鹿児島県の離島というと、圧倒的に知名度が高いのが世界遺産の「屋久島」や、東洋のガラパゴスと呼ばれる「奄美大島」、そして鉄砲伝来の島「種子島」などですよね。

しかし、鹿児島県にはそのほかにも大小さまざまな離島が600島以上あることをご存知でしょうか。沖縄の海に負けないほど美しい海や、自然豊かで緑あふれる魅力的な島が多くあるんです。今回は知られざる鹿児島県の離島の魅力を存分にお伝えします!

鹿児島の離島に行ってみての感想

屋久島

屋久島

屋久島

屋久島には秘境というイメージがありますが、実はリゾートという側面もあり、自然を満喫したい方にぴったりの場所です。本格的な格好をして何時間も森林の中を歩くこともできますし、軽いトレッキングもできます。

私が屋久島を訪れたのは8月で、トレッキングをメインで行いました。しかしながら一口に屋久島トレッキングとはいっても、代表的な「縄文杉」まで行くコースは合計22kmのハードな道のり!ただ体力に自信の無い方でも楽しめる短めのコースや、半日で行けるコースもあるので、自分の目的に合わせて選びましょう。

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おすすめのベストスポット

硫黄島



第二次大戦時に激戦地となったことでも有名な硫黄島。3つの島の中心に位置し、周囲は14.5km、面積は11.7km2あります。椿、つつじ、車輪梅の原生林や、道路まで放し飼いの孔雀が散歩するなど、のどかな風景が魅力の島です。

また周囲を船で周遊し洋上から眺めるクルーズツアーもあり、船上からでも硫黄島「擂鉢山」への艦砲射撃の激しさを見ることが出来ます。

以下、鹿児島の離島の紹介になります。

甑島列島

甑島

甑島

島の概要・特徴

長目の浜、鹿島断崖、ナポレオン岩など、ダイナミックな景勝地が多い甑島列島。圧倒的な自然の力によって生み出された大地の芸術作品は、まさに一見の価値ありです!

時間をかけてじっくりと見たいならシーカヤック、日帰りなら観光船での断崖クルーズがおすすめです。

代表的なグルメ・特産品など



甑島でよく食べたのは、新鮮なきびなご! おしゃれなカフェ「コシキテラス」では、きびなごをふんだんに使った約15センチの「スペシャル断崖バーガー」が食べられますので、ぜひ試してみてください。そのボリュームに驚くはず。

他にも脂ののった鮪がいただける「寿司膳かのこ」や、フェリーターミナル内の「喫茶くるみ」名物である、9匹ものタカエビが詰まった絶品エビフライは必食です。

おすすめの観光スポット:鳥ノ巣山展望所



絶景だらけの甑島の中でも、特に感動したのがこの「鳥ノ巣山展望所」。足元の緑には島の花が咲き、海は青だけでなく緑やターコイズブルーなどの色も入り混じっていて、そのコントラストがとても素敵でした。

都内の絶景スポットは人が多すぎて行くだけで疲れてしまいますが、ここでは絶景を独り占め。思う存分美しい自然を楽しんでください。

■詳細情報
・名称:鳥ノ巣山展望所
・住所:〒896-1301 鹿児島県薩摩川内市鹿島町藺牟田

屋久島

島の概要・特徴

大隅諸島のひとつ屋久島。説明がいらないぐらい有名な島ですが、島の大半が森林であり、手つかずの自然がいまだ多く残る島です。日本で初めて世界遺産に登録されたのも屋久島はジブリ映画もののけ姫の森のモデルになった場所でもあります。

屋久島への一般的なアクセス方法は鹿児島港から船で約2時間、または鹿児島空港から飛行機で35分、福岡空港から約65分、大阪(伊丹)空港から約90分で行くことができます。

代表的なグルメ・特産品など



屋久島のソウルフードといえば「飛魚(とびうお)」。胸ビレを使って空を飛ぶことからその名前が付けられている魚です。実は鹿児島県は飛魚の漁獲量日本一。かつ屋久島周辺でその大半が漁獲されているんですよ。

飛魚って食べられるの?と思う人もいるかもしれませんが、これまた美味しいんです。唐揚げ、お刺身、燻製など加工品にして色々食べられます。宿泊先の夕食や飲食店で食べられるので屋久島を訪れた際はぜひ食べてみてください。

予約必須のお店「寿し いその香り」では飛魚はもちろん、絶品の首折れサバのいただけます。事前に予約して、お腹を空かせて訪問してくださいね。そのほか、たんかん・ぽんかんと言った柑橘系や焼酎なども有名です。

■詳細情報
・名称:寿し いその香り
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房788-150
・営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)17:30~22:00(L.O.21:30)
・定休日:火曜、水曜の昼(出漁等により、不定休あり)
・電話番号:0997-46-3218

おすすめの観光スポット:縄文杉



見どころは沢山ありますが、やはり一番有名なスポットは「縄文杉」へのトレッキングですよね。縄文杉は1966年に発見されてから屋久島のシンボルになりました。樹齢は2,000~7,200年とされている国内最大級の屋久杉です。

