江ノ島の人気観光スポット「江島神社」へ。アクセスとご利益は?
県外からも多くの観光客が訪れる江ノ島。湘南しらすや灯台などが有名ですが、江ノ島観光で欠かせないのが「江島神社」です。三姉妹の神様を祀っており、恋愛運や芸術運、金運アップなどのご利益があると言われています。
本記事では江島神社までのアクセス方法や特徴、ご利益についてご紹介します。
江島神社へのアクセス方法
江島神社へアクセスできるのは、小田急線の片瀬江ノ島駅、江ノ島電鉄の江ノ島駅、湘南モノレールの湘南江の島駅の3つ。この中で一番近いのは小田急線の片瀬江ノ島です。
弁天橋を歩いて渡り、江島神社を目指します。片瀬江ノ島駅から江ノ島までは徒歩で約15分、そこから弁財天仲見世通りを通って江島神社の入り口「朱の鳥居」まで歩いて約5分です。
また弁天橋の途中に、江ノ島の裏側にある岩屋まで行ける遊覧船が出ていますが、これに乗ると主要なスポットを飛ばしてしまうことになります。個人的には行きではなく、最後に岩屋を訪れたあと帰りに遊覧船を利用すると良いです。
江島神社ってどんな神社?
江島神社は、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)の三姉妹の女神様をお祀りしており、「辺津宮(へつみや)」「中津宮(なかつみや)」「奥津宮(おくつみや)」の三社からなっています。
すべて回ろうとすると、長い階段を上り続けることになるため少し大変です。そのため江ノ島を観光する際は有料のエスカレーター「エスカー」を使うのがおすすめです。頂上まで高低差46mもある長い道のりも、エスカレーターを使えば楽ちん。料金は大人1名360円です。
江島神社のシンボルとされているのが、弁天様です。辺津宮の境内にある奉安殿(ほうあんでん)に、八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と、日本三大弁財天のひとつである妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)が安置されています。
芸術・芸能の運気がアップされると言われており、芸能関係者も訪れるのだとか。
・名称:奉安殿
・拝観時間:午前8時30分~午後4時30分
・拝観料: 大人200円、中高生100円、小学生50円、小学生未満 無料(25名~団体割引)
江島神社・辺津宮
最初は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りしている、辺津宮(へつみや)へ。通常の賽銭箱は四角い木の箱ですが、こちらの賽銭箱は珍しく巾着の形をしています。
ここでの目玉は先ほども触れた、弁天様が安置されている奉安殿。江島神社はほとんど無料で参拝できますが、こちらのみ拝観料がかかる場所になります。
また本殿の向かいには、金運アップのご利益があるとされる「銭洗い白龍王」がいらっしゃいます。用意されているざるを使ってお金を洗い、賽銭箱に向かって投げましょう。賽銭箱に入ると願いが叶うと言われているそうで、筆者もチャレンジ!しかし残念ながら1つも入らなかったので、願いは叶わないかもしれません……。
せっかくなので、江島神社を訪れた記念におみくじをひいてみました。お守りがついたおみくじをひいたところ、「かえる」が納められていました。幸せをもたらし願いを叶えてくれるそうなので、お財布の中にしまっておくことにします。
江島神社・中津宮
次に訪れたのは、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしている中津宮(なかつみや)。こちらは女性に人気のスポットで、フォトジェニックなピンクの絵馬が飾られていたり、美人守という名前のお守りも見られます。今よりもっと美しくなって、素敵な恋をしたい女性は必見です!
またこちらで見つけたのは、水みくじという少し変わったおみくじ。最初は何も書いていない真っ白の紙ですが、水につけると文字が浮かんでくるそう。奥に水琴窟という水が溜まっている場所があるので、そのお水を使って占ってみました。
水につけると徐々に文字が浮かび上がり……結果は吉でした!ぜひ中津宮で、神秘的な水みくじを試してみてくださいね。
江島神社・奥津宮
三社のうち、一番奥に位置するのが多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られている奥津宮(おくつみや)。拝殿の天井には、どこから見ても睨んでいるように見える「八方睨みの亀」が描かれています。
こちらは前の2箇所に比べ、静かで人も少なめ。手水舎にも亀の姿を見ることができます。
また隣には龍が印象的な龍宮(わだつみのみや)もありますので、合わせて訪れてみてください。
・名称:江島神社
・住所:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
・地図: ・アクセス:小田急線「片瀬江ノ島」駅、江ノ島電鉄「江ノ島」駅、湘南モノレール「湘南江の島」駅 ※各駅から徒歩約15~23分
・受付時間:午前8時30分~午後5時まで
・電話番号:0466-22-4020
・公式サイトURL:http://enoshimajinja.or.jp/
江の島岩屋
番外編として、奥津宮から歩いて約10分のところにある岩屋をご紹介します。こちらは江の島弁財天信仰の発祥の地で、弘法大師や日蓮上人が修行したと言われており、源頼朝も戦いの勝利祈願のために訪れたことがあるのだとか。
大人1人500円で、第一岩屋と第二岩屋を回ることが可能。神様が祀られていたり目立った展示物があるわけではありませんが、波によって侵食された岩肌や奇岩を見ることができます。
こちらを見学したあとに、弁天橋行きの遊覧船「べんてん丸」を利用して帰るのがおすすめです(エスカーは上りのみで下りはないため、帰りは階段になります)。
・名称:江ノ島岩屋
・住所:〒251-0036 藤沢市江の島2丁目5
・営業時間:9:00-16:00(季節によって異なります)
・電話番号:0466-22-4141
・料金:おとな(高校生以上)500円、こども(小・中学生)200円、20名様以上20%割引
・公式サイトURL:https://www.facebook.com/enoshimaiwaya
江ノ島に来たら「江島神社」は外せない
江島神社にまつわるスポットは江ノ島に複数あるため、マップを見ながら観光すると良さそう。高低差があるため、エスカーを利用して回るのがおすすめです。スポットを制覇したら、かなりのパワーを授かっているはず。さまざまなご利益を授かることができる江ノ島神社に、ぜひ訪れてみてください。
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