箱根観光で行きたい!時間ごとの観光スポットまとめ
関東の人気温泉地・箱根。箱根町には年間2000万人が訪れる有名スポットであり、近年では外国人からの人気も急上昇しています。温泉はもちろん、箱根でしか味わえない名物グルメや箱根の山が作り出す大自然の絶景、そして美術館やミュージアムも多くアート好きも多く訪れます。
本記事では、そんな箱根観光で行きたいスポットを時間ごとにまとめました!17時など早めに閉まる施設やお店も多いため、朝の早い時間から観光をスタートして、夜は温泉でゆっくりするのがいいかもしれません。
Morning(06:00-10:00)の箱根観光
箱根観光は、朝早い時間からスタート。人気のスポットは日中かなり混み合うため、ゆっくりと観光したい、人が少ないうちに写真を撮りたい人はこの時間帯をねらいましょう。
「箱根神社」の平和の鳥居で撮影
朝一番のおすすめは箱根神社。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)を総称した箱根大神(ハコネノオオカミ)をお祀りする箱根神社は、パワースポットとして知られ交通安全や家内安全、心願成就などのご利益があるといわれています。
参拝したあとに立ち寄りたいのが、こちらの「平和の鳥居」。真ん中に続く道の先まで進み、鳥居と自分の姿を写真におさめるのが人気となっています。日中は写真を撮ろうと行列ができますので、人が少ない朝の時間帯がおすすめです。
・名称:箱根神社(九頭龍神社)
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
・地図: ・アクセス:小田急箱根高速バス「山のホテル」下車徒歩3分、伊豆箱根バス「元箱根」下車徒歩10分、箱根登山バス「元箱根港」下車徒歩10分
・開園時間:9:00~16:00
・電話番号:0460-83-7123
・公式サイトURL:http://hakonejinja.or.jp/
「箱根ロープウェイ」で上空から絶景を楽しもう
桃源台駅ー姥子駅ー大涌谷駅ー早雲山駅を結ぶ箱根ロープウェーに乗って、上空から絶景を楽しみましょう。天気のいい日には、富士山もこんなに美しく見ることができます。四季によって富士山の顔も変わるので、季節を変えて再度訪れるのもよさそうですね。
大涌谷には「玉子茶屋」に続く遊歩道もありますが、上から見る景色も必見です。約3000年前に起きた山の水蒸気爆発によってできた景色を眺め、その歴史を感じてみましょう。
・名称:大涌谷
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
・地図: ・アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス(T路線)約41分「桃源台」バス停乗り換え、箱根ロープウェイ(大涌谷行)で約16分「大涌谷駅」下車すぐ
・電話番号:0460-84-5201(大涌谷インフォメーションセンター)
・公式サイトURL:http://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/
「彫刻の森美術館」でアート作品を鑑賞
箱根に数ある美術館の中でも、最近では「彫刻の森美術館」が人気を集めています。その理由が高さ18メートル、内径8メートルの「幸せをよぶシンフォニー彫刻」。陽の光の入り方によって塔の中も変化し、ステンドグラスがキラキラと輝きます。
1969年に開館した日本初の野外美術館である彫刻の森美術館は、誰でも気軽にアートを楽しめる空間づくりにこだわっているそう。スタッフの方は「アートといっても気負いせずに、箱根に遊びに来たついでにふらっと訪れてほしい」とお話していました。子どもも楽しめる作品が多く、館内でのびのびと楽しめます。
・名称:彫刻の森美術館 (THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM)
・住所:〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
・地図:
・開館時間:9:00〜17:00(*入館は閉館の30分前まで)
・定休日:年中無休
・電話番号:0460-82-1161
・料金:大人1600円
・公式サイトURL:https://www.hakone-oam.or.jp/
箱根で行きたい美術館・ミュージアム
・「ポーラ美術館」でモネ、ルノワールの印象派作品を楽しむ
・「箱根ラリック美術館」のオリエント急行のカフェでティータイム
・駅伝の歴史を学べる「箱根駅伝ミュージアム」へ
・「岡田美術館」で美術展を鑑賞したあと、足湯カフェを楽しもう
Noon(11:00-14:00)の箱根観光
箱根では海賊船に乗ったり、寿命が伸びると噂のくろたまごを食べたりするなど、ここでしか体験できないことがたくさん。友達と、家族と思い出作りに訪れてみるのはいかがでしょうか?
