豚は歩く野菜!お腹いっぱいになる鹿児島グルメ6選
気温が高くなりすぎるとアイスクリームはかえって売れなくなって、かき氷の需要が増えるそうですが、鹿児島名物の白くまを見ると本当にそうだなぁと思います。
温暖な気候の中で美味しく育った黒豚や地鶏、鹿児島でしか食べられないきびなごなど、鹿児島グルメをご紹介しましょう。
白くま
かき氷に練乳をかけて、いろいろなフルーツで飾ったのが白くまです。名前の由来は、練乳の缶に白熊がプリントされていたからだとか、できた白くまを上から見るとレーズンが目のようでちょうど白熊の顔に見えるからだとか諸説あるようです。
《おすすめ情報》
今ではあちこちのお店で食べられる白くまですが、元祖は「天文館むじゃき」だそうです。店内にはノーマルな白くま以外に、フルーツたっぷりのスペシャル白くまやプリン白くま、黒蜜のかかった南海の黒熊なんてものもあります。
■ 基本情報
・名称:天文館むじゃき
・住所:鹿児島県鹿児島市千日町5-8
・アクセス:鹿児島駅前から市電:「天文館通」下車徒歩約2分
・営業時間: 11:00~21:30 (月~土)、 10:00~21:30 (日・祝・7月・8月)
・定休日: 12月31日
・電話番号: 099-222-6904
・料金: ~¥999
・オススメの時期: 夏期
・公式サイトURL:http://www.mujyaki.co.jp/
かごしま黒豚
薩摩国では戦国時代から歩く野菜と言って豚肉を食べていたそうです。かごしま黒豚はバークシャー種の豚を鹿児島県内で飼育したものをブランド化したものです。
餌にサツマイモを混ぜることで味が良くなっているそうです。定番のトンカツも美味しいですし、鹿児島発祥のしゃぶしゃぶで食べるのもおススメです。
《おすすめ情報》
天文館通りにある「黒豚料理 あぢもり」は最初に黒豚しゃぶしゃぶを始めたお店だそうです。ここでは美味しい出汁でしゃぶしゃぶした綺麗な豚肉を卵でいただきます。
■ 基本情報
・名称:黒豚料理 あぢもり
・住所:鹿児島県鹿児島市千日町13-21
・アクセス:JR鹿児島中央駅から鹿児島市電2系統鹿児島駅前行き:「天文館通」下車徒歩5分
・営業時間: [昼]11:30~14:30(入店13:00) [夜]17:30~21:30(入店20:00)
・定休日:火曜日(不定休あり)、12/31~1/1
・電話番号: 099-224-7634
・料金: [夜]¥5,000~¥5,999、[昼]¥1,000~¥4,000 ※サービス料・チャージ:5~10%必要。
・公式サイトURL:http://adimori.com/
薩摩地鶏
天然記念物の薩摩鶏の雄をもとに交配をすすめて誕生した薩摩地鶏は、日本三大地鶏の1つとして有名ですし、地鶏の食味コンテストで日本一に輝いた地鶏です。
鹿児島では昔から鳥刺しといって鶏を刺身で食べる習慣があり、鹿児島の甘口の醤油が味を引き立てます。また、焼き物としては溶岩のプレートの上で焼く溶岩焼きが知られています。
《おすすめ情報》
「みやま本舗」は旧店名を地鶏のみやまと言い、霧島神宮の近くに本店のある地鶏料理の老舗です。新鮮な鶏刺しは、さっぱりしたささみ、脂肪分のあるムネ肉だけでなく、濃厚な味わいのレバーやハツなども楽しめます。
天文館通りにあるお店は便利ですが、機会があれば霧島神宮近くの本店で雰囲気も味わってみるのがおススメです。
■ 基本情報
・名称: みやま本舗 天文館店
・住所:鹿児島県鹿児島市千日町13-25 エクセレント千日ビル1F
・アクセス:鹿児島市電:電停「天文館通り」下車徒歩5分
・営業時間: 17:30~23:30(LO.23:00)
・定休日:不定休
・電話番号:099-222-2541(お問い合わせ)、050-5890-0745 (予約)