縄文杉への登山道は往復10時間以上のトレッキングになりますが、トロッコ道を通り小谷集落跡やハート型に見えるウィルソン株、樹齢3000年の大王杉など本当に魅力的な出会いばかりです。

■詳細情報
・名称:縄文杉
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町
・アクセス:路線バス「荒川登山口」下車すぐ、または車で安房から40分(3月~11月は一般車両の乗入規制のためマイカー不可。路線バスを利用)
・電話番号:0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
・料金:入山協力金(任意)日帰り1.000円、山中宿泊者2.000円
・所要時間:荒川登山口登山から下山まで往復8~10時間
・公式サイトURL:http://yakukan.jp/play/trek.html#joumon

種子島

種子島

種子島

島の概要・特徴

屋久島と同じく大隅諸島のひとつの種子島。県内の有人の島として最東であり、面積は奄美大島と屋久島に続いて3番目に大きい島です。鉄砲伝来の島として教科書に書かれていたのでご存知の人も多いはず。

種子島宇宙センターなど日本の宇宙開発の拠点としても有名です。島内にはロケットの打ち上げが肉眼で見える公園なども多数あり、打ち上げ時には多くの観光客が集まります。また、美しい海があることからマリンスポーツ好きにも人気の島です。

種子島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から飛行機で約35分、船の場合は鹿児島港から約95分、屋久島(宮之浦港まはた安房港)から50分です。

代表的なグルメ・特産品など



通常のさつま芋より糖度が高く、焼き芋にすると蜜が出る安納芋(あんのういも)。今や全国的にその名が広がっていますが、実は日本で栽培されていたのはここ種子島が始まりと言われています。ねっとりとした甘みのあるさつま芋をご当地で堪能しましょう。

また、これは豆知識ですが、国内でさつま芋自体の栽培に初めて成功したのもここ種子島なんですよ!そのおかげで今や美味しい焼き芋やスイーツが食べられるんですね。

「種子島ジェラートHOPE」では安納芋味のジェラートをいただけます。あっさりとした口当たりで、程よい甘さなのでペロリと食べられちゃいます。

■詳細情報
・名称:種子島ジェラートHOPE
・住所:鹿児島県熊毛郡南種子町平山500-131
・営業時間:11:00~18:00(オフシーズンは~17:00)
・定休日:火曜
・電話番号:0997-22-9566
・公式サイトURL:https://gelato-hope.com/

おすすめの観光スポット:千座の岩屋



美しい海が魅力的な種子島。夏は多くの海水浴客で賑わう東部の浜田海水浴場の近くに、波の浸食でできた洞窟「千座の岩屋」があります。

名前の由来は「千人が座れる洞窟」から付けられているそうです。干潮時には洞窟の中に入ることもでき、そこからの海の景色はとても神秘的ですよ!

■詳細情報
・名称:千座の岩屋
・住所:鹿児島県熊毛郡南種子町平山広田
・アクセス:種子島空港から車で約40分
・電話番号:0997-26-1111(南種子町企画課観光経済係)
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10775/

獅子島

島の概要・特徴

獅子島(ししじま)は有人の離島としては鹿児島県最北端にあり、かつ鹿児島県全体としても最北端の島。周囲は複雑なリアス式海岸になっていることから、その姿は「薩摩松島」と呼ばれ、雲仙天草国立公園の一部でもあります。

また「化石の島」という別名もあるほど化石が多く発掘される産地でもあり、首長竜やアンモナイトなどの化石が見つかっています。島の色々なところで化石を観賞することもできるので、恐竜ファンに必見です。そのほか柑橘系の農作物や水産も盛んな食の島でもあります。

一般的なアクセス方法は諸浦港(長島)から船で約20分、天草港または水俣港からは約30分です。

代表的なグルメ・特産品など

獅子島ではアオサという海藻類が特に名物として有名です。美しく綺麗な海で育まれたアオサは薫りがよく栄養満点!お味噌汁に入れたり天ぷらにしたり、美味しいアオサを味わいましょう。

そしてブリやタイの養殖も盛んであり、近海で獲れた新鮮な魚介類を堪能することができますよ。

おすすめの観光スポット:七郎山

七郎山は獅子島最高峰の山で標高は393m。山頂までの道路は舗装されているので徒歩でも車でも行くことができます。徒歩で登山する人が多いですが、途中に休憩所などはないので飲み物などは事前に準備していきましょう。

山頂からの景色はまさに絶景。360度の大パノラマからは眼下に港、海の向こうには天草諸島が望め最高の景色です。天気が良ければ遠くに雲仙普賢岳が見えることもあります。

■詳細情報
・名称:七郎山
・住所:鹿児島県出水郡長島町獅子島
・アクセス:片側港から徒歩で約90分
・電話番号:0996-86-1111(長島町企画財政課)
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.town.nagashima.lg.jp/shishijima/superb/

竹島

島の概要・特徴

竹島(たけしま)は九州本土に一番近い離島であり、名前の通り島全体が琉球竹(大名竹)で覆われていることからこの名前が付けられています。

島はなだらかで平坦な地形であり、牧草地が多く牛の放牧をよく見かけることができます。また島を囲む海岸線は断崖が多く、美しい海は絶好の釣り場やダイビングスポットとしても知られています。