大涌谷で名物くろたまごを食べて寿命を延ばす?
大涌谷は約3000年前に起きた山の水蒸気爆発によってできた爆裂跡。今でも煙が上がる様子を見ることができ、神奈川県とは思えないような景色が広がっています。
大涌谷の名物といえば、温泉で茹でられた「くろたまご」です。たまごが黒く染まっているのは、温泉の成分(硫化水素)がたまごに付着しているから。「玉子茶屋」横の温泉池では、くろたまごを作る「蒸し方」といわれる方の姿を見ることができますよ。
・名称:大涌谷
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
・地図: ・アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス(T路線)約41分「桃源台」バス停乗り換え、箱根ロープウェイ(大涌谷行)で約16分「大涌谷駅」下車すぐ
・電話番号:0460-84-5201(大涌谷インフォメーションセンター)
・公式サイトURL:http://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/
「箱根海賊船」でリッチ気分を味わう
箱根町港、元箱根港、桃源台港を結ぶ「箱根海賊船」に乗って、芦ノ湖観光へ出かけましょう。基本の料金は大人一人1,050円ですが、特別料金500円をプラスすると、特別船室に乗ることができます。
中はまるで豪華客船のよう!リッチな気分で船旅を楽しめます。
高級感のある白いソファに座って外を眺めたり、トリックアート写真が撮れるスポットで撮影大会をしたり、船に展示されてるオブジェを探したり……乗船しているあいだも、さまざまな楽しみ方があります。
・名称:箱根海賊船
・住所:〒250-0521 足柄下郡箱根町箱根161(箱根町港)
・地図: ・電話番号:0460-83-7550
・料金:おとな1,050円 こども520円(片道)
・公式サイトURL:https://www.hakone-kankosen.co.jp/
「星の王子さまミュージアム」で物語の世界に入り込む
サン=テグジュペリの「星の王子さま」を題材にした「星の王子さまミュージアム」は、2019年に開園20周年を迎えました。箱根に観光にくる人の多くが訪れ、その物語の世界観を楽しんでいます。
世界的な名作が生まれた背景、サン=テグジュペリがどのような生涯を送ってきたのかなどを知ることで、より物語を深く理解できるのではないでしょうか?
また館内だけでなく、外を歩くのも楽しめるのがこのミュージアムの特徴。フランスの町並みが再現されているので写真映えもばっちりです。
・名称:星の王子さまミュージアム
・住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
・地図: ・アクセス:箱根登山鉄道「強羅駅」より観光施設めぐりバス「湿生花園前行き」約18分「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車すぐ
・開園時間:9:00〜18:00(最終入園17:00)
・電話番号:0460-86-3700
・料金:大人 1,600円(当日券)1,400円(前売り券)
・公式サイトURL:https://www.tbs.co.jp/l-prince/
仙石原のススキ草原に迷い込む
「かながわの景勝50選」「かながわの花100選」にも選ばれている、神奈川県の名所。仙石原のススキ草原は、ぜひ秋に見ておきたい絶景です。一面のススキが黄金色に色づき揺れる様子は、まるで絨毯のようにも見えます。
近くに飲食店もありますので、食事がてら立ち寄るのもいいかもしれません。筆者が訪れたときは、近くのお店でボリュームたっぷりのススキも販売されていました。
・名称:ススキ草原
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
・地図: ・アクセス:箱根湯本駅から箱根登山バス(T路線)で約30分「仙石高原」バス停下車すぐ。
・公式サイトURL:https://www.hakonenavi.jp/spot/1215
箱根で体験したいアクティビティ
・「強羅公園」でガラス吹き体験に挑戦
・「フォレストアドベンチャー」で思いっきり体を動かそう!
