生口島の観光情報【アクセス・観光スポット・グルメ】
しまなみ海道のほぼ真ん中に位置する生口島。日本一の生産量を誇る島産レモンを使ったスイーツや、たこ料理、島内のあちらこちらにあるアート作品を見学しながらのサイクリングなど、楽しみがいっぱいの島です。
生口島(いくちじま) はどこにある?
生口島は広島県尾道市に属し、尾道から18kmの場所にある島で、まわりを因島や高根島、佐木島、今治市の大三島など、多くの島に囲まれています。瀬戸内海を縦断するしまなみ海道(西瀬戸自動車道)が通っている島でもあります。
生口島へのアクセス情報
車、バイク、自転車、フェリーなどの手段で渡ることができる生口島。車やバイク、自転車の場合は、広島県尾道市、または愛媛県今治市から、瀬戸内しまなみ海道(自転車・歩行者専用道あり)を利用して渡れます。フェリーを利用する場合は、三原市三原港、須波港、尾道市糸崎港から乗船可能です。フェリーには自転車を積むことができるので、生口島まではフェリーを利用し、現地でサイクリングという楽しみ方もおすすめ。
・交通情報サイトURL:http://umihitop.webcrow.jp/4acsess/acsess.html
生口島の観光スポット
1.瀬戸内しまなみ海道・生口橋
因島と生口島の間にかかるのが「瀬戸内しまなみ海道・生口橋」。この生口橋は、背の高い塔から張り出したケーブルを橋桁につないだ「斜張橋」と呼ばれる工法の橋です。コンクリートと鋼の2種類の異なる素材を使った独特の形状となっています。車や自転車で支柱の下を通るとき、上を見上げて見るときれいですよ。
・名称:瀬戸内しまなみ海道・生口橋
・住所:広島県尾道市因島
・アクセス:瀬戸田港から徒歩
・電話番号:0845-27-0051 尾道観光協会瀬戸田支部
・料金:見学無料(※通行料別途)
・公式サイトURL:http://www.go-shimanami.jp/spot/?a=91
2. 平山郁夫美術館
平山郁夫氏は、生口島の瀬戸田町に生まれ、東京で日本画を学び、 シルクロードや仏蹟をモチーフに絵を描き続けた日本画家です。「平山郁夫美術館」では、平山氏の幼年期からの作品を、時系列に沿って見学することができます。平山氏の作品は、砂漠の風景が好きな人におすすめです。
・名称:平山郁夫美術館
・住所:広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
・アクセス:瀬戸田港から徒歩10分
・営業時間:9:00~17:00 (入館16:30まで)
・定休日:原則無休
・電話番号:0845-27-3800
・料金:一般900円 大学・高校生400円 中学・小学生200円
・公式サイトURL:http://hirayama-museum.or.jp/
3.島ごと美術館
1989年に、生口島を舞台に企画されたアートプロジェクトが「瀬戸田ビエンナーレ」。その際に企画制作された、屋外彫刻17作品が「島ごと美術館」として、島を1周するようなかたちで展示されています。
川上喜三郎氏の「ベルベデールせとだ」は、海の満ち引きによって表情を変える作品。潮が引いていれば砂浜から直接登ることができますし、夏の時期には海で泳ぐ子どもたちが、作品を飛び込み台にして遊んでいることも。風景に溶け込むユニークな立体作品を、サイクリングしながら見てまわるのはおすすめです。
4.耕三寺&未来心の丘
耕三寺(こうさんじ)は、浄土真宗本願寺派の仏教寺院で、1936年(昭和11年)に開かれた新しいお寺です。このお寺は、大阪で活躍していた実業家、耕三寺耕三氏が、実母への感謝をこめて建立したものです。敷地内には、国の登録有形文化財に指定された15のお堂や塔が、豪華絢爛に立ち並んでいます。
敷地内にある「未来心の丘」は、5,000平方メートルもの広さの大理石庭園。イタリアで採掘した石をコンテナで運び、彫刻家の杭谷一東(くえたにいっとう) 氏が作り上げた庭園は、ここが日本だとは思えないような清涼感のある別世界を作り上げています。
・名称:耕三寺
・住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
・アクセス:瀬戸田港から徒歩10分
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:なし
・電話番号:0845-27-0800
・料金:大人1,400円、大学生1,000円、高校生800円、シニア(65歳以上)1,200円、中・小学以下無料
・公式サイトURL:http://www.kousanji.or.jp/
5.瀬戸田サンセットビーチ
「日本の名海水浴場88選」に選ばれている生口島の「瀬戸田サンセットビーチ」。800mもの長さを誇るビーチ近くには、シャワーやトイレ、更衣室があるほか、レストラン、売店、キャンプ場の設備があります。夕日がきれいなビューポイントですが、沖合には、NHKで放送されている人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった無人島も見えます。