竹島への一般的なアクセス方法は鹿児島港から船で約3時間です。

代表的なグルメ・特産品など

竹島と言えば島の名前になっている竹林からとれる大名筍!毎年5・6月ごろに行われる竹の子取りの風景は「竹の子に集う」として島の宝100景に選ばれています。

大名筍とはその昔大名にも献上されていたことからこの名前で呼ばれるようになり、旅亭などにも出荷される高級食材でもあります。アクが少なく上品で、生でも食べられるこの大名筍は「奇跡のタケノコ」とも呼ばれる特産品。ぜひ食べてみたいですね。

おすすめの観光スポット:籠港

断崖絶壁に囲まれた美しい港・籠(こもり)港。通常は使われていませんが、シケが起きた際は漁船がこの港に避難することがあります。港を上から眺めた景色は間違いなく圧巻の風景です。

400段の階段を下ると海岸に降りることができ、ここは竹島唯一の砂浜のビーチ。海の透明度は抜群です。周りの白い断崖絶壁に囲まれているので、海外の無人島にいるような気分になれるでしょう。

■詳細情報
・名称:籠港
・住所:〒890-0903 鹿児島県鹿児島郡三島村竹島
・アクセス:竹島港待合所から徒歩約10分
・電話番号:09913-2-2370(三島村観光案内所)
・料金:無料
・公式サイトURL:http://mishimamura.org/kanko/guide/take/take.html

硫黄島

島の概要・特徴

硫黄島と聞くとハリウッド映画にもなった東京都の硫黄島を思い浮かべますが、その島とは異なるもう一つの硫黄島が鹿児島県にあります。ここは竹島の東に位置する火山島です。

島のシンボルは標高約704mの硫黄岳。常に白い噴煙をあげており、村のあちこちに約500年前の噴火で火口から飛んできた石が見られます。また、壇ノ浦の戦いで入水をした安徳天皇が生き延びて、硫黄島で66歳まで生きていたという伝説があり、それを示すお墓もあります。

火山あり、山あり、海あり、歴史ありのアクティブに楽しめる硫黄島への一般的なアクセス方法は、鹿児島港から船で約4時間です。

代表的なグルメ・特産品など

島には椿林が広くあり、椿の産地としては九州一の数字を誇る硫黄島。上質な椿油や石けん、シャンプー・リンスーが作られ、お土産として好評です。

また、竹島と同じく大名筍の生産もしており、硫黄島でも収穫がされています。

おすすめの観光スポット:東温泉

硫黄島には秘湯好きなら必ず入浴したい露天風呂があります。それが島の東海岸に位置する東温泉です。目の前は東シナ海、背景には硫黄岳という、こんなにも大自然を満喫できる温泉があるでしょうか?東温泉は「日本の秘湯100選」にも選ばれています。

更衣室がないことと、酸性度が高い温泉なので、洗顔などで目に温泉が入るとしみるので要注意です。しかしこんなに景色の良い露天風呂に一度は入浴してみたいですね。

■詳細情報
・名称:東温泉
・住所:鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島
・アクセス:硫黄島港から徒歩で約40分~1時間
・電話番号:09913-2-2370(三島村観光案内所)
・料金:無料
・公式サイトURL:http://mishimamura.org/kanko/guide/iou/iou.html

黒島

島の概要・特徴

人より牛の数の方が多い沖縄県の黒島とはまた別の島である、鹿児島県の黒島。竹島、硫黄島、そしてこの黒島と併せて三島村は構成されますが、3島の中で一番大きい集落が黒島にあります。釣り人に人気の島です。

また、3島の中で一番森林の面積が広く、ミニ屋久島とも称えられる黒島は多くの動植物が生息しており、色々な生物を観賞することができるでしょう。そのため海岸線から山頂までは国の天然記念物「薩摩黒島の森林植物群落」に指定されています。

黒島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から船で約5時間10分です。

代表的なグルメ・特産品など

黒島と言えば黒島産のさつま芋から作られた焼酎「みしま村」。この焼酎は島内限定発売なので、希少価値が高い焼酎です。さつま芋のまろやかさが味わえます。

他には大名筍やしいたけ栽培が好評で、黒牛などの畜産も盛んです。

おすすめの観光スポット:櫓岳

ミニ屋久島と言われる黒島・最高峰の櫓岳(やぐらだけ)のトレッキングはいかがでしょうか。遊歩道が設置されており、手つかずの自然を楽しみながら登山ができます。

天気が良い日は山頂から素晴らしい大パノラマが望め、最高の景色ですよ!

■詳細情報
・名称:櫓岳
・住所:鹿児島県鹿児島郡三島村黒島
・電話番号:09913-3-2241
・参考サイトURL:http://www.nihon-kankou.or.jp/kagoshima/463035/detail/46303ab2010003269

宝島

島の概要・特徴

トカラ列島に浮かぶ宝島(たからじま)。宝島はトカラ列島の中で有人島としては最南端に位置する島で、実際に海賊キャプテンキッドが財宝をこの島に隠したという言い伝えがあるそうです!