・着物を着て箱根湯本を散策したい
・マウンテンバイクを借りて箱根の大自然を満喫
Afternoon(14:00-17:00)の箱根観光
箱根には老若男女問わず楽しめるレジャーがたくさん。カフェで小休憩しながら、まだまだ箱根観光を楽しみましょう。温泉地ということもあり、足湯があるカフェもちらほらと見かけます。足湯カフェを選ぶと、より箱根らしさを感じられるかも。
箱根ガラスの森美術館
箱根の観光スポット紹介サイトで第1位にランクインしている、「箱根ガラスの森美術館」。ヴェネチアングラス専門の美術館で、海外の歴史あるグラスの数々を鑑賞することができます。
庭園に展示されている、約16万粒のクリスタルガラスが使われた「光の回廊」は必見!キラキラと輝くトンネルが美しく、ずっと見ていても飽きないほど。クリスマスが近くなると、期間限定で高さ約10m、約8万5千粒のクリスタル・ガラスで作成されたツリーが登場します。
・名称:箱根ガラスの森美術館
・住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
・地図: ・開館時間:午前10時から午後5時30分(ご入館は5時迄)
・電話番号:0460-86-3111
・料金:大人¥1,500(インターネット特別割引チケット¥1,400)
・公式サイトURL:https://www.hakone-garasunomori.jp/
日本で一番標高が高い「箱根園水族館」へ
日本一標高が高い水族館「箱根園水族館」は、芦ノ湖のレジャーランド「箱根園」の中に入っています。国内外の珍しい海水魚や淡水魚が数多く展示されており、館内には子どもから大人まで幅広い年齢層のお客さんが訪れています。
おすすめなのは巨大水槽の中で行われる「水中ショー」と「バイカルアザラシショー」。平日は2回、土日祝日は3回開催されているので、ぜひ時間を合わせて訪問しましょう。
・名称:箱根園水族館
・住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
・地図: ・アクセス:小田急箱根高速バスで新宿駅西口から平常時2時間25分、「箱根園」下車
・営業時間:9:00A.M.~5:00P.M. (最終入館は閉館40分前まで)※季節により営業時間が変更になる場合がございます。
・電話番号: 0460-83-1151
・料金:おとな/¥1,500 こども(4才~小学生)/¥750
・公式サイトURL:https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/suizokukan/
「茶のちもと」でほっと一息
「ちもと」 は箱根に暖簾を出してから60年。昔から受け継がれてきた製法で、食品添加物などをできるだけ使わずに「つくりたて」にこだわって和菓子づくりをしているそうです。ちもと駅前通り店の隣にはカフェ「茶のちもと」があり、こだわりの和菓子と抹茶をいただけます。
曲線が印象的な店内が淡い色で統一され、とても落ち着いた雰囲気。京都宇治の老舗である丸久小山園のお抹茶は、かわいらしいハートの器で提供されます。
一緒にいただく和菓子は、鈴の形をした最中の「八里」です。最中はひとつひとつ手作り、中に入っている餡も自然な甘さで抹茶との相性は抜群です。
・名称:茶のちもと
・住所:〒250-0311神奈川県足柄下郡箱根町湯本690
・地図: ・アクセス:小田急線・箱根登山線「箱根湯本駅」より徒歩5分
・営業時間:平日10時~16時半(L・O16時)/土日祝10時~17時半(L・O17時)/年末のみ10時~15時(L・O14時半)
・電話番号:0460-85-5632
・公式サイトURL:http://chanochimoto.com/index.html
箱根で食べたい名物グルメ
・漫画に出てきそうなボリューム!「ぱんのみみ」でパングラタンを食べたい
・「ラ・テラッツァ芦ノ湖」で芦ノ湖を見ながら絶景ランチ
Night(18:00-21:00)の箱根観光
レジャー施設や美術館などは17時頃にはほとんど閉まってしまいますので、日没が近くなったら温泉に入ったり、老舗茶屋でゆっくりするのはいかがでしょうか?
