高知といえば、さまざまな項目でワーストをとるなど、マイナスな部分が注目されがちな県です。高知県出身というと「珍しい」と言われますし、「何があるの?」と聞かれても「山と海」くらいしか答えられないという人もいるでしょう。

そんなイメージを払しょくするために、高知のすばらしいスポットやアクティビティを100個集めてみました。

たいていの人ならば高知といえば
・坂本龍馬
・カツオのたたき
・アンパンマンミュージアム
……程度しか出てこないかもしれませんが、この記事は、高知に20年間以上住んでいる方からの情報提供をもとにしているので、信頼性抜群です。

まずはグルメから!

高知県のグルメを味わう

明神丸の「鰹のタタキ」を食べずに高知は語れない



高知のグルメと言えば明神丸は外せません!

藁焼きたたきという高知特有の調理方法なので、風味を感じつつ、新鮮でおいしい海の幸を堪能することができます。添え物として生姜、にんにく、みょうがやネギなど好きなものをたくさんトッピングしていただくカツオのたたきは「普通のたたき」ではありません。

いままでたたきが嫌いだった人でも美味しく食べることができるでしょう!高知に来て一度食べてみてみることをおすすめします。

■詳細情報
・名称:明神丸 本店
・住所:高知県高知市本町1-1-2
・アクセス:土佐電鉄、堀詰電停を下車してすぐ
・営業時間:[月~土]17:00~23:30(LO 23:00)
・定休日:不定休(基本無休)
・電話番号:050-5868-5204
・公式サイトURL:https://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39000556/

ゆずの香りを身体で感じる「ごっくん馬路村」

ごっくん馬路村は、高知県出身の人には知らない人はいないくらい有名ですが、全国的にはまったくメジャーではないですね。

酸味と甘味が調和し、ゆずの風味がうまく引き出されていてとても美味しいジュースです。私はこれがとても好きで、高知から取り寄せてもらっているくらいです。

コンテナショップやネットなどで気軽に購入することができます。

鰹出汁がたまらない「蔵木のつけ麺」

全国広しといえども、ここまでのクオリティの「鰹の出汁から作られるつけ麺」を出せるのは、高知の蔵木だけではないでしょうか。濃厚なスープに麺がうまく絡み合い、口の中でハーモニーを奏でます。

■詳細情報
・名称:製麺処 蔵木
・住所:高知県高知市帯屋町1-10-12
・アクセス:土佐電気鉄道伊野線堀詰駅 徒歩1分
・営業時間:11:00~16:00/日~金17:30~0:00/土17:30~2:00
・定休日:無休
・電話番号:088-871-4059
・公式サイトURL:https://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39003834/

他にも、高知のグルメを味わう方法

・高知の夜は「土佐鶴」で乾杯!返杯!
・須崎が誇るB級グルメ「鍋焼きラーメン」
・高知県民のソウルドリンク「リープル
・かわいくておいしい「ぼうしパン」は高知発祥
・太平洋を喰らう「皿鉢料理」
・侮るなかれ須崎の「かまぼこ」
・苺ジャムをそのままゼリーにしたような「苺ゼリー」を風工房
芋屋金次郎の「いもけんぴ」は一度食べると止まらない!
・木曜市で「いも天」を食べ歩き
・高知の「アイスクリン」はシンプルイズベストなおいしさ
・卸団地にオープンしたばかり!「とさのさと」で高知の新鮮な食材を購入
・四万十市のキャンプ場「とまろっと」の絶品あゆ弁当
・日高村のオムライス街道でドライブしながら食べ比べ
・カツオだけじゃない! 清水港で土佐の「清水サバ」を堪能
・高知の地鶏といえば「土佐ジロー」
・地元で愛されるブランド豚「四万十ポーク」に舌鼓
・高知の二大銘菓「土佐日記」を買って帰ろう
・高知の二大銘菓「かんざし」を好きなあの子に贈ろう
・大川村の特産「大川黒牛」を喰らう
・梼原の山の幸をいただく「太郎川公園 農家レストラン くさぶき

高知の穴場スポットを訪れる

「追手筋演舞堂」でよさこい踊りを肴に呑もう



高知といえば、なんといってもよさこいでしょう!

北海道or高知、どちらがよさこいの発祥の地かという話題で時々喧嘩になりますが、私は高地が発祥だと信じています。

大手筋演舞堂では毎年よさこいの大行列を観ることができます。周りにはお店も立ち並び、商店街が賑わいを見せるので、観光に来た際にはぜひとも立ち寄ってみてください!

