日帰り鎌倉旅で思わずときめいた。写真を撮りたいお気に入りスポット
横浜から電車で30分、東京からも1時間ほどで行ける鎌倉は、日帰り旅行にぴったり。鶴岡八幡宮や高徳院の大仏さまなどが有名ですが、鎌倉には他にも訪れてほしいスポットがたくさんあります。
こんにちは。大学入学と同時に上京し、神奈川に暮らして8年目になる阿部サキソフォン(@mnooooom )です。大学時代も何度か鎌倉を訪れたことがありましたが、先日久しぶりに1人で鎌倉に遊びに行ってきました。
1人でのんびりと歩いていたからこそ見つけた、思わず写真を撮りたくなるような素敵なスポットがあったのでご紹介します。さあ、鎌倉駅に着いたら西口からスタートしましょう。
Bean to Barのチョコレートショップでのんびり
この日は早起きして、鎌倉駅近くのお店で和朝食を食べて1日をスタート。まだ9時すぎだったので、小町通やお土産屋さんなど営業しているお店はあまりありません。今まであまり行ったことのない東口方面を歩いてみようかな、と進むと「ダンデライオン」と書かれた看板を発見。
メニューを見るとホットチョコレートやモカなど、カカオ豆を使った商品を扱っているみたい。午前8時から営業しており、クロワッサンやグラノーラなど、軽い食事もできるようです。
食べてみたかったけど、残念ながらさっき朝ごはんを食べてお腹いっぱいなので断念。しかしちょうど雨も降っていたので、雨宿りがてらお店の中に入ってみることにしました。
レジの横には、美味しそうなお菓子がたくさん。ひとつひとつ丁寧に説明書きがされていて、細かい配慮が嬉しいですね。目の前にはイケメン外国人がにこにこしながら注文を待っていたので、雨で冷えた体を温めるためにホットチョコレートを注文。
また別の店員さんに「後ろのマシュマロはサービスです」と案内されたので、お腹いっぱいにもかかわらず少しいただいてしました。
ドリンクを受け取って2階へ。2名がけの席やボックス席のほか、1人でも座りやすいカウンター席がありました。目の前に線路が見える席に座り、いただいたドリンクをパシャリ。
このまん丸で柔らかい雰囲気をしたフォルムが、なんとも言えない可愛さ。最近はキラキラしたドリンクやタピオカがブームですが、個人的にはシンプルなものに魅力を感じます。
インスタ映えとはまた少し違う、素材の良さが引き立つような、優しい空気を切り取るような、そんな柔らかい写真を撮ることができました。
ドリンクの向こうには、鎌倉駅のホームで電車を待つ人が見えます。のんびりとお茶をしながら、「あの人はどこに行くのかな」なんて考えながら素敵な時間を過ごせました。
大事に両手で陶器を包んで口をつけてみると、口当たりも優しい。そして程よい甘さのホットチョコレートが口の中に入ってきます。
ホットチョコレートは甘すぎるイメージがありますが、こちらは甘すぎずちょうどいい加減。付け合わせのクッキーと一緒にいただくと、いい塩梅になりました。
たっぷり入っていたドリンクも全部飲み干して、すっかりお腹が膨れてしまった私。今度訪れるときは、お腹を空かせて来ようと決意したのでした。
・名称:ダンデライオン・チョコレート鎌倉店
・住所:248-0012神奈川県鎌倉市御成町12-32
・アクセス:鎌倉駅西口から徒歩1分
・営業時間:8:00〜20:00 (ラストオーダー19:30)
・電話番号:0467-53-8393
・公式サイトURL:https://dandelionchocolate.jp/
センスある雑貨が揃うセレクトショップでプレゼント探し
小町通りや鶴岡八幡宮方面を歩く人は多くいても、線路の向こう側を散策してみたことがある人は少ないのではないでしょうか。先ほどのダンデライオンから4〜5分歩いたところに、なにやら可愛らしい雑貨屋さんを見つけました。
中を少しのぞいてみると、むむむ。どうやら可愛くてセンスのいい雑貨をたくさん取り扱っているようです。気になったので、立ち寄ってみることにしました。
店内に入ってみると、悶絶してしまいそうなほどおしゃれで可愛い雑貨がずらり。店内にも陽の光が差し込んできて、中を明るく照らしています。
どうやらこちらのお店「Red Cabin(レッドキャビン)」はもともと2014年に北欧雑貨を扱うネットショップとしてオープンし、2018年に鎌倉に実店舗を構えたとのこと。今では北欧のみならず日本やアメリカなど各国からセレクトした商品を取り扱っているそうです。