日帰りでも楽しめる「箱根湯寮」の貸切露天風呂
せっかく箱根に来たのだから、日帰り旅でも温泉は味わいたいですよね。箱根湯本駅から送迎バスも出ている「箱根湯寮」では、気軽に貸切露天風呂が楽しめます。
写真は最大2名で利用できるタイプで、外の景色を感じながら温泉に浸かることができます。 3タイプ全19室の個室貸切露天風呂を用意しており、写真のお風呂は60分1室 4,300円〜となります。
箱根湯寮の温泉は「塔之沢温泉」を源泉としたアルカリ性単純温泉で、「美肌の湯」ともいわれるそう。
貸切個室露天風呂のほかに大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」もあり、こちらは大人1500円で利用できます。11時30分~19時30分のあいだは1時間ごとにロウリュウサウナも楽しめます。
・名称:箱根湯寮
・住所:〒250-0315 神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤4
・地図: ・営業時間:平日:10時〜21時(最終受付20時)土休日:10時〜22時(最終受付21時)
・電話番号:0460-85-8411
・料金:<大浴場>大人(中学生以上)1,500円 <貸切個室露天風呂>4,300円〜(60分)
・公式サイトURL:https://www.hakoneyuryo.jp/
歴史ある「甘酒茶屋」へ
江戸初期に創業した甘酒茶屋は、ずっと江戸時代から甘酒の変わらずに味を受け継いでいる老舗。萱ぶき屋根の建物はとても趣があり、なんだかここだけタイムスリップしたようにも感じます。
こちらで提供される甘酒は、うるち米と米麹のみで作られた無添加のもの。お店の方もゆったりと落ち着いた雰囲気で、祖父母の家に遊びに来たような感覚になりました。最近健康ブームにより人気の甘酒を、老舗茶屋で味わってみませんか?
・名称:甘酒茶屋
・住所:〒250-0314 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-28
・地図: ・アクセス:箱根登山バス「甘酒茶屋」下車すぐ
・営業時間:午前7時~午後5時30分
・定休日:年中無休
・電話番号:(0460)83-6418
・公式サイトURL:http://www.amasake-chaya.jp/
日帰り箱根で最後に寄りたいスポット
・旅行の思い出に「箱根の市」でお土産探し
・名水「姫の水」を使って作られた湯葉をふんだんに使った「湯葉丼」が食べたい!
Midnight(22:00-)の箱根観光
箱根の夜は一般的なお店や施設は閉まりますが、地元の居酒屋やバーがにぎわい始めます。ぜひ地元の人と交流しながら、よりディープな箱根の魅力を発見しましょう。
あじさい電車に乗って絶景を堪能
あじさいの時期には、名物「あじさい電車」は臨時運行します。2019年は6月中旬から7月下旬まで、箱根湯本駅~強羅駅のあいだで運行されました。電車からは、美しくライトアップされたあじさいを楽しむことができます。
初夏の箱根の夜を、特別な電車に乗って堪能しませんか?
箱根の夜を楽しむ方法
・「山賊ホルモン」でコラーゲンをたっぷり摂取
・夜遅くまで営業するバー「CafeBar WOODY」で乾杯
・旅館を改装した「HAKONE TENT」に泊まって翌日も箱根観光へ
・「囲炉裏茶寮 八里」で囲炉裏料理を楽しみたい
箱根観光はこれでばっちり!
箱根と一言でいっても、エリアによってその特徴はさまざまです。とても1日では遊びきれないので、ぜひ宿泊して温泉を満喫して次の日も箱根観光を楽しみましょう。自然やグルメ、アートなど魅力あふれる箱根を楽しんでくださいね!
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