こんにちは、阿部サキソフォンです。 いきなりの顔面、失礼します。このまえ年が明けて2019年が始まったかと思えば、あっという間に時間が経っていて気づいたら、もうすぐそこまで五輪イヤーの2020年が迫ってきています。

ところで、わたしは2018年8月にこんな記事を書いていました。え、まだ読んでないって? 高速スクロールでいいので、さらっと目を通してみてください。

なぜ冒頭の写真から、強風にあおられ髪がボッサボサの写真なのか。それは、鹿児島の離島・甑島(こしきしま)へ向かう高速船に乗っていたからです。そうです、今回再び甑島を訪れていました!

鹿児島の西に位置する甑島は、わたしのように「仕事疲れた〜」「心癒されたい〜」と思っている人には、ぴったりの離島なんです。

ジェットスターで鹿児島の離島、甑島へ

今回一緒に旅をしたのは、ジェットスターアンバサダーの@yurisu13さん、@ayance__さんのおふたり。安心してください、阿部サキソフォンの写真は冒頭の一枚が最初で最後です。ここからは、かわいい旅好き女子の旅の様子をご覧ください。

ジェットスターの東京(成田)ー鹿児島路線は片道5,990円〜*、名古屋(中部)ー鹿児島は片道3,580円〜*とお手頃価格。離島の旅はコストがかかると思われがちですが、移動費が抑えられるのはうれしいですよね。

(*表示運賃は、エコノミークラス「Starter」片道運賃。支払手数料が別途必要です。受託手荷物の料金は含まれていません。また、諸条件が適用されます。)

オンラインチェックインは、搭乗時間の7日前〜35分前まで可能。預け手荷物がなければそのまま搭乗ゲートへ、預け手荷物がある場合でも成田空港ならオンラインチェックイン専用レーンがあるので、スムーズに搭乗できます。コストを上手におさえて、しま旅を楽しんでくださいね!

甑島は、上甑島・中甑島・下甑島の3島と多数の無人島からなる列島。鹿児島の川内港から上甑島の里港までは、高速船 甑島で約50分の船旅です。

2018年の旅でもかなり多くのスポットを紹介しているし、ほとんどの絶景やアクティビティを網羅してしまっているのではと思っている、そこのあなた。チッチッ、そんな心配はご無用(古い)。

甑島は2回目でも楽しめる離島であり、また戻って来たくなる魅力にあふれているんです。

ガイドブックに載っていない話が聞ける「しまなびガイド」

ガイドブックに載っている観光スポットをめぐるのではなく、ありのままの島の暮らしを知りたい。そんな人には、島の日常を案内してくれる「しまなびガイド」がおすすめです。

この日案内してくれたのは、甑島の記事でも登場した「コシキテラス」や「山下商店」を手がける、山下賢太さんです。

「この木、なんていう名前か知っていますか?」と楽しそうに質問する山下さんに対し、「アコウの木」と即答して当ててしまうアヤンセさん(写真左)。さすが、旅好き女子は木の種類にも詳しくなるんですね。(わたしも知ってましたけどドヤァ)

台風の影響を受けやすい島ならではの、住宅が風を受けにくくする集落のつくりや、石垣に使われる石のサイズや並び方を見ると、それぞれの家庭の様子がわかるなど、興味深い話をたくさん聞くことができました。聞けば聞くほど、島についてもっと知りたくなってきます。

■詳細情報
・名称:しまなび
・集合場所:〒 896-1101 鹿児島県薩摩川内市里町里1619‐13 上甑島観光案内所 (里港より徒歩2分)
・地図: ・時間:10:00発 または 14:00発
・電話番号:09969-3-2212
・料金: 大人 3,000円 こども 1,500円
・所要時間:80-90分
・公式サイトURL:http://island-ecs.jp/shimanavi/

島のお母さん手作りの干物が絶品!

甑島はきびなごをはじめとした、新鮮な海鮮が名物です。「漁師のひもの屋 漁進丸」のお母さんは、干物を作りはじめて約20年。お土産として干物を購入すると、気さくなお母さんがその場で干物を焼いてくれました。う〜ん、早速いい匂いがしてきて食欲がそそられちゃう。

お母さんいわく、しょっぱいきびなごと甘いさつまいもを交互に食べるのがおすすめだそう。「魚とイモが合うのかな?」と半信半疑でしたが、試してみるとこれが相性抜群! みんな途中からさつまいも争奪戦になっていました。

しまなびの案内をしてくれた山下さんとも仲良しなようで、「賢太は息子みたいなもんよ〜ほら、今度はこの鯖を焼いて」なんて仲睦まじい様子も。本当にお母さんと息子みたいで、温かい雰囲気にほっこりします。島ならではのこの感じ、好きだなあ。

■詳細情報
・名称:漁師のひもの屋 漁進丸
・住所:〒 896-1101 鹿児島県薩摩川内市里町里3538
・地図: ・電話番号:09969-3-2225

大迫力の断崖クルーズは、感動の連続!

