モネの池に星型の滝壺!仁淀ブルーだけじゃない、高知県の絶景名水スポット
こんにちは、絶景ハンターのまゆみです。
高知県といえば、近頃話題の「仁淀ブルー」を筆頭に、美しい水に恵まれた水の都。県内の至るところに、水にまつわる絶景スポットが潜んでいるのです。
美しい水に恵まれた水の都・高知県

高知県と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、坂本龍馬に土佐カツオ、そして四万十川でしょうか。四万十川は「日本最後の清流」と呼ばれ、日本三大清流のひとつでもあり、国内屈指の水質とその透明度を誇る一級河川です。
しかし、高知県が誇る一級河川は四万十川だけではありません。
全国の一級河川の中で第1位に選ばれ、「奇跡の清流」とまでいわれた「仁淀川(によどがわ)」、日本三大暴れ川のひとつ「四国三郎」であり、かつ一級河川でもある「吉野川」など、国内一級の水質を兼ね備えた河川やその支流に恵まれているのです。
というわけで、今回は、高知県を「水の都」といわしめる、誰もが言葉を失うほどの美しい絶景名水スポットをご紹介します。
仁淀ブルーの代表格!大蛇伝説の眠る「にこ淵」

全国1位の清流・仁淀川を代表するシンボル的存在として、もはや不動の人気を誇るのが「にこ淵」。「仁淀ブルー」の中でもダントツのブルーをたたえ、その神秘的なたたずまいはひと目見ただけで心奪われるほど。
伝説では、水神様の化身である大蛇が眠る場所として知られ、かつては地元の方にとって近寄ることすら畏れ多かった神聖な場所だったそう。
当たり前ではありますが、訪問の際、ポイ捨てなどは厳禁。決して粗相のないようにしましょう。
・名称:にこ淵
・住所:高知県吾川郡いの町清水上分2976-11
・地図: ・アクセス:高知市内から車で約70分。バスの場合、高知駅から県北部交通29番バスでバス停「程野入り口」下車、徒歩約40分。
・仁淀ブルー観光協議会公式サイト:https://niyodoblue.jp/
安居渓谷最大の仁淀ブルー!「水晶淵」

西日本最高峰の石槌山を源流にもつ仁淀川。その上流域の支流にあたる安居川に沿って生まれた渓谷が、仁淀ブルーを代表する安居渓谷です。
渓谷内には仁淀ブルーを堪能できるスポットがいくつか存在しますが、なかでもダントツなのが「水晶淵」。
その名の通り、水晶のごとくスーパークリスタルでラムネを溶かしたような清々しい青に、思わずため息が漏れてしまうほど。全国1位の水質は伊達じゃありません。
・名称:水晶淵
・住所:高知県吾川郡仁淀川町大屋 安居渓谷内
・地図: ・アクセス:高知市内から車で約1時間10分。鉄道・バスの場合、JR佐川駅から黒岩観光バス「狩山口」方面に乗り換え終点下車、所要約38分。終点からタクシーに乗り換えて所要時間約20分。
・仁淀ブルー観光協議会公式サイト:https://niyodoblue.jp/
星に願いを!?星型の滝壺の「三樽権現の滝」

にこ淵のお隣、土佐町の山奥にひっそりたたずむのが「三樽権現の滝(みたるごんげんのたき)」。
この“樽”とは「滝」や「滝壺」を意味し、上流・中流・下流と3つの滝壺があったことがこの名の由来です。滝壺のそばには権現様(水神様)が祀られ、古くから干ばつが起きると地域住民が雨乞いのため参拝に訪れていたそうです。
三樽権現の滝の源流は吉野川の支流である平石川ですが、その美しさはにこ淵にも匹敵するともいわれています。
落差7mほどの小さな滝ですが、水の美しさもさることながら、その最大の魅力は滝壺のかたちが星型になっていること。「星に願いを」……ではないですが、何だかとても縁起が良さそうですね。
・名称:三樽権現の滝
・住所:高知県土佐郡土佐町栗木
・地図: ・アクセス:高知市内から車で約1時間10分/JR大杉駅から大杉・医大病院線「田井」方面バスに乗り換え終点下車、所要時間約38分/石原線「平石経由」乗り換え、「本地橋」下車、所要時間約24分。バス停から徒歩約10分
竜王伝説の眠る圧倒的な透明度「箕淵」

