【種子島】1日2時間しか見られない絶景
「ここでしか手に入らない」「限定◯名」などの限定モノに弱い方、心の中で小さく手を挙げてください。謳い文句とわかっていながらも、どうしても惹かれてしまう。引き寄せられる不思議なパワーがあるんですよね、うんうん、わかるわかる。
離島にハマりつつある私・阿部サキソフォンは鹿児島の種子島を訪れたのですが、まんまと限定モノに引き寄せられてしまいました。種子島=ロケットの浅はかなイメージしか持っていなかった私にとっては、まさに目から鱗の情報を得たのです。
種子島に「1日2時間しか見られない絶景」があるという噂。気になるに決まってる。
というわけで成田から鹿児島までジェットスターでびゅーんとひとっ飛び、そこから高速船で1時間半ほど揺られて種子島へ!(東京(成田)発の便は片道5,990円〜、名古屋(中部)発は片道4,990円~という破格)
絶景はもちろん、たくさんの魅力的なスポットを発見しちゃいました。
今回は一緒に旅をしたのはこちらのお二人
いつもは寂しく一人旅が多いわたしですが、今回は素敵な写真を撮影するインスタグラマーの@ayance__(写真左)と@a_zono(写真右)と一緒に種子島を旅してきました!
同じ場所を訪れて写真を撮っていたはずなのに、彼女たちのインスタにアップされた写真はまるで別物。おしゃれな加工はもちろん、構図や写りこませるアイテムなど、随所にこだわりが見られます。
本記事ではお二人のインスタグラムも交えながら、種子島スポットを紹介します♪
オーシャンビュー!絶好のロケーションでランチ
早速噂の絶景……ではなく、まずは海を眺めながら食事ができる「eastcoast」へ。オーシャンビューの席で島のグルメを食べられるなんて、そんな贅沢……喜んでさせていただきます。
まずはカウンターで乾いた喉を潤します。南国に来ると、ビタミンカラーのドリンクを頼みたくなる不思議。
お店のおすすめメニューは「鉄浜スペシャルプレート(800円)」。自家製ピリ辛サルサソースのタコライスに骨付きソーセージのコンビは、美味しそうな香りが漂ってきて食欲をそそります。
「鉄浜カレー(800円)」には種子島産の黒豚や地野菜など、地元の食材がふんだんに使われている辛さ控えめのカレー。写真を撮っていると、美味しそうな香りの誘惑がえげつない。
目の前に鉄浜海岸を見ながらランチなんて、デートにぴったりすぎるロケーション。男子諸君は、ちゃんとメモしておくように。女子諸君は、さりげなく提案してみましょう。
・名称:eastcoast
・住所:鹿児島県西之表市安城140-2
・営業時間:AM 11:00 ~ PM 17:00(ラストオーダー16:30)
・定休日:火曜日
・電話番号:0997-25-0763
・公式サイトURL:http://www.eastcoast.jp
破格のバーガーが美味しすぎる
お腹がペコペコでがっつり食べたい! という人には「ステッピンライオン」がおすすめ。中種子の街中にあるこちらは、中南米をイメージさせるカラフルな外観が目印です。
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お店の周りをぐるっと回ってみると「JAMAICA」の文字を発見。店内からはレゲエの音楽が聞こえてきます。
どんな奇抜な店内かと思いきや、あのライオンの壁の後ろには落ち着いた空間も。ちょうど訪れた時間帯は、ママ友グループの方が食事を楽しんでいました。
注文したのは、「ライオンスペシャル(620円)」にアボカドトッピングを追加、「ロワイアルチーズ(680円)」(セットでポテトも追加しています)。
驚くべきは、この値段。これだけのボリュームがありながら、600円台というのだから驚きです。これを東京で出したら余裕で1,000円超えるわ……と思っていたのですが、お店の方によると「近所の小学生が立ち寄れるように、この価格で提供している」とのこと。
その心遣いが素敵すぎます。絶品バーガーをこの価格で当たり前に食べている、島の小学生が羨ましい。もうシェイ◯シャックとか行けない。
そして「ジャークチキンボール(980円)」アボカドトッピングを追加、「ジャークチキンプレート(980円)」が運ばれてきます。このチキンにかかっているソースが絶品すぎました。
せっかくなので、ジャマイカライオン(?)の前でパシャリ。島の子どもに生まれたかったと思った瞬間でした。ちなみに食事は複数人でシェアしたのですが、バーガーが美味しすぎたあまりみんながすごいスピードで食べ始め、一人だけバーガーを食べられないという事態に。
いい大人が奪い合うほど、美味しかったのでぜひご賞味あれ。
・名称:ステッピンライオン
・住所:鹿児島県熊毛郡中種子町野間5293-1
・営業時間:11:30~19:00(ラストオーダー)
・定休日:火曜
・電話番号:0997-27-0502
種子島のフォトスポットをまわろう
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腹ごしらえをしたら、フォトツアーへ出かけます。最初に訪れたのは「アコウのアーチ」。台風で倒れたアコウの木が、幹から根を生やしてこのようなアーチの形になったのだとか。どこからか、トトロでも出てきそうな雰囲気です。
駐車場などはなく普通に車が行き来する通りですので、立ち寄って撮影する際は十分に注意してください。
アコウの木、通称「絞め殺しの木」。なんだか恐ろしい名前ですが、動植物によって運ばれたアコウの種子が他の木の幹などから発芽し、気根が絡みつき元の木を枯らしてしまうのだとか。その様子から「絞め殺し」の名前が付いているそうです。
一見すると、ウクライナの「愛のトンネル」に似ているような気もします。どちらも蚊が多いので、虫除け対策はお忘れなく。
・名称:アコウのアーチ
・住所:鹿児島県西之表市安城下之町
島に来たなら海も楽しみたい!