島にはその財宝が隠されたと言われる鍾乳洞があり、多くの賞金稼ぎがこの島に訪れた歴史もある何ともロマンがある島です。なお、島はサンゴ礁とエメラルドグリーンの海、白い砂浜に囲まれている美しい島なんですよ。

宝島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から船で約12時間20分です。

代表的なグルメ・特産品など

バナナの楽園とも称される宝島の島バナナは濃厚な甘みで有名です。栽培数も少ないので、かなり貴重な宝島の特産品ですよ。

その島バナナを加工した「島バナナコンフィチュール」シリーズが人気。鹿児島県新特産品コンクール2012で観光連盟賞受賞した一品です。見つけたらお土産に購入間違いなし!

おすすめの観光スポット:大籠海水浴場

大籠海水浴場は島で唯一の海水浴場。大籠漁港から車で約5分ぐらいの場所にあり、サンゴ礁の入り江を利用した白い砂浜のビーチです。

画像を見るだけでも高い透明度であることが伝わってきますよね。シャワーやトイレも完備しているので、エメラルドグリーンの海で思いっきり楽しむことができます。キャンプ場近くにあります。

■詳細情報
・名称:大籠海水浴場
・住所:鹿児島県鹿児島郡十島村宝島
・アクセス:前籠港から車で5分または徒歩20分
・営業時間:海水浴場は7月1日~8月31日10:00~17:00※キャンプ場は通年
・定休日:期間中なし
・電話番号:099-222-2101(十島村地域振興課)
・料金:200円(ビーチハウス)
・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10632/

小宝島

島の概要・特徴

小宝島は宝島と同じくトカラ列島の島のひとつで、名前の通り周囲が約4kmの本当に小さい島です。コバルトブルーの海に囲まれたこの島は徒歩でも30分もあれば一周できてしまいます。

島にはハイビスカスが多く咲いており、亜熱帯な雰囲気があふれているでしょう。また海岸線には奇岩が多く、島全体が自然の彫刻美術館のようです。温泉もあるので、のんびりゆったり過ごすにはぴったり島です。

小宝島への一般的なアクセス方法は鹿児島港から船で11時間35分です。

代表的なグルメ・特産品など

小宝島の特産品といえば「子宝の温泉塩」。小宝島の海底から湧きでる温泉を使って作った小宝島独自の塩です。

温泉の源泉をくみ上げ手作業で製塩する、まさに自然の恵みがたっぷりつまったお塩です。なかなか手に入らないので、見つけたらぜひ購入しましょう!

おすすめの観光スポット:赤立神

奇岩の多い小宝島の中でも有名なのがこの「赤立神」。この三角形にとがっている岩はウネ神と並んで島のシンボルでもあります。

赤立神の近くは赤立神海水浴場となっています。砂浜がなく、岩場の中にありますが透明度は抜群です。浅いところでも魚が見られますよ。

■詳細情報
・名称:赤立神
・住所:鹿児島県鹿児島郡十島村小宝島20
・アクセス:赤立神海水浴場からすぐ
・電話番号:09912-4-2001(小宝島出張所)
・料金:見学無料
・公式サイトURL:http://www.tokara.jp/profile/kodakara.html#spot

悪石島

島の概要・特徴

悪石島(あくせきじま)って名前、ネーミングが凄いですよね。諸説ありますが、「平家の落人がこの島に辿り着き、追ってが来ないような名前を付けた」など言われています。

しかし実際には仮面神ボゼなどの神々を大切にし、島民たちが助け合いながら生活しているのどかな島で、日本最後の秘境とも言われています。また、温泉が豊富で、海が見える露天風呂や無料で入れる砂蒸し風呂も魅力的。温泉と海水が混ざり合う珍しい海中温泉もあります。

悪石島への一般的なアクセス方法は鹿児島港から船で約10時間20分です。

代表的なグルメ・特産品など

悪石島では脂ののった「さわら」が獲れます。獲れたての美味しいさわらはお刺身にしても良いし、燻製するのもまたひと味違った味で楽しめます。

悪石島ではさわらの燻製つくり体験などもできます。悪石島に訪れたのならさわらを食べるのを忘れずに!

おすすめの観光スポット:ボゼ祭り

悪石島でもっとも有名なのが「仮面神ボゼ」。この仮面神は鹿児島県無形文化財に登録されており、古くから島民に大事にされている神様です。一瞬、日本ではなく南の島にいるような気分になりますよね。

祭りではボゼ神が人々の穢れや悪霊を払うため、赤土を塗りに追いかけてきます。とても縁起が良い神様なのですが、小さい子供にはちょっと怖い存在です。

■詳細情報
・名称:ボゼ祭り
・場所:公民館など
・開催日:旧暦の7月16日
・電話番号:09912-3-2063(悪石島出張所)
・料金:見学無料
・公式サイトURL:http://www.tokara.jp/profile/akuseki.html#spot

口之島

島の概要・特徴

トカラ列島の有人島の最北端である口之島(くちのしま)はトカラ列島の玄関口。島の中央部に前岳があり、その南東には今も水蒸気を噴出している燃岳が広がる火山島になります。

また口之島に生息する固有種として、貴重な野生牛の口之島牛(黒毛和牛種)やタモトユリが有名です。口之島牛は日本で唯一の野生牛であり、タモトユリは鹿児島県の天然記念物。とても優美な花を咲かせます。