■詳細情報
・名称:大手筋演舞堂
・住所:高知県高知市追手筋1-3-4
・アクセス:とさでん「蓮池町通」電停から徒歩2分/「はりまや橋」電停から徒歩5分
・営業時間:17:00~翌1:00/金・土 17:00~翌3:00
・定休日:なし
・電話番号:088-823-2888
・公式サイトURL:https://tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39004299/

「高知城」から城下町を眺める



観光にお城巡りはつきものですよね。

高知城は、 江戸時代に山内一豊が建築しました。桜のライトアップなど、イベントも開催されているので、何回行っても楽しむことができます。

■詳細情報
・名称:高知城
・住所:高知県高知市丸ノ内1丁目2-1
・アクセス:とさでん交通「はりまや橋」で乗り換え(乗り換え券をもらって乗り換え)後、「高知城前」下車
・営業時間:9:00~17:00 (最終入館16:30まで)※ゴールデンウィークやよさこい祭期間中などは開館時間を延長することがあります
・定休日:12月26日~1月1日
・電話番号:088-824-5701
・公式サイトURL:http://kochipark.jp/kochijyo/

日本三大がっかり名所? 「播磨屋橋」



高知には三大がっかり名所の一つとされるはりまや橋があります。

なんといってもすごいのはここ、名所として登録されているにもかかわらず、見るべきはこの写真の部分のみだということ。

わざわざ播磨屋橋を見に高知に来る人はいないとは思いますが、おすすめはしないということだけは伝えておきます。(商店街があるので、橋の周辺は楽しむことができるはず!)

他に、高知の穴場を観光するなら

・「高知県立坂本龍馬記念館」で土佐男児に学ぶ
自由民権記念館で日本最古のルイヴィトンに出会える
・太平洋が見下ろせる!土佐清水市の唐人駄馬で巨大な岩山のぼり
ジョン万次郎資料館で太平洋で遭難した気分になる
・足摺海洋館の周辺散策。大地の威力を感じるジオパーク
・地元で人気!日曜市よりも品物が安い小ぢんまりした木曜市
西島園芸団地でイチゴ狩り
・JR高知駅のアンパンマン列車ひろばで写真撮影
岡御殿は「上段の間」が残されている高知県指定文化財
・“絵金”の謎が詰まった蔵、「弘瀬金蔵」
・安芸の偉人、三菱グループの創業者「岩崎弥太郎生家」
・明治から続く安芸のシンボル「野良時計」で時を体感
・龍馬と関係深い「中川慎太郎館」を知っているか?
・独自の文化の発達「名留川の街並み」
・牧野富太郎博士が愛した珍しい植物を知れる「横倉山自然の森博物館」

高知で自然を満喫する

「龍河洞」で気分は探検家



ここでは、日本有数の鍾乳洞の中に入ることができます。中はとても広く、涼しく、夏の観光には最適!

近くには鳥の博物館もあるので、幅広く楽しむことが可能です。

■詳細情報
・名称:龍河洞
・住所:高知県香美市土佐山田町逆川1424
・アクセス:土佐山田駅からとさでん交通バスで20分/のいち駅から車で8分
・営業時間:8:30~17:00(3月~11月)/8:30~16:30(12~2月)
・電話番号:0887-53-2144
・公式サイトURL:http://ryugadou.or.jp/

「にこ淵」で神秘的な仁淀ブルーを拝む



ある時から突然話題になった仁淀ブルー。その景色の美しさは見るものを圧倒します。

車でしか行けないような場所にあるため、訪問の難易度は高いのですが、一生の思い出になること間違いなしです。

■詳細情報
・名称:にこ淵
・所在地:高知県高岡郡佐川町乙2060-2 (JR西佐川駅内)
・アクセス:高知市から車で50分

「室戸ジオパーク」で地球を知る



ジオパークは、「自然と、歴史と、生活文化、食文化に触れ、自然とジブンとの関わりを知る場所」。地球を知るために、ぜひとも一度足を運んでみてください。

■詳細情報
・名称:室戸世界ジオパークセンター
・住所:室戸市室戸岬町1810-2
・アクセス:奈半利駅から室戸岬、甲浦行きバスなどで約40分
・営業時間:9:00-17:00
・電話番号:0887-22-5161
・公式サイトURL:https://www.muroto-geo.jp/

