因島の観光スポット19選

皆さんは、因島(いんのしま)という島をご存知でしょうか？名前は聞いたことあっても、具体的にどんな場所なのか、思い浮かばない方も多いともいます。

しまなみ海道の中でも、本州・尾道寄りに位置する因島には、自然を感じられる場所、雄大な景色、そして歴史を感じられる見どころなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

今回は、そんな魅力溢れる因島に旅行に行った際、必ず訪れるべき観光スポット19ヶ所を厳選してご紹介いたします。

因島に行ってみての感想

瀬戸内海に浮かぶ温暖な因島。「八朔」発祥の地、そしてポルノグラフィティのふるさととしても有名な場所で、見ごたえのある観光スポットも数多くあり、週末旅行などにもおすすめの場所です。

白滝山、因島フラワーセンター、しまなみビーチなどを訪れましたが、どの場所もとても美しく、島全体の時間がゆったりとしており、のんびり観光することができました。私は車で因島へと向かったのですが、海岸線をドライブしていると、瀬戸内海の穏やかな景色を眺めることができて楽しかったです。

因島は八朔の地として有名なので、八朔を使った珍しいスイーツがたくさんありました。特におすすめなのは因島大橋のふもとにある、はっさく屋が販売している「はっさく大福」です。さっぱりとしていておいしいですよ。

以下、観光スポットの一覧となっています。

因島大橋

この「因島大橋」は、向島と因島を結ぶ全長1270mの吊橋です。中央支間長は770ｍを誇り、完成時には日本一の長さだったといいます。

橋の全景はもちろんのこと、美しい瀬戸内海とのコントラストも最高！橋は2層構造になっていて、下の部分は徒歩や自転車などでも通行することができます。

白滝山

標高226.9メートル！因島を代表する景観スポットとして人気の「白滝山」。四季折々の自然が美しく、訪れる人々の目を楽しませています。

白滝山の参道や山頂付近には、五百羅漢（実際は700体程度）の石仏が点在しています。これは、1830年に一観教の創始者・柏原伝六とその弟子たちが作った、歴史あるものだそうです。

因島フラワーセンター

家族や友達とゆったりと観光する場所としてオススメの「因島フラワーセンター」。

このフラワーセンターは白滝山のふもとにあり、花壇には様々な種類の美しい花々が咲き誇っています。人々の交流の場として無料で開放しており、休日には観光客や家族連れで賑わうそうです。

福山大学マリンバイオセンター水族館

瀬戸内海に生息する生き物たちに、親しみをもって接してもらおうという願いを込めて建設された「福山大学マリンバイオセンター水族館」。

この水族館では、学生の方たちが季節に合わせて展示を変えたり、手作りのポスターで分かりやすく魚の解説をしてくれています。スイスイと泳ぐ魚は、見ていて気持ちが良いですよ◎

因島公園

国立公園特別地域に指定された『因島公園』からは、瀬戸内の島々が一望できます。公園内には高さ5メートルの鯖大使像やつれしおの石ぶみ（文学の散歩道）などがあり、見どころ豊富です。

また春には1000本の桜、秋には紅葉が名物となっており、ここから見る夕日は因島八景のひとつに選ばれています。

しまなみビーチ

「しまなみビーチ」は向島と因島を結ぶ因島大橋のたもとにあり、美しい瀬戸内海の島々や行き交う船を眺めながら海水浴を楽しむことができます。

また泳ぐ以外にもビーチでゆっくりと夕日をみたり、夜には星空を眺めたりすることもできます。しまなみビーチから見る景色は、格別だそう！

重井西港斜面の除虫菊畑（馬神除虫菊畑）

因島の春の風物詩として人気の除虫菊畑。白い花が丘一面に広がり、真っ白な絨毯（じゅうたん）の様なとても綺麗な風景がゴールデンウィークごろに見られます。

除虫菊とはキク科の多年草であり、明治時代に日本に輸入され因島をはじめ瀬戸内海で多く生産されてきました。今では殺虫剤などの分布により本来の役目を終え、因島では観光用に栽培をしています。

生口橋

瀬戸内しまなみ海道を構成する橋のひとつ生口橋は因島と生口島を結ぶ橋。完成当時は世界最長の斜張橋として1991年に誕生しました。

自転車での通行も可能なので、サイクリングコースとしても多くの人がこの橋を渡ります。（歩行通行も可能です）。また、因島の金山港から観る夜景はとても綺麗なのでおすすめですよ！

