【全国の一度は訪れたい温泉地】富士山と温泉の至福を味わう 箱根温泉<神奈川県>
数十万年の年月をかけて箱根火山から生まれた温泉
写真提供:公益社団法人 神奈川県観光協会
「箱根温泉」は箱根町内に湧出する温泉の総称で、神奈川県で最も大きな温泉地。数十万年(30万年あるいは40万年の説あり)の年月をかけて箱根火山から生まれた温泉で、名前の由来は、ハコは「神仙」、ネは「山」という意味で、箱根(ハコネ)とは神の住む山であるともいわれます。温泉の開湯は奈良時代738年。1200年もの歴史があり、湯本温泉の発見が始まりとされます。
江戸時代には、湯本、塔之沢、宮ノ下、堂ヶ島、底倉、木賀、芦之湯の七ヶ所の温泉場を合わせて箱根七湯(はこねななゆ)と呼ばれ、湯治客で賑わいました。
箱根の泉質
箱根には現在二十湯もあり、そのバラエティに富んだ泉質ゆえ、「温泉のデパート」とか「温泉の博物館」などと表現されることもあるほど。箱根の湯の良さは、万人が認めるところです。
肌触りが柔らかく癖のない単純温泉やアルカリ性単純温泉(湯本、塔之沢など)、保温効果・循環効果がある塩化物泉(強羅など)、美人の湯といわれる炭酸水素塩泉(小涌谷、芦ノ湯など) 、殺菌力が強く、表皮の細菌やアトピー原因物質を取り除く硫黄塩泉(芦ノ湖など)などなど、1200年経った今もなお、箱根温泉が愛されるのは素晴らしい泉質を持つからです。詳しくは、下記の箱根の温泉公式ガイドにてご確認ください。
https://www.hakone-ryokan.or.jp/003_senshitsu.html
四季折々美しい箱根
箱根温泉に人気があるのは、温泉の素晴らしさに加えて、四季折々の美しい景観も大きな要因。また東京都内からアクセスが良く、電車やバスで1時間半〜2時間ほどと近いのも魅力。
風に揺れるススキ草原
写真提供:箱根全山
仙石原にあるススキ草原は、黄金色に輝く秋の名物詩。
見事な紅葉
箱根 湖畔 写真提供:公益社団法人 神奈川県観光協会
箱根 小塚 写真提供:箱根全山
箱根エリアは標高差があるため、長い期間にわたって紅葉を楽しめます。美しい紅葉名所が、数多くありますよ。
冠雪の箱根連山
写真提供:公益社団法人 神奈川県観光協会
神々が降臨したと伝えられる、箱根連山。雪景色の箱根連山は、気高く美しいですね。
箱根の宿
界 箱根 (C) At Press
箱根の玄関口・箱根湯本に佇む「界 箱根」では、半露天風呂の目の前に広がる紅葉をライトアップ。
公式サイト:https://kai-ryokan.jp/hakone/
箱根天翠茶寮 (C) PR Times
箱根連山を眼前に、貸切露天風呂。
公式サイト:https://www.tensui-saryo.com
箱根ゆとりろ庵 (C) PR Times
貸切露天風呂で気兼ねせず、ゆっくり。
公式サイト:https://www.yutorelo-an.jp
富士山と温泉の至福
写真提供:箱根全山
また箱根は、日本一の富士山を望める温泉地。年末や新年を過ごす旅先としてもピッタリです。
https://www.hakone-ryokan.or.jp/101_pickup/113_pickup_mt_fuji.html
一度は訪れたい、箱根温泉。その魅力を確かめに、あなたも出かけませんか。
箱根温泉(はこねおんせん)
【住所】〒神奈川県足柄下郡箱根町
【公式サイト】箱根町観光協会公式サイト 箱根全山
https://www.hakone.or.jp
箱根の温泉公式ガイド 箱ぴた
https://www.hakone-ryokan.or.jp
【参考 主な宿泊施設】
箱根の宿選び 箱根の温泉公式ガイド 箱ぴた
ユーザーが選んだ!おすすめ宿ランキング/箱根編-じゃらんnet
【泊まってよかった!】箱根人気の温泉宿ランキング(2021) BIGLOBE旅行
【2019最新】箱根の露天風呂付き客室のある人気温泉宿ランキング 楽天トラベル
参考資料
ワクワク はこね温泉 第 1 回「箱根二十湯」菊川城司(神奈川県温泉地学研究所)
箱根温泉の泉質と効能 箱根の温泉公式ガイド 箱ぴた
※2021年1月2日更新 TABIZINE編集部により記事を更新しました。
※掲載の情報は2021年1月現在のもので、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。