他に、高知の自然を満喫する方法

・「スノーピーク」が運営するキャンプ場でアウトドア!
・水の透明度は沖縄県並み!? 「柏島」の海にもぐる
・「牧野植物園」の温室で食虫植物を観察
・坂本龍馬とともに「桂浜」から太平洋を一望しよう
・大豊町から見える太平洋で大きな風車の周りを散策
・四万十川にかかる沈下橋を渡って風を感じる
・四国カルストは最高のツーリングコース!
・唐人駄馬遺跡で歴史を感じる
・モネがつくった庭を再現した「モネの庭」
・300万年の歴史を感じる神秘的な洞窟「伊尾木洞」は国指定天然記念物
・四万十川で「屋形船」に乗ってゲンジホタルを観賞
・愛媛との県境近くにある高知県指定天然記念物「出井甌穴」
・透明度の高い清流「汗見川渓谷」で川遊び!
・四国のほぼ中央、嶺北地方にある「土佐町の棚田風景」

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高知のおしゃれスポットを満喫する

太平洋を一望しながらランチを楽しめる安芸の「SEA HOUSE」

このお店の特徴は、なんといってもお店が崖から突き出すように建てられていること。「海に浮かんでいる」と表現してもいいほどです。

下には砂浜が広がっており、きれいな海の景色を一望できる場所で食べる新鮮な海の幸は絶品!

■詳細情報
・名称:SEA HOUSE
・住所:高知県安芸郡芸西村西分乙54-1
・アクセス:後免奈半利線 西分駅 徒歩15分
・営業時間:[平日] 11:30〜20:00(L.O.19:30)[土・日・祝] 11:00~20:30 (L.O.20:00)
・定休日:無休
・電話番号:0887-32-2880
・公式サイトURL:https://tabelog.com/kochi/A3901/A390106/39004235/

四国で唯一の「蔦屋書店」に行ってみる

都会に暮らしている方は「なんだ………蔦屋書店か」と思うかもしれませんが、蔦屋書店は田舎にとってはめちゃくちゃレアでおしゃれな場所なのです。

なんといったって、四国で蔦屋書店があるのは高知だけ。しかも、土地代が安いため、とてもおしゃれで広いものになっています。

旅の疲れを癒やすために訪れてみるのもいいかもしれません。

■詳細情報
・名称:高知 蔦屋書店
・住所:高知県高知市南御座6-10
・アクセス:JR土讃線「高知」駅から車で約10分
・営業時間:8:00-23:00(不定休)
・電話番号:088-882-5544
・公式サイトURL:https://store.tsite.jp/kochi/

有名建築家が設計した「雲の上の図書館」



ここ「ゆすはらの雲の上の図書館」は国立競技場の設計者として一躍有名となった建築家隈研吾さん設計です。

本当に雲の上にいるかのような気分にさせてくれる作りで、人口わずか3500人の街にあるにもかかわらず、今までに10万人が来場しているというから驚きです。

雲の上にいるような気分を味わってみてはいかがでしょうか?

■詳細情報
・名称:梼原町立図書館 (雲の上の図書館)
・住所:高知県高岡郡梼原町梼原1212−2
・アクセス:道の駅布施ヶ駅から車で約25分
・営業時間:9:00~20:00
・定休日:火曜日(毎週)、金曜日(最終週のみ)
・電話番号:0889-65-1900
・公式サイトURL:http://kumonoue-lib.jp/

高知のおしゃれスポット、もうちょいあります

・日本一おしれな図書館「オーテピア」でゆっくり勉強の時間
・名前通りの眺めを楽しめる「眺めのいいカフェ パ・ノ・ラ・マ
・牧野植物園「ふむふむ広場」でハーブの香りを楽しむ
・おしゃれな高知土産なら大丸前の「てんこす
・四万十市「プレゼントイン」ならおしゃれ雑貨が手に入る
・成城石井にも負けないおしゃれスーパー「サニーマート卸団地店」
・日本とは思えない四国カルストの雄大な景色で牛と記念撮影!
・高知の和菓子文化を伝承・発信する「西川屋おりじん」
・奈半利町の「サンゴウォッチング」は“映え”!

高知でユニークなデートをする

家族連れに人気の「アンパンマンミュージアム」



実は高知はやなせたかしさんの出身地で、アンパンマンが生まれた場所でもあります。

その聖地ともいえるのがやなせたかし記念館の「アンパンマンミュージアム」。2人で童心にかえってはしゃぎましょう!

■詳細情報
・名称:香美市立やなせたかし記念館
・住所:高知県香美市香北町美良布1224−2
・アクセス:高知市中心部より車で約60分
・営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
・定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合は、その翌日)7月20日から8月31日までは9:00開館
・電話番号:0887-59-2300
・公式サイトURL:http://anpanman-museum.net/

「室子ドルフィンセンター」に穏やかなイルカに会いに行く

室戸はホエール・ウォッチングができる海として有名ですが、同時にここドルフィンセンターではイルカを見ることができます。

実はイルカとクジラの種としての差は「大きさ」しかないらしいですね。可愛いイルカを見て癒やされてはどうでしょうか?