上甑島観光の目玉といえば、大迫力の断崖クルーズです! 高さはもっとも高いところで約200m。何層にも重なり合った地層の中で、なんと一番古いものは約8000万年前なんだそう。

恐竜が生きていた白亜紀の終わり頃の時代らしいのだけど……なんだかスケールが大きすぎて実感がわきません。実際に断崖と同じ層からは、恐竜の化石が発見されているそうです。見たことのない大迫力の絶景に、ふたりのテンションも最高潮!

ガイドさんが断崖についてわかりやすく説明してくれるので、知識がない人でも楽しめます。なかでも、こちらは「ナポレオン岩」というおもしろい名前。この地を訪れたフランス人が、ナポレオンの横顔に似ていると言ったことから、この名前がついたそうです。

ナポレオンを実際に見たことはないけど……うん、確かに彼の鼻っぽく見えてきた気がする。知らんけど。

■詳細情報
・名称:観光遊覧船 かのこ
・出発場所:〒896-1201 鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑481−1 中甑港(受付:コシキテラス)
・地図: ・時間:10:20〜11:20、11:50〜12:50、14:00〜15:00、臨時便|15:30-17:10(10名様以上の予約)
・電話番号:09969-2-1150
・料金:大人2,500円、小人1,300円
・所要時間:60分
・公式サイトURL:https://satsumasendai.gr.jp/spotlist/1671/

地元民に人気の「居酒屋漁り火」へ

絶景を思う存分楽しんだら、夕食のお店へと向かいます。訪れたのは、地元のお客さんでにぎわう「居酒屋 漁り火」。

近海で採れた新鮮な海鮮を浜焼きでいただいたり、お刺身でその旨味を味わったり……カウンター席に座って、笑顔がすてきなご主人とおしゃべりをしながら食事を楽しみましょう。

写真からおいしそうな香りがしてきそうでしょ? 鹿児島の焼酎と合わせていただけば、もう気分は絶好調です。気づけば隣のお客さんとも仲良くなって、ついつい話が弾んじゃいました。

■詳細情報
・名称:居酒屋 漁り火
・住所:鹿児島県薩摩郡里村里3532
・地図: ・営業時間:12:00~13:30、17:00~23:00
・定休日:年中無休
・電話番号:09969-3-2681
・公式サイトURL:https://tabelog.com/kagoshima/A4602/A460201/46008019/

「シマバル」で地元の人との交流を楽しんで

「食事おわりにもう少しだけ飲みたいなあ」「地元の人とお話してみたい!」そんな人は、金・土曜日に山下商店で開催されている「シマバル」へ足を運んでみましょう。昼間は豆富屋さんのお店も、夜になると雰囲気が一変。

こちらは観光客と島の人の交流の場となっているようで、お酒を飲みながら自然と話も弾むのだとか。

少しシャイな人でも大丈夫。島の人がはじめて訪れた観光客にも、優しく話しかけてくれるそうです。クラフトビールで一緒に乾杯すれば、もう友達! 地元の人が知るおすすめスポットや島の暮らしについて、気になる話を聞いてみると、もっと甑島のことが好きになるはず。

■詳細情報
・名称:シマバル 山下商店甑島本店
・住所:〒896-1101 鹿児島県薩摩川内市里町里54
・地図: ・アクセス:里港より徒歩10分
・営業時間:20:30-23:00頃
・営業日:金・土曜
・電話番号:09969-3-2212
・公式サイトURL:http://island-ecs.jp/food/1249/

おしゃれなホステル「FUJIYA HOSTEL」に宿泊

宿泊するのは、古民家を改装した「FUJIYA HOSTEL」。離島は昔ながらの民宿が多いイメージですが、上甑島にはおしゃれで快適なホステルがあるんです! 最初訪れたときは、「ここ本当に離島?」って驚いたほど。

中に入ってみると開放的なフリースペースがまず目に入り、上を見上げると印象的な梁が見えます。こちらは、もともと漁師さんが使っていた家をリフォームしてホステルにしたそうです。こんなにおしゃれに変身するなんて、きっと家も驚いているに違いない(?)。

フリードリンクとしてコーヒーや紅茶が用意されていますが、なにやらふたりの視線は奥の焼酎の瓶に注がれているみたい。なんとこちらでは、島の焼酎を自由に飲むことができるんです!