トカラ列島への一般的なアクセス方法は鹿児島県からフェリーで約6時間10分。トカラ列島の中で一番目に到着する島です。

代表的なグルメ・特産品など

釣り人の聖地とも言われる口之島。中でも美味しい島伊勢海老が獲れることで有名です。島伊勢海老はサンゴ礁に隠れており、漁師は素潜りをして網や手づかみで獲るのが一般的。

民宿の食事にも伊勢海老が出ることもあるんですよ。なんとも贅沢ですよね。そのほか、近隣の海で獲れた新鮮な魚やタラの芽などが有名です。

おすすめの観光スポット:フリイ岳展望台

口之島の絶景スポットであるフリイ岳展望台。漁港から車で約5分の場所にある、駐車場から遊歩道を約15~20分ほど登ったところにある展望台です。フリイ岳の山頂にあります。

山頂からの景色は見晴らしの良い360度の大パノラマ!西之浜漁港や前岳が一望でき、晴れた日は屋久島も見渡せることができます。

■詳細情報
・名称:フリイ岳展望台
・住所:鹿児島県鹿児島郡十島村口之島
・アクセス:口之島・西之浜漁港から車で約5分、そこから展望施設まで徒歩で約20分
・電話番号:09912-2-2229(口之島出張所)
・料金:見学無料
・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/51242/

中之島

島の概要・特徴

「トカラ列島のなかほどの島」であることから名前が付けられた中之島。島の面積および人口はトカラの中では最大で、中心的な役割を担っている島です。

島の北西部にはトカラ列島最高峰の「御岳」があり、富士山の姿に似ていることからトカラ富士とも呼ばれています。麓の高原には鹿児島県の天然記念物である小型の在来種トカラ馬が飼育されており、その姿を見ることができますよ。

中之島への一般的なアクセス方法は鹿児島港から船で約7時間5分です。

代表的なグルメ・特産品など

中之島産の特産品で人気があるものの一つ「万能つゆ」。島のお母さんたちが中之島産のしいたけや魚など中之島の豊かな自然の恵みを、心を込めて作ってめんつゆです。

万能つゆという名だけあって麺類はもちろん、煮物や炊き込みご飯などなんでも美味しくできちゃうと評判です。

おすすめの観光スポット:トカラ馬牧場

貴重な在来馬・トカラ馬を間近で見られるのがこのトカラ馬牧場。ここではトカラ馬が放牧されているので、ゆっくりと見学することができますよ。

背景に島のシンボル御岳がそびえて、トカラ馬と写真を撮るにはロケーションもばっちり。近くに十島村歴史民俗資料館もあるので、一緒に周るのがおすすめです。

■詳細情報
・名称:トカラ馬牧場
・住所:鹿児島県鹿児島郡十島村中之島
・アクセス:中之島港から車で約15分
・定休日:年中無休
・電話番号:099-227-9771
・料金:見学無料
・公式サイトURL:http://www.kagoshima-kankou.com/guide/10627/#

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平島

島の概要・特徴

平島(たいらじま)もトカラ列島の中央部に位置し、島の周囲は約7kmと小さい島。名前と違って平坦ではなく坂道が多いのが特徴です。平家落人の伝説が古くから残り、平家ゆかりの史跡が残されています。なお、平島で唯一十島村の全景を見られる大浦展望台があります。

また、昔ながらの伝統的な文化を大切にしており、未だなお古くからの行事やお祭りを昔のまま行っていることから、「平家ゆかりの島の伝統文化」として島の宝100景に選ばれている伝統の島なのです。

平島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から船で約9時間15分です。

代表的なグルメ・特産品

平島の有名な特産品は「さかな醤油」。トカラ列島の近海で獲れた新鮮な魚を漬け込み作られた旨味たっぷりのお醤油です。

お刺身に使っても良いし、料理の隠し味にするのも良し。何でも美味しくなると大評判です。

おすすめの観光スポット:東之浜海岸・東之浜港

東之浜海岸は平島一人気の海水浴場。夏になると平島小学校の生徒たちの水泳学習の場にもなります。シャワーやトイレも付いているので便利です。海が碧くてとても綺麗ですよね。ビーチの隣には東之浜港があります。

海岸沿いを15分ほど歩いていくと平家の穴という洞窟があり、ここも観光スポットです。この洞窟は平島にたどり着いた平家落人たちが、追手を監視するために使っていたと言われています。干潮時には中に入ることができますよ。

■詳細情報
・名称:東之浜海岸・東之浜港
・住所:鹿児島県鹿児島郡十島村平島
・アクセス:平島集落から車で約15~20分
・電話番号:09912-2-2353(平島出張所)
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.tokara.jp/profile/taira.html#spot

奄美大島

島の概要・特徴

鹿児島県の離島の中では屋久島に並んで知名度の高い奄美大島。奄美群島の中心の島で、実質日本の離島の中では佐渡島に次いで2番目の面積を誇る島です。

マングローブやガジュマルといった亜熱帯植物や国指定の特別天然記念物アマミノクロウサギの他、国の天然記念物が多々いることから「東洋のガラパゴス」とも呼ばれる自然豊かな島です。ダイビングやホエールウォッチングも盛んに行われています。

奄美大島への一般的なアクセス方法は羽田空港から飛行機で約1時間~2時間25分、伊丹空港から約1時間25分~1時間50分、鹿児島空港から約1時間など全国の一部空港から直行便があります。

代表的なグルメ

奄美大島に訪れたのならば、絶対に食べてほしい代表的な郷土料理が「鶏飯(けいはん)」。これを食べなかったら、奄美大島に来たとは語れません。

鶏飯はご飯の上に鶏肉、錦糸卵、しいたけ、パパイヤの漬物や薬味などの具をのせ、その上から出汁(スープ)をかけて食べます。お店によってスープの味や具が異なるので、自分好みのお店を見つけてくださいね!