■詳細情報
・名称:室戸ドルフィンセンター
・住所:高知県室戸市室戸岬町字鯨浜6810−162
・アクセス:南国ICから車で約2時間
・営業時間:10時から16時まで※夏季営業時間(7月20日~8月31日、7月・9月の土日祝日の9時30分から17時30分まで)
・定休日:年中無休
・電話番号:0887-22-1245(受付時間 AM9:00からPM4:00)
・公式サイトURL:http://www.muroto-dc.jp/

いの町「紙の博物館」で土佐和紙製作体験

土佐和紙は古くから伝統のある和紙製品です。

高知県の小学生はだいたいここで和紙を作ったことがあるはず。当時はまったく楽しさがわからなかったけど、今となってはいい経験だと感じます。

大人なあなたにおすすめのデートスポットですね。

■詳細情報
・名称:いの町紙の博物館
・住所:高知県吾川郡いの町幸町110-1
・アクセス:土讃線伊野駅下車、徒歩約10分。
・営業時間:9:00〜17:00
・定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休、12月27日〜翌1月4日休)
・電話番号:088-893-0886
・公式サイトURL:http://kamihaku.com/

他に、高知でデートするならこんな場所

・発想の転換! 「廃校水族館」で水族館デート
・水族館なら、攻めたSNSで話題の「桂浜水族館」も
・「のいち動物園」で夜の動物園デート!?
・「黒潮本陣」でカツオのたたき藁焼き体験
・日曜市で地元の新鮮な野菜や果物、すし、もち、イモ天、ユズジュースを買い込む
・予約必須!四万十町の温泉で酵素風呂体験
・佐川町佐川地質館の山で化石を掘ってアンモナイトを発見!?
・西島園芸団地のスイーツフェアで食べまくる
・高知駅の目の前の!こうち旅広場で「土佐おもてなし海援隊」と出会う
・四万十の「川の駅カヌー館」でアクティブデート
・「横浪黒潮スカイライン」をドライブデート
・レトロな隠れ家カフェ「草庵」でおしゃれにランチ
・あの絶景が高知にも!?「ヴィラ・サントリーニ

高知の夜を観光する

高知の夜は「ひろめ市場」一択!



高知にはお酒が好きな人が集まる場所があります。それがひろめ市場。

ここはみんなが笑顔になれる場所。世界で一番ピースフルなスポットです。高知に来てひろめ市場に行かないというのは、舞浜に行ってディズニーリゾートに行かないのと同じこと。行って後悔することはないです。

■詳細情報
・名称:ひろめ市場
・住所:高知市帯屋町2丁目3-1
・アクセス:JR高知駅より車で5分
・営業時間:店舗ごとに異なる
・定休日:店舗ごとに異なる
・電話番号:088-822-5287
・公式サイトURL:https://hirome.co.jp/

「五台山」からの夜景を楽しむ大人の観光プラン



五台山は高知の港を一望できる、意外と夜景がきれいな場所です。

ただ、高知はやはり車がないと移動が大変ですね。この山を登るのはかなり骨の折れるるので、できれば観光する際にはレンタカーなどを借りることをおすすめします。

■詳細情報
・名称:五台山
・住所:高知市五台山4200-6
・アクセス:JR高知駅から車で15分
・電話番号:088-882-2601

「筆山公園」からの夜景もまた一興

筆山からは、高知の街を一望することができます。

五台山とはまた違った景色が楽しめるので、両方とも行ってみる価値はあるでしょう。筆山までの道はハイキングルートになっており、歩いてみても楽しいです。

■詳細情報
・名称:筆山公園
・住所:高知県高知市筆山町
・アクセス:JR高知駅より車で15分。土佐電気鉄道「大橋通」電停下車、山すそまで徒歩20分
・電話番号:088-823-9469(高知市みどり課)

他に、高知の夜を楽しむ方法

・「黒潮本陣」で太平洋を拝める部屋に泊まる
・「城西館」で上質なおもてなしを受けてみる
・高知城ライトアップも楽しめる「土佐のおきゃく」
・高知の夜は屋台ロードで。夜の柳町・おびや小町を飲み歩く
・夜のドライブなら正連寺がおすすめ
・日本最大級のインスタ映えスポット!宿毛のダルマ夕日
・飲み屋が軒を連ねる「宵まち横丁」
・高知県では0次会が当たり前!?庶民的な雰囲気が最高な「ときわ
・渓流のせせらぎを聞きながら温泉へ「中津渓谷 ゆの森
・高知城下の天然温泉があるホテル「山翠縁

最後に

ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。ぜひとも一度高知にいらして、この100個のうちのどれかを試してみてください!

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