せっかく、島に来たのだから海は外せません。この日はあいにくのお天気だったのですが、少し晴れ間が出たのでその隙に撮影。
ここでようやく、種子島らしいスポットが登場します。この写真、普通にみると海ではしゃぐ美女二人……なのですが、よーく見てみると後ろに何かありませんか?
そう! 後ろに見えているのは、日本最大のロケット発射場である「種子島宇宙センター 」。海岸線沿いに建てられているので、発射台をバックにビキニで撮影、なんてことができちゃうんです。
ちなみにロケット発射日が近くなると、ホテルなどの宿泊施設が混雑するそう。種子島に行かれる時は、発射の予定を照らし合わせて早めに予約をした方が良さそうです。
島の食材を使ったジェラート
グルメを満喫したり絶景を楽しんだりするのもいいけれど、やっぱり旅にスイーツは欠かせない! 次に目的地に向かう途中、「種子島の恵みいっぱいジェラート」という、見るからに美味しそうなジェラート屋さんを発見しました。
店内がものすごく可愛い……!お姉さんも可愛い。赤ボーダーの制服も可愛い。
ジェラートが輝いて見えるのは、気のせいでしょうか。いや、きっと気のせいではないはずです。キラキラしています。気になるフレーバーばかりで目移りしながら、私がオーダーしたのは……
\安納芋のジェラート/
せっかく鹿児島に来たし、安納芋を味わないと! と思い、オーダーしたのはこのフレーバー。安納芋って割と味が「濃いいいい」イメージだったのですが、食べてみてびっくり。
知っている安納芋の甘さはありながらも、口当たりがとってもさっぱりしているんです。途中で甘さに少しもたれてしまうかな……と思っていたのですが、そんな心配もよそにペロッと完食してしまいました。オンラインストアでも注文できるようなので、気になる方はぜひ。
・名称:種子島ジェラートHOPE
・住所:鹿児島県熊毛郡南種子町平山500-131
・営業時間:11:00~18:00(オフシーズンは~17:00)
・定休日:火曜
・電話番号:0997-22-9566
・公式サイトURL:https://gelato-hope.com/
夕食は「インギー鶏」三昧
上の写真はたけのこですが、夕食は食事処「美の吉」では南種子町の特産品「インギー鶏」尽くしの食事をいただきました(女将さんが「今日採ってきたの〜」とサービスしてくださったたけのこが、あまりに美味しかったので、つい)。
インギー鶏とは、むかし南種子町に座礁した英国の船を島民が助けたことから、お礼にと譲渡された11羽の鶏のこと。それから大切に継承されているのだといいます。
自家農園で育てられた新鮮な「インギー刺身(1,500円)」や、
インギー焼き鳥にインギー陶板焼、インギー鶏の親子丼にインギー汁など、インギー鶏のフルコース。鶏肉の味に深みがあるので、どのお料理も優しい味付がとても合うんです。
ちょっと頼みすぎたかな? と心配していたのですが、このあと「インギーラーメン(700円)」も頼んでしまうほどインギー鶏にハマってしまい、大満足な食事でした。
・名称:美の吉
・住所:鹿児島県熊毛郡南種子町中之上2264-4
・営業時間:7:30~20:30(ラストオーダー)
・定休日:年中無休
・電話番号:0997(26)0033
・公式サイトURL:http://minokiti.main.jp/
連泊したい素敵なお宿
最後に、素敵なお宿をご紹介。「SANDALWOOD」は2009年にオープン、2013年には別館がオープンしました。
朝食は種子島の赤米ごはんや自家製野菜の野菜サラダ、新鮮なパッションフルーツなど、島らしさが詰まったメニュー。天気がいい日には、中庭のテラスでいただくこともできます。
この日も外で食べたかったんだけど、前日に雨が降っていたこともあり断念。せめて雰囲気だけでも……と写真を撮っていたら。
綺麗な虹が出ました! しかもうっすらと二重になっている! 朝からとっても幸せな気持ちになれたので、このホテルをおすすめします(単純)。
景観や食事が素晴らしいのはもちろんのこと、こちらのホテルはそれ以外もすごいんです。ほら、ロビーから漂うおしゃれ感。
離島のホテルとは思えないほど洗練されたおしゃれ空間に、鹿児島にまつわる書籍もずらり。やっぱりロケットは欠かせないよね。
お部屋も十分な広さがあってのびのび……って寝るのはまだ早い! 美味しいごはんやおしゃれな空間だけでも満足なのですが、実は全室「かけ流し天然温泉」という贅沢さ!