・名称:瀬戸田サンセットビーチ
・住所:広島県尾道市瀬戸田町垂水1506-15
・アクセス:瀬戸田港から徒歩
・電話番号:0845-27-1100 SBせとだ共同企業体
・公式サイトURL:http://www.onomichi-sunset-beach.jp/
生口島のスイーツ
パティスリー・オクモト
島の約半分の面積が山の斜面のため、はっさくやレモンなどの柑橘類の生産がさかんな生口島。生産量日本一のレモンは、低農薬で防腐剤やワックスを使わないナチュラルなレモンとして価値を認められています。
生口島出身のオーナーが開発したレモンケーキ「島ごころ」は、フレッシュな「瀬戸田レモン」をふんだんに使ったスイーツのシリーズ。レモンケーキやドーナツ、ゼリーなどが揃います。お店で購入してイートインすると、コーヒーのサービスが付いてくるのが嬉しいですね。
・名称:パティスリー・オクモト
・住所:広島県尾道市瀬戸田町沢209-32
・アクセス:瀬戸田港から徒歩4分
・営業時間:10:00〜17:00
・定休日:年中無休(1/1除く・臨時休業有)
・電話番号:0845-27-0353
・公式サイトURL:http://www.patisserie-okumoto.com/docs/index.html
ドルチェ
しまなみ海道のオープンに合わせてお店を始めたというジェラート屋さん「ドルチェ」。今では、観光客や島を訪れるサイクリストたちに人気で、開店前に行列ができることもある人気店。お店には、生口島の「瀬戸内レモン」や、周辺の特産品を使ったジェラートが、常時30種類ほど並びます。
お店一推しのジェラート「レモンと伯方の塩 」は、濃厚なのにさっぱり感があると好評。ほかには「デコみかんと伯方の塩 」「アイスなくりーむぱん」などもおすすめ。お店の前のウッドデッキに座り、海を見ながらゆっくり味わいましょう。
・名称:ドルチェ
・住所:広島県尾道市瀬戸田町林20-8
・アクセス:瀬戸田港から約3km、車で約5分、自転車で約15分
・営業時間:10時~日没
・定休日:なし
・電話番号:0845-26-4046
・公式サイトURL:http://www.setoda-dolce.com/
生口島のグルメ
玉木商店
生口島で創業50年の「玉木商店」は、ローストチキン専門店。創業以来継ぎ足しながら使用している秘蔵のタレでこんがりジューシーに焼き上げられたチキンは、午前中で売り切れになることもあるほどの人気です。
・名称:玉木商店
・住所:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田511
・アクセス:瀬戸田港から徒歩10分
・営業時間:9:00-18:00頃(売り切れれば終了)
・定休日:火曜日
・電話番号:0845-27-0239
・公式サイトURL:http://www.shimahito.com/topics/02shiomachi/04.php
蛸処 憩
瀬戸内に来たらやっぱり新鮮な魚介を食べたいですよね。「 蛸処 憩」は、生口島の近くで採れたばかりの真ダコを使った蛸料理の人気店。「蛸飯」や「たこ天丼」で、 ぷりっとした歯ごたえのたこの旨みをじっくり味わってみてください。
・名称:蛸処 憩
・住所:広島県瀬戸田町瀬戸田529-5
・アクセス:瀬戸田港から徒歩10分
・営業時間:11時~15時
・定休日:水・木曜日※ラストオーダー14時半
・電話番号:0845-27-0105
・公式サイトURL:https://www.ononavi.jp/eating/japanease-style/detail.html?detail_id=459
生口島の宿
ちいさなお宿Link 輪空
「ちいさなお宿Link 輪空」は、ネーミングからもわかる通り、サイクリストたちが集まるお宿。自転車に関する工具やパーツが揃っているので、乗ってきた自転車にトラブルがあっても、修理と調整をお願いできます。海が目の前にある最高のロケーションで、マウンテンバイクやロードバイクのレンタルも可能。自転車で生口島を周ってみたい人におすすめです。
・名称:ちいさなお宿Link 輪空
・住所:広島県尾道市瀬戸田町宮原2317-10
・アクセス:しまなみ海道「生口島北IC」より車で約10分
・営業時間:チェックイン16時 チェックアウト9時半
・定休日:年末年始
・電話番号:0845-28-0633
・料金:1泊2食付き平日10,000円、土・祝祭日の前日11,000円、大型連休・お盆12,000円
・公式サイトURL:https://setoda-link.jimdo.com/
しまなみ海道の景色を味わおう
しまなみ海道のほぼ中央にある生口島の基本情報をご紹介しました。サイクリングや島のあちらこちらに展示されている屋外の彫刻作品、レモンを使ったスイーツと魚介のグルメなど、自然以外にも見どころ・楽しみどころがいっぱいの島。生口島を味わいつくすには、1日だけでは物足りないかもしれませんね。