因島アメニティプール

しまなみビーチに隣接する因島アメニティプール。例年7月中旬～8月中旬の期間にオープンします。目の前にしまなみビーチがあるので、海水浴もでき、因島大橋も見えることから素敵な景観も味わえるなんて素晴らしい！

プールには75mと57mの2本スライダーがあり、小さい子供向けのプールもあるので安心して子供から大人まで大人気のプールです。

本因坊秀策囲碁記念館

大人気漫画の「ヒカルの碁」にも登場した棋聖・本因坊秀策の記念館は本因坊秀策の生家に建てられました。館内には秀策の偉業や生涯、企画展などが展示されています。復元した生家では囲碁の対局や勉強会にも使われているそうです。

また記念館の隣接する場所に「本因坊秀策の碑」、徒歩10分の地蔵院には「本因坊秀策の墓」があります。これらにはいまだファンが多く訪れているそうです。囲碁ファン、ヒカルの碁ファンは必見のスポットですよ！

地蔵鼻

江戸時代にこの辺りの城主が美しい娘を側室にむかえようとしましたが断られ、その娘を殺してしまいました。しかし娘の霊に悩まされたため、慰めるために作られたという地蔵尊がこの「地蔵鼻」です。

悲話ではありますが、現在はこの地蔵鼻に祈願し、周りの小石を持ち帰ると恋が叶うとして女性に人気のスポットになっています。また子授け・安産にも効果があるそうです。干潮のときにしか姿を表さないので訪れる際はよく確認しましょう。

大山神社

大山神社は世にも珍しい「自転車の神様」として有名な神社。多くのサイクリングリストが訪れ、境内にも自転車置き場があります。毎年5月には自転車神社祭が開催されるので、サイクリングリストは必見のお祭りです。

また御祭神大山積大神は建築の神様であり、因島村上水軍の守護神として崇められていました。なお境内には耳の神様として有名な耳明(みみご)神社もあります。

因島水軍スカイライン

因島水軍スカイラインは島の東部にある県道366号線の愛称で、道路の途中では瀬戸内海が一望できる素晴らしい景色をのぞむことができます。

しかし道路勾配9%という坂があるのでサイクリングの場合は足に自信がある人の方が好ましいかもしれませんのでご注意を！

万田発酵（工場見学）

因島にある健康商品メーカの「万田発酵株式会社」。なんとあの世界的ビッグクラブ「マンチェスター・ユナイテッドFC」の公式栄養サプリメントパートナー契約を結んでいる会社なんです。（2013～2017年契約）。

そんな万田発酵の工場見学に一度行ってみたくなりませんか？主力商品の「万田酵素」や「植物活性酵素」を使って育てた野菜類の試食もできるそうです。

青影山（青陰城址）

青影山は因島のほぼ中央にある山で、その山頂には村上水軍の城跡（青陰城址）があります。

青影～奥山ハイキングコース（全長約4km）が整備されているので、森林浴をしながら山頂を目指しましょう。山頂では瀬戸内海の島々を一眼で切る絶景ポイントなので楽しみながら登れますね。

金蓮寺

海賊・水軍ブームによって人気の村上水軍の菩提寺である金蓮寺。曹洞宗の寺院です。本堂の裏には多くのお墓があり、宝筐印塔十八基や五輪塔なども見られます。

場所は因島水軍城のふもとにあり、忘れられがちですが因島水軍城を訪れたさいは必ず寄りたいスポットです。

Cafe 夢ぅ

丘の上の古民家を改装して作られた「Cafe 夢ぅ」は、フランスや有名ホテルで修業をした店主が作る本格的なケーキが評判のお店です。金・土には行列ができるほど人気！

菜のはな

しまなみ海道・因島内、生口橋たもとにあるゆったりとしたカフェ「菜のはな」。日替りランチ、焼きたてワッフル、手作りケーキなどがあり、どれもおいしいと評判のお店です。また、テラス席では、海、島、橋を見ながらゆっくりとした時間を楽しむことができます。

因島産直センター うまや

因島で人気のラーメン屋としても知られている「うまや」。スープは魚介系のダシが効いていて、チャーシューも味が濃すぎず薄すぎず絶品です。また地元の野菜や島で獲れた魚・猪を使った料理などもいただけます。

今度の休日は因島へ出かけよう

いかがでしたでしょうか？瀬戸内海の温暖な気候の恵みを受けた、自然豊かな因島。ポルノグラフィティのふるさととしても有名なので、ファンの方はぜひ一度は訪れてみたいという思いを抱いているのではないでしょうか？

四季折々、美しい表情を見せる因島で楽しい休日をお過ごしください。