お酒を楽しみながら、翌日の予定を考えるのも楽しそうですね。まあ私は焼酎を飲もうと思っていたのに、気持ちよくベッドで爆睡してしまったんですけど。

■詳細情報
・名称:FUJIYA HOSTEL
・住所:〒896-1101鹿児島県薩摩川内市里町里172番地
・アクセス:里港から徒歩 約20分程度
・電話番号:070-2385-3663
・公式サイトURL:https://fujiya-hostel.jp/

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上甑島・中甑島から下甑島へ

上甑島を十分楽しんだら、次は下甑島へ向かいます。今は船でしか渡ることができませんが、実は現在中甑島と下甑島をつなぐ橋を建設中なんです。

完成予定は2020年。開通すれば島の行き来もしやすくなり、より観光スポットとしても注目されること間違いなし。美しい海の上をドライブできる絶景スポットとしても、話題になるかも?

天然の椿油づくり&海鮮アヒージョを体験

甑島の名産品はきびなごだけではありません。天然の椿がたくさん自生していることから、椿油も生産されています。椿の実を割ってつぶし、約20分蒸してから搾ります。ふたりの様子を見ていると、なかなか実を割る作業が難しいみたい?

島のお母さんによると、蒸したあとは時間が経つと固まってきてしまうらしく、温かいうちにすばやく搾ることが大切だそう。「お母さん、このやり方でいいの⁉︎」と焦る声が聞こえてきますが、大丈夫です。お母さんが丁寧に教えてくれるので、誰でも椿油を搾って持ち帰ることができます。

蒸している20分のあいだには、海鮮のアヒージョ体験も。魚介のエキスが染み込んだアヒージョをパンにつけて食べると、もう絶品。椿油を搾ってもいない私は、ちゃっかりつまみ食いだけしていました……なんかすみません。

■詳細情報
・名称:椿油搾り体験と甑の魚介のアヒージョ試食
・住所:〒896-1521 鹿児島県薩摩川内市下甑町青瀬642 青瀬地区コミュニティセンター内
・地図: ・開催時間:毎日開催 9:00〜16:00の間の1時間
・料金:大人・小人1,500円
・所要時間:1時間
・公式サイトURL:https://satsumasendai.gr.jp/reservation/product/1713/

センス溢れるおしゃれなカフェでランチ

鹿児島の離島にこんなおしゃれなカフェがあったなんて……! 島のお母さんが1993年から営む「山想」は地元の人に愛される、住宅街にひっそりと佇むカフェ。看板も小さいのでパッと見は普通のおうちにしか見えない、隠れ家的なおすすめの場所です。

一面に島の花で作られたドライフラワーが飾られており、飾られているインテリアもかわいいものばかり。木のぬくもりを感じられる店内で、ゆっくりとランチを楽しめますよ。

ボリュームたっぷりのランチメニューは、毎日お母さんが考えているそう。使っている野菜の多くはお友達からもらっているそうで、そんな島の温かい交流にもほっこりします。

食事終わりには「これ、食べる?」とみかんをくださったり、「今日は波が高いから船が出るか心配だね」なんておしゃべりを楽しんだり、アットホームな雰囲気に和みました。都会で荒んだ心が、島の人と交流するたびに癒されていく気がします。なんだか私、だんだんいい人になってる気がする。

■詳細情報
・名称:山想
・住所:〒896-1411 鹿児島県薩摩川内市下甑町長浜29
・地図:
・営業時間:10:00〜16:30
・定休日:水・日曜
・電話番号:09969-5-0137

昔ながらの町並みが残る武家屋敷通りをお散歩

下甑島の南に位置する手打集落では、美しい武家屋敷通りが見られます。美しい石垣と緑に囲まれ、まっすぐと伸びる道はなんだか趣があってすてきですよね。

歩いている姿も画になるので、ここで写真撮影をするのもおすすめ。

ふたりが楽しく歩いていると、島のおばあちゃんに遭遇。「どこからきたの?」から会話がはじまり、最後には「うちに上がってお茶でもどう?」なんて、お家にお呼ばれしちゃいました。