北欧やヨーロッパの雑貨はおしゃれだとわかっていても、いまいち使い勝手がわかなかったり実物を見られないと不安になったりすることも。お店で実際に手にとって選べるのは嬉しいですね。
パッケージにも凝っているものが多く、思わずパケ買いしてしまいそう。お店には、自然や環境に優しく、かつ機能的な商品が並びます。
ひとつひとつじっくりと見て、お気に入りを見つけてみるのもいいかも。何か不明点があれば、お店の方に聞いてみましょう。優しく丁寧にお話ししてくれます。
ポルトガルのカトラリー「Cutipol」は、プレゼントや引き出物として人気なのだとか。シンプルながらもデザイン性があって、日々の食卓に取り入れれば食事がいつもより楽しくなりそうです。
こちらのロゴが目印。お店の方も気さくで話しやすく、すっかりお店のファンになっちゃいました。個人的には「マッチ型お香スティック」が気になったので、今度寄った時には自分用に購入しようかな。
・名称:Red Cabin
・住所:神奈川県 鎌倉市扇ガ谷1-8 5
・アクセス:鎌倉駅から徒歩5分
・営業時間:11:00~18:00
・定休日:水曜
・電話番号:0467-39-5401
・公式サイトURL:https://www.rakuten.co.jp/redcabin/
見所はあじさいだけじゃない、明月院の楽しみ方
鎌倉を訪れたことがある人なら、「明月院」という名前を聞いたことがある人も多いはず。別名あじさい寺と言われるほど、あじさいが咲き誇った景色が有名で、梅雨の時期になると多くの観光客が訪れます。この写真の階段も、5月下旬から6月にかけて、綺麗な青い花が咲き誇ります。
でも実はあじさいの時期以外も、こんなに素敵だって知っていましたか?
紫のお花と緑が、いいバランス。この日は朝雨が降っていたので葉っぱに水滴がついていて、日が差すとキラキラ光っていました。人も少なくて、落ち着いて回れます。
さあ、早速中に入ってみます。うーん、緑に囲まれて落ち着いた雰囲気。周りを見ると、カメラで熱心に写真を撮るおじいちゃんがちらほらと見えます。
写真に撮りたい景色が多すぎて、カメラ好きの人がここにきたら全てを回るのに時間がかかってしまうかも。
明月院の人気スポットといえば、ここ円窓です。この日は子どもの日が近かったこともあり、小さな鯉のぼりが飾られていました。丸い窓から見える景色は四季によって変わるので、何度きても楽しめます。
新緑の緑も素敵ですが、紅葉の時期も美しい景色が見られるんです。
真っ白なお花を写真に撮ろうとしたら、おっ。かわいいハートの葉っぱを見つけました。
そして、一見気づかないようなところにちょこんとある、かわいいオブジェを見つけるのも明月院の楽しみ方の一つ。お花がたくさん咲いているエリアを歩いていると、足元にうさぎさんを発見しました。あじさいや丸窓に気を取られていたら、なかなか発見できなさそう。
あえて場所は書かないので、実際に行かれた際に探してみてください。ちなみに、この場所以外にもうさぎさんと亀さんがいますよ(怪我をしているので触れないでね!)。
All photo by Abe saxophone
なんだかご利益がありそうな、ほのぼのとした表情のお地蔵さんもいらっしゃいます。都会に喧騒に疲れている人や、日々の仕事にいっぱいいっぱいになっている人も、この表情をみたら自然と笑顔になっちゃいそう。
たまにはゆっくりと、自分の時間を過ごすことも大切です。ちょっと心が疲れたなと感じたら、鎌倉で休んでみませんか?
・名称:明月院
・住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
・アクセス:北鎌倉駅から徒歩10分
・営業時間:9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
・電話番号:0467-24-3437
・料金:500円(※6・11月は本堂後庭園特別公開、別途500円。)
ときめくスポットを探してみよう
王道の鎌倉旅行やインスタ映えを目的にした旅も楽しめますが、たまには自分のセンサーを頼りにして、ときめくようなスポットを探してみてはいかがでしょうか?きっと今まで知らなかったような、鎌倉の魅力を発見できるはずです。