地域おこし協力隊を経て、地域に根ざす居場所をつくる〜鹿児島県・頴娃|蔵元恵佑さん〜
鹿児島市内から原付を走らせて約1時間。特攻隊の平和会館があることで有名な知覧のその先に頴娃はあります。
旅の道中、ふと思った「地方の暮らしも見てみたい」……そんなときに友人から紹介してもらった頴娃(えい)。(鹿児島の地名の読み方って難しい……)
今回は、ひょんなご縁から初めて訪れた頴娃で、訪れた方が楽しめる場所をつくっている蔵元さんインタビューをさせていただきました。
頴娃でお世話になったのが、ゲストハウス「ふたつや、」や、だしとお茶の店 「潮や、」などを運営している株式会社オコソコの代表である蔵元恵佑さんです。
地域おこし協力隊を経て、今なお頴娃を舞台に活動する蔵元さんにご自身のキャリアや頴娃の魅力を伺いました。
30,000人が働く大企業を辞めて、約10,000人が暮らす町へ
ひぐ
蔵元さん
ひぐ
蔵元さん
そのとき、地域おこし協力隊で一緒に活動することになる友人の紹介で、頴娃で活動する大人たちに出会いました。
(※1.日本で唯一のタツノオトシゴ観光養殖場。たくさんのタツノオトシゴに出会える。入場無料。)
ひぐ
蔵元さん
だって、タツノオトシゴハウスもそんなところでビジネスするの?って場所にあるじゃないですか。
ひぐ
蔵元さん
自分もそんな大人でありたかったし、もっと真っ向勝負で物事をつくっていく人たちと関わりたいと思った時に、頴娃に移り住むことを決めました。
チャンスが突然来た時に、アクセルを踏めるかどうか
ひぐ
蔵元さん
そんな最中、30歳手前でそのタイミングが来たんです。人生にチャンスは突然やってくるものですよね。でも、自分が予期せぬタイミングであることが多くて。そのときも「まだ早い」とは思っていました。
ひぐ
蔵元さん
それを受け入れたから、今の自分があるし、色んなお客さんとの出会いもあります。
リスクはリスクじゃない
ひぐ
蔵元さん
僕も借金をしていますが、返済に向けて無理のないプランを立てることもできますし、調べれば保険などもあるので、中身を紐解けば行動に移せることはたくさんあります。
ひぐ
蔵元さん
ひぐ
蔵元さん
蔵元さん
頴娃に関わる人たちが魅力をつくっていく
ひぐ
蔵元さん
そのためにも楽しい場所にしない限りは人に来てはもらえないので、まずは楽しい場をつくっていこうとしています。
ひぐ
蔵元さん
蔵元さん
蔵元さん
移住者にも寛容な町なので、観光で来ることはもちろんですが、生活の拠点としても何かに挑戦したい人にとってはオススメしたい場所です。
頴娃の魅力はこれからも築かれていく
ゲストハウスに飲食店、さらには行政にも少しずつ関わりが増えている活動的な蔵元さん。活動のモチベーションについて、「一緒に活動しているカッコいい大人たちや仲間がいるから」と答えた姿が印象的でした。
チャレンジに寛容的な町だからこそ、頴娃にはアクティブな方々が集まっています。
蔵元さんだけでなく、また別の日に茶畑を案内してくださった窪さんも移住組。お茶を広めるべく、知覧茶のECサイト「KOIGOI」も運営されています。
これからの取り組みが楽しみな頴娃町。日本縦断後にもっと大きなうねりが生まれていることを楽しみに、また訪れたいと思います!
All photos by Yuki Higuchi
【6/27追記】
蔵元さんにご興味を持った学生さんに朗報です!
蔵元さんが代表を務める株式会社オコソコにて、この夏「暮らしと仕事を体験する滞在型インターンシップ」を開催します。
飲食店や宿泊施設の運営体験、生産者さんの取材、空き家改修のワークショップ体験、弊社が取り組んでいる企画業の手伝い、行政や民間事業者さまの視察対応の手伝いなど、地域づくりのリアルを体験できる貴重な機会。
応募期間は2022/7/10(日)までなので、この機会をお見逃しなく!
\応募はコチラ/