三樽権現の滝よりさらに東、大豊町を流れる吉野川の支流・奥太田川沿いの渓谷に人知れずたたずむのが「箕淵(みぶち)」。もともとは地元の方しか知らないような隠れスポットでしたが、近年SNSを通じてじわじわと注目されつつある場所です。
箕淵にも大蛇伝説が残されており、地域の方々にとっては雨乞いの神様・蛇神様(水神様)を祀る神聖な場所として今でも篤く敬われています。
実際目の当たりにすると、思わず震えが来るほどの透明度と神々しさ。
とても小さな渓谷ですが、途中から道なき道の険しい崖っぷちを進むことになるので、訪れるときはお気をつけくださいね。また祠の先は御神域ですので決して粗相のないようにしましょう。
・名称:箕淵
・住所:高知県長岡郡大豊町梶ケ内
・地図: ・アクセス:高知市内から高知自動車道・大豊IC経由で、車で約50分。鉄道の場合、JR土讃線・大田口駅より徒歩約30分。
四国版「モネの池」ともいわれる「白龍湖」

こちらも近年SNSで話題となって以来、じわじわ注目されはじめた絶景名水スポット「白龍湖」。
高知県西部の津野町を流れる四万十川の支流・北川沿いに位置し、地元企業の野波建設の敷地内に存在します。
白龍湖は、実は湧き水の出る川岸の一部をせき止めて生まれた人造湖。四万十川を源流に持つ清流の水と石灰成分を含んだ湖底の白砂利のおかげで、年間を通して澄み渡った蒼い姿が見られるのだそう。

湖の大きさは幅約30m、深さ約3m程度。そのあまりの透明度に、湖に放たれた鯉が宙に浮いて見えてきませんか?
それはさながら、岐阜県・根道神社の「モネの池」のよう。
なお、白龍湖は野波建設の私有地にありますが、無料開放されていて、いつでも入場できます。ベルトコンベアーの廃材で作ったピンクの鉄橋もまた写真の“映え”に一役買ってくれていますよ。
・名称:白龍湖
・住所:高知県高岡郡津野町芳生野甲
・地図: ・アクセス:高知市内から車で約1時間15分。鉄道・バスの場合、JR土讃線・須崎駅より梼原(ゆすはら)~須崎線バス「ゆすはら」方面に乗車、バス停「新田」下車で所要時間約53分。さらに津野町コミュニティバス「つのバス」西区方面(大古味・芳生野線、日曽の川線、枝ヶ谷線)に乗り換え、バス停「畔屋」下車で所要時間約7分。最後にバス停から徒歩約20分。
まるで地中海のランペドゥーザ島!「柏島」

高知県西南端に位置する大月町・柏島。周囲4kmの小さな島です。
黒潮と豊後水道がぶつかる海域に面し、豊富なエサと温暖な気候で、日本の魚種のおよそ3分の1が生息するともいわれています。海洋生物の宝庫として、実は世界でも有数のダイビング・シュノーケリングスポット、海水浴場でもあります。

そんな柏島の海はきわめて透明度が高いエメラルドグリーン。
条件次第では船が宙に浮かんで見えることから、「地中海に浮かぶイタリア・ランペドゥーザ島のよう」と形容され、脚光を浴びました。
今では国内外から多くの観光客が訪れているのだとか。ぜひ、日本版ランペドゥーザ島で海外気分を味わってみてはいかがでしょうか。
・名称:柏島
・住所:高知県幡多郡大月町柏島
・地図: ・アクセス:高知市内から車で約3時間。鉄道・バスの場合、土佐くろしお鉄道・宿毛駅から中村・清水・足摺・宿毛線「足摺岬」方面バスに乗車、「ふれあいパーク大月」乗り換え、「柏島」バス停下車、所要時間約1~2時間。
・大月町公式サイト:https://www.town.otsuki.kochi.jp/kanko/info/kashiwajima.php
水の都・高知県でリフレッシュしてみませんか?
いかがでしたか?高知県の新たなポテンシャルに気付かされたのではないでしょうか。
今回取り上げたのは、絶景名水スポットのほんの一部。滝や川、渓谷に湖など、高知県の絶景名水スポットは数え上げるときりがありません。
美しい水、おいしい空気、その爽やかな清涼感にふれて、リフレッシュしませんか?