少しトロッとしたお湯に浸かって、1日の疲れを流しちゃいましょう。ぬるめのお湯に長い時間浸かると良いそうです。目指せ、ピチピチの美肌美人。
そして次の日は、ようやく冒頭で話した「2時間しか見られない絶景」へ。見られる時間が限られているので、私たちはSANDALWOODに宿泊した次の日の朝、目的の場所へ向かいました。
・名称:SANDALWOOD
・住所:鹿児島県熊毛郡南種子町中之上525
・電話番号:0997-26-0015
・公式サイトURL:https://www.hotel-sandalwood.com/
自然が作り出したわずか2時間限定の絶景とは
ホテルを出発して、浜田海水浴場を目指します。この時、時刻は朝の9時。最初に「1日2時間しか見られない」と言いましたが、この絶景を見るためには時間が大切なポイントです。
絶対に調べてほしいのは「干潮」の時間。こちらは、干潮の時にしか見られない絶景なのです。
やってきたのは「千座の岩屋」。波の侵食によって形成された、種子島最大の海蝕洞窟です。千が座ると書く由来は、その洞窟の中に千人が座れるという言い伝えからなのだとか。
なぜか危ない岩場を歩いて洞窟まで向かいましたが、靴を脱ぐかサンダルを履いた上で、普通に浅瀬を歩いた方が安全です。女性もヒールは避けた方がいいかも。
ツルツルと滑る岩場をビビりながら進んでいくと、洞窟が見えてきました。さてさて、中に入ってみると……
か、かっちょいい。
洞窟って、こんなにテンションが上がるものだったっけ。自然が作り出したこの美しい造形に、ただただうっとりするばかりです。暗い洞窟の中を外から差し込む光が照らして、侵食された岩のうねりを映し出してとても幻想的。
聞こえてくる波の音が心地よくて、いつまでも耳を澄ましていたくなります。
反対を振り向いてみると、これまたかっこいい光景が。なんかこう、洞窟って不思議と冒険心を揺さぶってくるから、映画の「トゥームレイダー」とか「ナショナル・トレジャー」とかを思い出します。
この美しい景色を見られるのは、1日2時間だけ。限られた時間だからこそ、その時間を目一杯楽しみたい。
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さ、さすがインスタグラマー……。この日は少し曇りだったけれど、お天気の日は空も青く写ってもっと幻想的になるはずです。
ついつい記事のタイトルにしちゃうほど感動したので、種子島を訪れた際は絶対に訪れてほしい! 星5つ★★★★★の絶景スポットでした。
絶景、グルメ、自然を楽しむ「しま旅」
1日2時間しか見られない絶景や、種子島でしか食べられない貴重なグルメ、そして日々の疲れを癒してくれるスポットが盛りだくさん。週末を近場で過ごすのもいいけれど、たまには少し遠出して「しま旅」を楽しんでみるのもいいかも。
いつもより時間がゆっくり流れるような、リラックスした気分で旅を楽しめるはずです。
ジェットスターは、最低価格保証でいつでも最安値をお約束*しています。
鹿児島へは、東京(成田)から片道5,990〜円でたったの2時間、名古屋(中部)からは片道4,990円~でなんと1時間半。jetstar.comや公式アプリからの購入が一番おトクです!(*諸条件が適用されます)
さらに受託手荷物がない場合には、国内LCC初の便利なモバイル搭乗券を使うとチェックインカウンターに寄る必要なし! 空港に着いたらそのまま搭乗ゲートまで向かうことができます。予約から搭乗手続きまでスマホ1つで済むので、今までよりもっと気軽に旅できそう。
そして、見逃せないのがジェットスターのセール。毎回驚くような価格で提供されているので、次のセールの時には、鹿児島行きを予約する気満々です。セール情報は、無料のメルマガJetMailや公式SNS(Facebook:@JetstarJapan / Twitter:@Jetstar_Japan / Instagram:@jetstar_japan)からGETできるので要チェック!
周りの子とは少し違う「しま旅」をしてみませんか? 特設サイトには他にも魅力的な鹿児島の離島トリップが紹介されています。ジェットスターで鹿児島まで飛び、ぜひ特別感・非日常感を味わえる「しま旅」を体験してみて。
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