残念ながら時間がなかったのでお邪魔はしませんでしたが、そのあと再び偶然おばあちゃんにばったり。なぜか大量に飲み物をもらうという、ほっこりする場面もありました。そんな島の人との何気ないやりとりも、しま旅の魅力ですよね。

「てうちん浜や」で島グルメに舌鼓

夕食を食べようと向かったのは、手打港旅客待合所だった場所をリニューアルして生まれた「てうちん浜や」(海の駅指定)。「秋太郎」の名前で知られるバショウカジキや、島で「すすごはん」と言われる寿司ご飯など、島ならではのグルメを楽しめます。

どれもとってもおいしくて、ついつい箸が進んじゃいます。すすご飯、お代わりしたくなるほどおいしかった……(お腹いっぱいで断念しました)。

気さくなオーナーさんは、革製品も作っているそうでお店でレザークラフト体験も可能なんだとか。

また訪問時は野球の試合が行われていたことから、店内のテレビで一緒に観戦して盛り上がりました! 「あれ、離島にいるのにスポーツバーに来たのかな?」と思ったほど。観光地をまわる旅もいいけれど、こんな風に島の人と触れ合う旅もいいですよね。

■詳細情報
・名称:てうちん浜や
・住所:〒 896-1601 鹿児島県薩摩川内市下甑町手打61
・地図: ・アクセス:長浜港から甑かのこゆりバスで約25分
・営業時間:ランチサービスタイム:11:00~14:00 (ラストオーダー14:00)/カフェ・売店:11:00~20:00(ラストオーダー20:00)、閉店21:00
・定休日:火曜日
・電話番号:09969-7-0005
・公式サイトURL:https://satsumasendai.gr.jp/spotlist/39280

コンドミニアムタイプの「宿屋◯△□」へ

下甑島で宿泊したのは、コンドミニアムタイプの「宿屋◯△□」。中に入ると、まず部屋の広さにびっくりします! ベッドもそれぞれの部屋にひとつずつあり、まるで自分の部屋に帰ってきたような気分(部屋によって間取りは異なります)。

キッチンや調理道具、食器類などもそろっているため、簡単な調理をすることも可能です。食材を買ってきて、部屋で料理するのも楽しそう!

ふたりも料理するのかな……と思いきや、おかしパーティーが始まっている模様。今夜はガールズトークに花咲かせるんでしょうか。女の子の恋バナは本当に容赦ないので、男子諸君は耳をふさいでいてください。

■詳細情報
・名称:宿屋◯△□
・住所:〒896-1601 鹿児島県薩摩川内市下甑町手打 1283−1
・地図: ・営業時間:8時00分~21時00分
・電話番号:09969-6-5757
・公式サイトURL:https://serviced-accommodation-295.business.site/

お土産は、島の焼酎「吉永酒造」

下甑島を離れる前に、最後に訪れたのは「吉永酒造」。先代杜氏の名前がつけられた「五郎」や亀壺で熟成された「亀五郎」、そして雑誌「dancyu」の「まろやかなタイプ」焼酎部門で1位に選ばれたこともある「甑州」など、どれも島の人にとっては欠かせない焼酎が作られています。

また年間約1,300本しか瓶詰めを行わないため、島外に出回らないレアなお酒「おと姫」もこちらで販売されています。まろやかな口当たりが特徴の甑州よりも、強めでしっかりとしたお味。

こちらではそれぞれ試飲もできるので、好みの味を確かめてお土産に購入するのもおすすめです。

■詳細情報
・名称:吉永酒造
・住所:896-1601 鹿児島県薩摩川内市下甑町手打1239-1
・地図: ・電話番号:09969-7-0027

また来るね、甑島!

まだまだ甑島を楽しみたいけど、残念ながらお別れの時間。前回は絶景スポットを中心にまわったけれど、今回は島の人との交流が印象に残った旅でした! 話してみなければわからない島の暮らしや、すてきなエピソードをたくさん聞くことができて、エネルギーチャージされた気分。

またシマバルでお酒を飲みながらお話したいし、島のお母さんのお家にもお邪魔してみたい。鹿児島の離島・甑島には、不思議とまた帰ってきたくなる魅力にあふれていました。ジェットスターを利用すれば、気軽にしま旅を楽しめるから、またすぐにでも帰ってこよう。

待っててね、甑島! 次はどんな体験ができるんだろう。

All photos by shigeki naganuma

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