おすすめの観光スポット:土盛海岸



土盛(ともり)海岸は奄美大島一有名なビーチといっても過言ではなく、その名を有名にしたのがこの海の美しさ。別名「ブルーエンジェル」と呼ばれているこの海は、日の光によってエメラルドグリーンやコバルトブルーにも見えます。

奄美大島の中でも透明度の高さは抜群!空港から近いので訪れたらそのまま向かう人が多いビーチです。

■詳細情報
・名称:土盛海岸
・住所:鹿児島県奄美市笠利町土盛
・アクセス:奄美空港から車で約5分またはバス停「土盛集落前」から徒歩5分
・電話番号:0997-52-1111(奄美市紬観光課)
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.city.amami.lg.jp/kikaku/mobile/kanko/spot/tomori.html

加計呂麻島

島の概要・特徴

奄美大島から船で約15~20分で到着する加計呂麻島(かけろまじま)。奄美大島の南岸に向かい合うこの島は、美しい海に囲まれた小さな島です。

南北に細長く、海岸線は複雑に入り組んでいるリアス式海岸。緑豊かな森と海岸線美、グラデーション、美しい海という織りなす風景はまさに絶景。そんな楽園のような島なのです。

加計呂麻島への一般的なアクセス方法は奄美大島・古仁屋港から船で約15~20分です。

代表的なグルメ・特産品など

加計呂麻島の有名な特産品のひとつ西田製糖工場の黒糖。黒糖というと沖縄を思い浮かべる人が多いかと思いますが、加計呂麻島でも生産しています。

島の豊かな自然の中で育ったサトウキビを、昔ながらの製法で作る品質の良い黒糖はお土産には最適ですよ。また、いっちゃむん市場(瀬戸内町瀬相742-39)ではこの黒糖ソースをトッピングしたソフトクリームが食べられます。

またサトウキビから作られるきび酢もおすすめです。

おすすめの観光スポット:須子茂地区



加計呂麻島の観光では須子茂周辺の散策がイチオシ。まず道路沿いに見える須子茂の遠景はとても美しく、まるで一つの絵画のように映るでしょう。集落の目の前のビーチは白い砂浜と綺麗な海が広がり、波も穏やかなので海水浴にも適しています。

また、須子茂集落を歩けば島時間が流れる癒しの風景が。そんな集落の中にある廃校となった須子茂小学校は郷愁にかられるものを覚えるでしょう。

■詳細情報
・名称:須子茂地区
・住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町須子茂
・アクセス:生間港から約60分または瀬相港から約30分
・電話番号:0997-72-1199(奄美せとうち観光協会)
・公式サイトURL:http://www.kakeroma-welcome.com/viewpoint/sukomo.html

請島

島の概要・特徴

請島(うけじま)は加計呂麻島の南に位置する奄美群島に属する島。請阿と池地という2つの集落がある小さな島で、秘境の島とも呼ばれています。

大きな観光名所はないですが、手つかずの自然と青い海が美しく、のんびりゆったりするには最高でしょう。あまり観光客がいる所に行きたくない人にはぴったりではないでしょうか。

また、請島にはハブがおり、ハブが出てきたときに退治するハブ棒があちこちにあるので見つけてみましょう。請島への一般的なアクセス方法は奄美大島の古仁屋港から船で約45分~1時間5分です。

代表的なグルメ・特産品

請島ではソテツが大変盛んです。皆さんソテツとは何かご存知でしょうか。名前だけだと分からないかもしれませんが、ソテツとは九州や沖縄に多く植えられている植物で、きっと見れば分かると思います。南国ムードをかきあげてくれる存在です。

実はこのソテツの実や幹の芯の部分は食べることができます(毒抜き要)。民宿の食事にソテツの実から作った味噌汁など出ることもあるのでぜひ味わってみてください。

おすすめの観光スポット:クンマ海岸

こんなにも美しいビーチがあるなんて!と思わずにはいられない、海や赤いハイビスカス、緑の組み合わせが本当に素晴らしい景観ですよね。

海の色もエメラルドグリーンからどんどんコバルトブルーになるグラデーションも最高です。このビーチは人が少ないので、タイミングによっては貸切状態になるかもしれませんよ!