・料金: ¥3,000~¥3,999 (チャージ料あり300円)
・公式サイトURL:http://miyamahonpo.com/
きびなご
きびなごはニシン科の魚で、日本では鹿児島などの暖流に面した地方でとれます。美味しい魚ですが、傷みやすいので流通が難しく、鹿児島で食べたい逸品です。
《おすすめ情報》
「ふるさとかごっま屋台村」の中にある「ぶえんもゆかり」は、鹿児島近海の魚を毎朝店主が市場で直接確かめて買い付け、お刺身を中心に塩焼きや天ぷらで出しているお店です。
ぶえんというのは無塩の意味で、塩をしていない、つまり生もので新鮮ですという意味です。きびなごだけでなく、有名な首折れ鯖や黒マグロなど鹿児島の魚をリーズナブルに食べるならここがおススメです。
■ 基本情報
・名称: ぶえんも ゆかり
・住所:鹿児島県鹿児島市中央町6-4 かごっまふるさと屋台村
・アクセス:JR鹿児島中央駅東口徒歩5分
・営業時間: 12:00~14:00 、17:00~24:00
・定休日:水曜日
・電話番号: 099-255-1588
・料金: [昼]¥1,000~¥1,999、[夜]¥2,000~¥2,999(カード不可)
・オススメの時期: きびなごの旬は産卵前の初夏、5から6月頃です。
・公式サイトURL:http://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46008428/
さつま揚げ
魚のすり身に味を付けて油で揚げたものをさつま揚げと言い、鹿児島ではつけ揚げとも呼んでいます。本当に美味しいさつま揚げは、魚のプリプリした歯ごたえが感じられて、手軽なのに栄養のある健康食品です。
プレーンなもの以外に、ゴボウやサツマイモ、季節によっては枝豆など様々な具材を入れて揚げます。
《おすすめ情報》
天文館通りにある「揚立屋」はさつま揚げの専門店です。人気はチーズが中からトロリと出てくるチーズ入りです。イートインコーナーはありませんので持ち帰りだけですが、ぜひ揚げ立てを味わってください。
■ 基本情報
・名称:揚立屋 天文館店
・住所:鹿児島県鹿児島市東千石町13-16
・アクセス:鹿児島市電:電停「天文館通り」下車すぐ
・営業時間: 9:00~20:00
・定休日: 無休
・電話番号: 099-219-3133
・料金: ~¥999
・公式サイトURL:http://www.agetateya.com/
鶏飯(けいはん)
奄美大島の郷土食である鶏飯は、鶏のささみを蒸してさいたもの、錦糸卵、椎茸の旨煮の細切り、パパイヤの漬け物の細切り、ネギなどの具材をご飯にのせて、鶏のスープをかけて食べる料理です。
味の決め手はスープの美味しさ。あっさりした味わいは暑くて食欲がない時でもサラサラ入るし、お酒を飲んだ後の締めにもぴったりです。
《おすすめ情報》
「ひさ倉」は名瀬市内から58号線を東へ30分ほど車で行ったところにある鶏飯の専門店です。鶏もパパイヤも自家生産。鳥刺しも安心して食べられます。ご飯、具材、スープが別々に盛られて出てきてその場で作ります。
■ 基本情報
・名称: ひさ倉
・住所:鹿児島県大島郡龍郷町屋入511-1
・アクセス:空港から店までの距離約12km、車で20分
・営業時間: 11:00~21:00(L0.20:30)
・定休日: 無休
・電話番号: 0997-62-2988
・料金: ¥1,000~¥1,999 (カード不可)
・公式サイトURL:http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/
まとめ
鹿児島はシラスと呼ばれる火山灰土が広がり、稲作に適した土地は少ないところですが、水はけの良すぎる土地は、サツマイモやそれを食べる豚、また鶏を育てるには良いところなのかもしれません。