島のイメージをふくらませましょう。
柏島の詳細情報
・名称:柏島
・住所:高知県幡多郡大月町
・アクセス:土佐くろしお鉄道「宿毛駅」からバスで約1時間15分
・電話番号:0880-73-1111(大月町役場)
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:http://www.town.otsuki.kochi.jp/kankou/midokoro_01.html
最後に
柏島は少々不便な場所にあります。そのため、免許を持っている方は車を利用したほうがいいでしょう。どうぞ、夏休みに友人を誘って柏島に行ってみてください。