■詳細情報
・名称:クンマ海岸
・住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町
・アクセス:池地港より車で5分池池中学校から徒歩約5分(池池集落から徒歩圏内)
・電話番号:0997-72-1199(奄美せとうち観光協会)
・料金:無料
・公式サイトURL:http://www.setouchi-welcome.com/viewpoint/

与路島

奄美群島の有人島で一番面積が小さい島がこの与路島(よろしま/よろじま)です。加計呂麻島の南、請島の西側に位置します。請島と同じく、この島まで来る観光客はかなり少ないと思います。

しかし集落にある石垣は「涼を呼ぶサンゴの石垣」として島の宝100景にも選ばれており、与路島ならではの風景として見ごたえがあります。また島を囲む海の透明度もかなりのものです。

与路島への一般的なアクセス方法は奄美大島・古仁屋港から船で約1時間30分です。

代表的なグルメ・特産品

与路島の特産品は請島と同じくソテツ、そして畜産(食用の和牛)が盛んです。民宿の食事では海で獲れた新鮮な魚介類が食べられます。

おすすめの観光スポット:ハンミャ島



与路島と請島の間にある無人島・ハンミャ島。島の大半が美しい白い砂浜で、一部砂丘のように急斜面なのでここを滑る人もいるそうです。

なんと人気テレビ番組「黄金伝説」のロケ地としても登場したことがあります。島へは定期船などはないので、貸切船や海上タクシー、オプショナルツアーなどを申し込みましょう。

■詳細情報
・名称:ハンミャ島
・住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町与路
・アクセス:与路港から貸切船で約5分
・料金:会社による
・公式サイトURL:http://www.setouchi-welcome.com/viewpoint/

喜界島

島の概要・特徴

喜界島は奄美大島の東に位置する奄美群島の島で、島全体が隆起サンゴ礁になっています。平坦な土地なので自転車での移動もしやすい島でもあります。一部が奄美群島国立公園に指定されており、海も綺麗なので自然を大満喫できますよ!

島にはサトウキビ畑が多くあり、美味しい奄美黒糖焼酎が作られることでも有名です。人情味あふれる島民性であり、観光客の多くは人の優しさに癒されるという声を多く聞きます。

喜界島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から飛行機で喜界島空港まで約1時間15分、奄美空港から約20分です。

代表的なグルメ・特産品など

喜界島の郷土料理は多々ありますが、中でも有名なのが「ヤギ料理」。島ではヤギが飼育されており、臭みが少なく食べやすいと評判です。食べ方としてはお刺身、ヤギ汁、からじゅうり(炒め物)などがあります。

また沖縄にも近いことから油そうめんなど、沖縄料理に似たような料理も多くありますよ。

おすすめの観光スポット:百之台国立公園

百之台国立公園は奄美群島国立公園の一部であり、平坦な土地が多い喜界島で一番の高台になる場所です。百之台の眼下にはサトウキビ畑が広がり、青い海と水平線の絶景が広がります。

ここからの風景は奄美十景にも選ばれており、喜界島の定番観光スポットのひとつです。

■詳細情報
・名称:百之台国立公園
・住所:鹿児島県大島郡喜界町大字嘉鈍
・アクセス:喜界空港から車30分、自転車で約120分
・電話番号:0997-65-1202(喜界島観光物産協会)
・料金:見学無料
・公式サイトURL:http://kikaijimanavi.com/kankou/sperb/hyakunodai.php

徳之島

島の概要・特徴

奄美群島の中でほぼ中央の位置にある徳之島は「生物の宝庫の島」の一つとも呼ばれ、奄美群島の中で一番サトウキビを生産している農業の盛んな島です。本土より沖縄の文化に影響を受けており、闘牛も盛んな島でもあります。

そしてもう一つ有名なのが長寿の島ということ。徳之島からはギネスブックにも登録された長寿世界一者が2人も出ています!徳之島に行けば長寿の秘訣が分かるかもしれませんね。

徳之島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から飛行機で約70分、または奄美空港から約35分です。

代表的なグルメ・特産品など

有名な徳之島の郷土料理(島料理)のひとつ「アンバカスの油炒め」。アバンカスとは塩漬けした豚肉を油で揚げたもの。それを一度茹でて、パパイヤや野菜と一緒に炒めたものです。

そのほか豚の角煮、油そうめん、つわの佃煮などがあります。また島内には蔵元が6つある奄美黒糖焼酎も必ず味わいたいものです。

おすすめの観光スポット:犬の門蓋



島の西部、東シナ海に面した海岸にある犬の門蓋(いんのじょうふた)。人や家畜を襲う犬をこの崖から投げたという逸話からこの名前が付けられました。

メガネ岩と呼ばれる奇岩からは海と空が見え、徳之島の絶好の撮影スポットのひとつ。辺りは東シナ海の荒波により浸食された海岸線の造形美が続き、自然の力強さを感じるでしょう。

■詳細情報
・名称:犬の門蓋
・住所:鹿児島県大島郡天城町兼久
・アクセス:徳之島空港から約10分
・電話番号:0997-85-5382(天城町商工水産観光課)
・料金:見学無料
・公式サイトURL:https://www.yui-amagi.com/modules/pico/index.php?content_id=96

沖永良部島

島の概要・特徴

沖永良部島(おきのえらぶじま)は奄美群島の南西部、九州本土よりも沖縄本土に近い島。平均気温22度という暖かい気候と、透明度の高い美しい海があることからシュノーケリングやダイビングスポットとして人気があります。

また島内には大小多くの洞窟や鍾乳洞があり、近年はケイビングツアー(洞窟探検)が注目されています。他ではできないような体験ができますよ!

