鎌倉・江ノ島のお土産といえば、「鳩サブレー」や「たこせんべい」などが有名ですよね。王道のお土産はプレゼントしても喜ばれますし、話の話題にもなるので多くの人が購入する姿を見かけます。

しかし、先日わたしが江ノ島エリアを訪れた際に見つけたのは、最近オープンした新しいお店「江の島プリン」。江ノ島の海を思わせるような爽やかなビジュアルに惹かれ、そこでお土産を購入し、海の近くで食べることにしました。

これがもう、とってもおいしくてお土産にもぴったりでしたので、ぜひ紹介させてください!

江ノ電に乗って、降り立ったのは江ノ島駅

お店は、江ノ島駅から歩いて5分ほどのところにあります。取材日は平日でしたが、天気が良かったこともあり多くの観光客が訪れていました。もちろん、レトロな江ノ電の写真を撮るのも忘れずに。

改札を出て江ノ島方面に向かってまっすぐ歩くと、左手にお店が見えてきます。

見てください、この青い星とENOSHIMA PUDDINGの文字。とってもかわいくないですか?

江ノ島のお土産はなんとなく老舗感のあるお菓子のイメージでしたが、江の島プリンのお店はそれとは少し違う雰囲気です。お店を手がける日本精麦株式会社の歴史は、明治28年から始まったのだとか。

持ち帰りとして購入して海の近くで食べてもいいですし、イートインスペースもあるのでその場で食べることも可能。お店の中では、たくさんのお客さんがプリンやアイスを美味しそうに食べています。ううう……とってもおいしそう。

この日は気温も高く暑かったこともあり、お店のショーケースを眺めて真剣に選んでいる人も多くいました。

ひとつひとつ、丁寧に手作りされたプリン

ラインナップはプリンが5種類、ソフトクリームが2種類。わたしが注文したのは、一番オーソドックスで口どけなめらかな「江の島プリン」です。

購入した時は気づいていませんでしたが、このプリンにだけ唯一黒豆が入っているそうです。

他にはオルゾ(大麦を濃く煎ったもの)のジュレをのせた「江の島プリン オルゾ」、隠し味にマスカルポーネを使用し、固めに仕上げた「江の島プリン レトロ」を用意。また江の島プリンとオルゾは、通常サイズよりも大きい、150gのものも用意しています。

ソフトクリームは「麦こがしソフト」「江の島プリンソフト」から選べます。江の島まで少し距離があるので、食べ歩きするのも良さそうです。

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江ノ島発、手作りのなめらかプリン

お店の前にかわいい壁があったので、その前で買ったばかりのプリンを持ってパシャリ。手のひらに収まるサイズがかわいらしくて、なんだか食べるのももったいない気がするけど……。その場で食べたい気持ちを抑えて、江ノ島方面に向かいます。

お店の方に「近くで食べれる場所を知ってますか?」と尋ねると、歩いて15分ほどで江ノ島まで行けるとのこと。どうせならきれいな景色を見ながらプリンをじっくりゆっくり堪能したいなあと思い、江ノ島まで向かうことにしました。早く食べたいなあっ。

江の島プリンには、大麦を煎って石臼で挽いた「麦こがし」を使用しているそう。挽いた麦こがしを使うことで口どけがなめらかになり、香ばしい風味が広がります。卵黄をたっぷり使ったプリンを一口食べてみると……うーん、自然な甘さがたまらない!

健康的な食材を使っているため、罪悪感なくぺろりと食べられます。ぱくぱく無心で食べていると、最後に黒豆が現れてびっくり。江の島プリンにのみ、下に黒豆が入っていることを忘れていました。プリンに黒豆は少し意外でしたが、この甘さが思いのほか合います。

今回は自分用に一つしか買いませんでしたが、これはいくつか購入してお土産として持ち帰るのも良さそう!

江ノ島のお土産にぴったり



江ノ島エリアで、偶然見つけたお土産の新定番「江の島プリン」。見た目もかわいらしく、健康食材で作られているので、きっと喜ばれると思います。

自分へのお土産に、お友達へのプレゼントにもおすすめです!江ノ島に出かけた際は、新しいお土産としておひとついかがですか?

■詳細情報
・名称:江の島プリン
・住所:〒251-0035神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目11-27
・アクセス:江ノ島電鉄「江ノ島駅」徒歩4分、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」徒歩4分、湘南モノレール「湘南江の島駅」徒歩5分
・営業時間:10:00~17:00 ※夏季は、17:30までの営業。
・定休日:火曜日
・電話番号:0466-52-7433
・公式サイトURL:https://enoshima-pudding.com/

All photos by Abe saxophone

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