箱根芦ノ湖でのんびり旅。おすすめスポットや遊び方をご紹介

箱根芦ノ湖は絶景を楽しめるロープウェイや迫力ある大涌谷、パワースポットとして知られる箱根神社などが集まったエリア。リゾート地としても人気で、週末には県内外から多くの人が訪れます。

本記事では、芦ノ湖で訪れたいおすすめの観光スポットや、遊び方をご紹介します。芦ノ湖観光の参考にしてくみてくださいね。

箱根ロープウェイ

箱根ロープウェーは、桃源台駅ー姥子駅ー大涌谷駅ー早雲山駅を結んでいます。早雲山駅周辺には箱根強羅公園があり、フランス式庭園を楽しめるほか陶芸体験や吹きガラス体験も。桃源台駅からは海賊船が出発していますし、大涌谷駅では名物のくろたまごをいただけます。

ぜひロープウェーを活用して、芦ノ湖エリアの観光を楽しみましょう。上空から大涌谷の煙が上がっている様子をみたり、美しい富士山を眺めたりすることができますよ。

箱根海賊船

芦ノ湖観光をする際には、ぜひ箱根海賊船に乗ってみましょう。箱根町港、元箱根港、桃源台港を結んでおり、船からは箱根神社や九頭龍神社などが見られます。運行しているのはロワイヤルⅡ、ビクトリー、クイーン芦ノ湖と3つの船。それぞれデザインが異なりますので、見た目にも注目してみてください。

揺れも少ない船なので、船酔いが心配な方も安心して乗船できます。見た目もとても豪華ですが、基本料金にプラス500円の特別料金を支払うと特別船室に入ることが可能。まるでホテルのようにゴージャスな船室で、ふわふわのソファで優雅に船旅が楽しめます。

仙石原のススキ草原

芦ノ湖エリアの絶景といえば、仙石原のススキ草原も見逃せません。四季を通してその美しい姿をみようと観光客が訪れますが、やはり人気なのは黄金色に輝くススキを見られる秋のシーズン。台ヶ岳の一面がススキで覆われ、まるで絨毯のように見えます。

ススキの背がとても高く、身長の低い人は隠れて見えなくなってしまうほどです。毎年3月下旬頃になると山焼きが行われ、自然体系が守られているとのこと。

「かながわの景勝50選」「かながわの花100選」にも選ばれている、神奈川県が誇る名所のひとつ。ススキ草原前の道に車を停めると危険ですので、近くの無料駐車場に停めてからススキ草原へ向かいましょう。

大涌谷

ここは神奈川県？と驚いてしまうほど、迫力のある景色が大涌谷に広がっています。大涌谷とは、約3000年前に起きた山の水蒸気爆発によってできた爆裂跡。今でももくもくと煙が立ち込めており、以前は「地獄谷」という名前で呼ばれていました。

大涌谷では、定番のお土産である「くろたまご」をいただきましょう。たまごが黒くなっている理由は、温泉で茹でることで温泉の成分（硫化水素）がたまごに付着しているため。くろたまごを1つ食べると7年寿命が延びるといわれていますので、大涌谷の絶景を見ながら延命をお願いしてみませんか？

箱根園水族館

「海」のイメージがない箱根ですが、実は山の中に日本一標高の高い場所にある「箱根園水族館」があります。芦ノ湖のプレジャーランド「箱根園」の中に入っている施設のひとつで、「海水館」「淡水館」「アザラシ広場」と3つのエリアに分かれています（淡水館は2019年12月1日に閉館することが決定しています）。

バイカルアザラシのショーや水中ショーが毎日開催。館内には家族連れが多く、目を輝かせて魚を見つめる子どもの姿を多く見かけます。

箱根園には水族館のほかにも芦ノ湖遊覧船やふれあいどうぶつランドなどさまざまな施設がありますので、合わせて遊んでみるのもよさそうです。

箱根神社

パワースポットとして有名な箱根神社には、瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）、木花咲耶姫命（コノハナサクヤヒメノミコト）、彦火火出見尊（ヒコホホデミノミコト）を総称した箱根大神（ハコネノオオカミ）がお祀りされています。

将軍が勝利を願って参拝していたことから勝負の神として知られ、交通安全や家内安全、心願成就などにご利益があると言われています。

いくつかある鳥居の中で最近人気を集めているのが、芦ノ湖に建てられた平和の鳥居。SNS映えすると話題になり、Instagramではたくさんの写真がアップされています。筆者が訪問した日も写真を撮ろうとする参拝客が20人ほど並んでいました。

箱根芦ノ湖エリアの観光を楽しもう

芦ノ湖周辺には大涌谷や仙石原など、魅力的なエリアがたくさん。ロープウェーや海賊船、遊覧船も通っていますので、それぞれのアクセスも簡単です。ぜひ箱根の芦ノ湖を訪れて、おすすめスポットを見つけてくださいね。