沖永良部島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から飛行機で約1時間10分、または奄美空港から約35分です。

代表的なグルメ・特産品

沖永良部島の名産がきくらげってご存知でしょうか。実は日本一の生産高を誇り、島内のスーパーでも簡単に手に入ります。しかも乾燥ではなくて生でも販売していることもある新鮮さ。

カルシウム、鉄分、食物繊維、ビタミンがたっぷりの栄養価の高い食品としてお土産にも大好評なので、探してみてくださいね。珍しい食べ方として、このきくらげの天ぷらのメニューがある飲食店もあるのでおすすめです。

おすすめの観光スポット:銀水洞

「本当に探検をしたい人は沖永良部島に集まれ!」と言いたいほど、沖永良部島のケイビングツアーは冒険心あふれるツアーなんです。水の中をもぐったり、狭い鍾乳洞の中を進んだり。こんな経験をできる場所は国内で少ないでしょう。

中でも人気が高い銀水洞のリムプールの絶景さには圧倒されることでしょう。地下の洞窟にこんなにも素晴らしい場所があるなんて驚きますよね。この神秘的な光景を一度でも見たいと思う人は多いはずです。

■詳細情報
・名称:銀水洞
・住所: 鹿児島県大島郡知名町知名658-3 奄美航空ツーリスト内(沖永良部島ケイビング協会事務局)
・アクセス:沖永良部空港から車で約35分(沖永良部島ケイビング協会事務局)
・コース出発時間:基本 午前コース09:00~、
午後コース 13:00~ ※他の時間も対応可能 ※事前予約要
・対象者:10歳以上の健康な方(18歳未満は保護者同伴)、沖永良部のケイビングが2回目以降の方のみ
・電話番号:0997-93-1700
・料金:一人50,000円
・公式サイトURL:http://okierabucave.com/tour/ginsuido/

与論島

島の概要・特徴

奄美群島および鹿児島県最南端の島がこの与論島。沖縄本土にほど近いこの島の周辺はサンゴ礁で囲まれ、一年中熱帯の花々が咲き乱れる美しい島です。

とにかく海が美しく、その海の青さは「ヨロンブルー」と称され、観光客に称されています。またギリシャのミコノス島と姉妹都市であり、島内にはギリシャ風の建物がいくつかあるので探してみてください。

与論島への一般的なアクセス方法は鹿児島空港から飛行機で与論空港まで約1時間10分、または沖縄(那覇)空港から約40分です。

代表的なグルメ・特産品

与論島を訪れたのならば与論島名物「もずくそば」がおすすめ。もずくを練り込んで作ったおそばですが、これが美味しいんです。飲食店で食べられるほか、お土産用としても販売しています。

そのほか、黒糖や黒糖焼酎、ドラゴンフルーツ・マンゴー・島バナナ南国フルーツが人気です。「森のアイスクリーム」と呼ばれる幻のフルーツアテモヤも与論島の特産品です!

おすすめの観光スポット:百合ヶ浜



大潮の干潮時に姿を現す幻の浜と言われる由利ヶ浜。大金久海岸の沖合に登場するこの砂浜ですが、奄美十景の1つです。その姿はまるで地上の楽園のよう。本当にため息が出るような美しい光景ですよね。

百合ヶ浜の砂浜では星砂も拾うことができ、自分の年齢の数だけ拾えば幸せになれるという言い伝えがあるのでトライしてみては?ただ砂浜の出現時期は春~初秋にかけてということと、波や風の状況によっては出現しないこともあるので要注意!

■詳細情報
・名称:百合ヶ浜
・住所:鹿児島県大島郡与論町大金久海岸沖合
・アクセス:与論空港から車で約20分
・出現時期:春~初秋の大潮の干潮時
・電話番号:0997-97-5151(ヨロン島観光協会)
・料金:散策自由、グラスボートは有料
・公式サイトURL:http://www.yorontou.info/Profile/WebEki/

桂島

島の概要・特徴

鹿児島県北部にある、出水市に属する桂島。人口10名余り、定期航路はないという、非常に小さな島です。防波堤で小島、前島と繋がっており、平坦地もほとんどなく、今なお豊かな自然が残っています。先に述べたように定期航路はないので、訪れる際にはチャーター船を利用してください。

諏訪之瀬島

島の概要・特徴

諏訪之瀬島は、鹿児島県の十島村で二番目に大きい島で、中心にある御岳(799m)は今も活発に噴煙をあげています。この御岳は過去に幾度となく大噴火を繰り返してきたため、諏訪之瀬島は一度は無人島となりましたが、明治期に入ってまた開拓が始まり、現在人口は71人ほどとなっています。

行きたい離島がありすぎてしょうがない!

鹿児島にこんなにも素晴らしい離島の数々があるなんて、知らなかった人も多いはず。沖縄県にも負けない南国ビーチや秘境中の秘境と呼ばれる島まで盛りだくさん。

ぜひ今回の23島をコンプリートしてみてください!

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